【後編】中村獅童、中村勘九郎、中村七之助共演!赤坂大歌舞伎『怪談 牡丹燈籠』中村七之助&源孝志インタビュー

2020/3/14 18:19

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

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――記者会見の時に、歌舞伎の伝統を残しつつ、TV版とは違うものにしたいとおっしゃっていましたが?

源:もちろん、全然違いますよ。まだ冒頭部分を書いていますが、TV版のスタッフも見たら驚くようなものにしたいと考えています。TVドラマ版では因果応報という部分をすごく追求しましたが、観念的、情念的なことより、舞台では、ビジュアル的に面白いもの見たな、綺麗なもの見たな という感想を持っていただけるようにしたいです。美しくて、「おっ」「ぞっ」という感じを出していきたいなと思っています。

音楽も、基本的には生でやろうと思っています。もちろん歌舞伎の黒御簾音楽を中心にしますが、ちょっと新しいものを考えています。

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――それはまだ内緒なのですね?

源:内緒というか、完璧なものができていないので、まだお伝えできないです。いろいろな意味で面白いアプローチをしていきます。赤坂大歌舞伎という華やいだイメージも大事にしたいです。

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――獅童さん、勘九郎さんとの共演についての思いをお聞かせください。

七之助:小さい時から一緒に古典も新作も様々なことに挑戦してきたので、信頼しきっています。

源:仲いいよね。

七之助:仲、めちゃめちゃいいです。言いたい事も言えますし、それはやはり獅童さんの度量の大きさで、喧嘩することもありますが、一つの何か良いものを作ろうする中での言い合いなので、後腐れないですし、目指すところが一緒なので。例えば稽古前でも、脚本を読んで、ここをこうしようという話はしないです。本読みをした時にズバっとそこを突いてきてくれる二人なので、安心です。

――『怪談 牡丹燈籠』をやりたいというお話は七之助さんからされたのですよね?

七之助:だからそのことも僕を信頼して受けてくれました。「隆行(七之助本名)が言うなら」という感じでした。

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―― 最後になりますが、これから観に来てくださるお客様に向けてメッセージをお願いいたします。

七之助:赤坂大歌舞伎はずっとやらせていただいているので、大切にしたい舞台の一つです。毎回いろいろなチャレンジをさせていただいて、今回は、歌舞伎にある演目を新作にするという二段階を経ています。この面白さを味わっていただきたいです。初めて観るお客様は歌舞伎は難しいというイメージがあると思いますが、エンターテインメント性の高いものになりますので、肩の力を抜いて観に来ていただけたらと思います。

源:今までの『怪談 牡丹燈籠』の中で、一番綺麗な、美しい『怪談 牡丹燈籠』にしたいなと思っています。ぜひ観にいらしてください。

――ありがとうございました。

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公演名: 赤坂大歌舞伎
演 目 : 怪談 牡丹燈籠
原 作 : 三遊亭圓朝
脚本・演出: 源孝志
出 演 : 中村獅童 (二役 宮辺源次郎・伴 蔵)
中村勘九郎 (二役 黒川孝助・萩原新三郎)
中村七之助 (三役 飯島露(お露)・お国・お峰)
日 程 : 2020 年 5 月 5 日(火・祝)~5 月 24 日(日)
会 場 : TBS赤坂ACTシアター
公式サイト https://www.tbs.co.jp/act/event/ookabuki2020/


 

ヘアメイク:中村優希子(Feliz Hair)
スタイリスト:寺田邦子


(文・高橋美帆/写真・篭原和也)

 

 

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