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2021年4月12日 12:00

【前編】三宅裕司&紅ゆずる&横山由依にインタビュー!熱海五郎一座『Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー 〜日米爆笑保障条約〜』待望の再起動 

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

世の中には絶対的な信頼を獲得した確固たるブランドというものがある。世界に冠たる「トヨタ」や「ソニー」など、この企業の商品なら絶対に裏切られないという強い信頼感だ。お笑いや舞台の世界において三宅裕司という名前も確固たるブランドの一つだ。絶対に面白いに違いないという観客の期待をこの何十年もの間、裏切らずに背負ってきた。その人気は衰えることを知らず完売続出のプラチナムチケットとなっている。

そんな三宅裕司率いる熱海五郎一座が約一年という時を経て再起動する。『Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー ~日米爆笑保障条約~』、コロナウイルスの感染拡大でやむを得ず昨年中止となった舞台だ。ランランエンタメでは座長の三宅裕司、豪華ゲスト女優として招かれた元宝塚歌劇団星組トップスター紅ゆずると、AKB48の2代目総監督・横山由依の三人の独占インタビューの機会を得た。

 

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横山由依  三宅裕司  紅ゆずる


取材会場にまず現れたのは紅ゆずる。ハッと目を惹く色鮮やかなグリーンドレスに身を包んだエレガントな女性らしさ。そこに一本のスポットライトを感じてしまうような元宝塚トップスターのオーラはそのままだが、一年という時を経て、女性としての美しさに磨きがかかっていた。続いてダンディーな雰囲気の中に、穏やかに空間を和らげてくれる笑みをたたえた三宅裕司。そして最後に登場した花柄のワンピースに身を包んだ横山由依。凛としながらもどこかはかなさを感じる清楚なたたずまいに清涼感が部屋の中に溢れ出す。カッコよさと面白さの落差。三宅の目指す東京の笑いにぴったりのゲストだ。

 

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――待望の再起動となったわけですが、この公演を再度実現させるのに苦労はありましたか?

三宅:まずは、もちろん全員のスケジュールを確保することですよね。でもたぶん絶対できると信じていました。絶対にやりたいと思っていましたし…。

 

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――上演を期待していました。

三宅:是非、期待して大丈夫だと思います。

 

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――紅さん、宝塚時代は次々と公演があって役作りに一年かけられるようなことはなかったと思いますが?

紅:そうですね。この一年で自分の心境にすごい変化があって、以前は「こういう風にやらねばならぬ」という感じだったんですが、今は、もっともっと自由にいろんなことを考えていいんだなと感じています。舞台は皆さんと合わせてみないとわからないところがありますし、もちろんその時々の舞台で生まれるものが一番大切なんですけど、この心境の変化が役作りにも反映されたらいいなと思っています。

 

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――熱海五郎一座では出演される皆さんのセリフを当て書きされると聞きましたが、そうなると紅さんと横山さんの役には少なからずお二人の要素が入っていると思うのですが?

三宅:そうですね。紅さんは関西弁ができる部分と元宝塚という部分が、軽演劇ですから当然笑いにできますよね。彼女(横山)はね、アイドルですから大変なんです。実生活のネタはそんなに使えないんですけど、ドラムが叩けるっていう部分を最大限に活かしています。

 

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――横山さんのドラムを楽しみにしているという声が多いですが、なぜドラムを始めたんですか?

横山:最初、エレクトーンを習っていたんですけど、練習しようと思えなくて(笑)。その時、先生がドラムを勧めてくれて、やってみたらすごく楽しく練習できたんです。ダンスが好きでリズムに乗るのが好きだったのかもしれませんね。幼稚園の年少組ぐらいから小学校6年生まで、ヤマハの音楽教室に通っていました。でも、それ以来なので大分ブランクがありますし、昔習っていたのはロックドラム。今回はジャズドラムなのでステックの持ち方も違えば、リズムの刻み方も違うのでジャズのリズムをキープするのがまだ難しいです。今回の舞台のために、家でパットを叩いたりしていたんですけど、この間久しぶりにバンド練習に行ったら、「思い切りが良くなった」と言われて嬉しかったです。やっぱり叩くのって楽しいですし、昔から好きで、今も好きだなぁって再確認できました。

 

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――ジャズは以前から聞いていたんですか?

横山:実はあまりなじみがなかったんですけど、今回ドラムのリズムをキープする時に、あぁ、ジャズってこういうリズムだよなって思って、すごく落ち着きます。おしゃれな音楽なのでこれからも聞いていこうかなと思います。

――今後のAKB48の公演にジャズ要素を入れたりとか?

横山:まだそういう予定はないですけど(笑)。そういえば、ダンスでもジャズダンスをちょっとだけ習い始めたんですよ。もしかしたらジャズっていうのが自分の今のヒントになってるのかもしれませんね。今回の舞台で自分の世界がまた広がった気がしています。

 

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――お二人を豪華ゲストに決定した経緯は?

三宅:僕が音楽と笑いが大好きなので、熱海五郎一座の舞台はそういう要素が多いんです。今回はストーリー自体「音楽」がテーマで、音楽がないと成り立たないストーリー。だから歌とダンスと音楽ができて、もちろん芝居もできる人。そしてお二人とも笑いが大好きということで決定しました。

――二人とも関西出身でお笑いネイティブですものね。紅さんは関西と東京の笑いの違いは何か感じていらっしゃいますか?

紅:なんとなくの感覚ですけど、同じ話題をひたすら突っ込み続けるのが関西っぽいお笑いだと思います。ケーキに例えると、関西の笑いは、同じ種類のクリームをこれでもかって塗りたくるって感じ。生クリームを重ねて重ねて重ねて、そこにちょっと違うものを挟んで、また生クリームを、という感じがするんです。熱海五郎一座はポップというか、生クリーム、カスタード、チョコレートみたいに、いろんな種類のクリームが次から次へと出てくるって感覚なんですよ。同じ話をしていても、ちょっとずつ違うものがポンポンと入ってくる、すごく軽妙でポップなのが熱海五郎一座さんって感じがします。

 三宅:逆に言うと、東京はね、ウケなくてもストーリーに逃げられるよう逃げ場を作っているかもしれない。大阪は自信をもって「笑いはこれだ!」って押すので、そこで確実に笑わさないといけない。逃げ場がないのかもしれないですね。だから笑いとしては本当に大変だと思いますよ。

 

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――紅さんは今まではトップスターで引っぱっていく立場でしたが、今回は三宅さんという頼もしい座長さんがいますね。

紅:そうですね。舞台を楽しむのはもちろんですけど、三宅さんの人間性というか「なんでこの人はこんなに魅力的なんだろう」みたいなのを分析する時間に充てたいなと。

三宅:ふふふふ

横山:本当ですね。三宅さんは本当に素敵な方なので、長い時間一緒にいて稽古だったり本番だったりを重ねていけるっていうのがすごく楽しみで嬉しいですし、やっぱりいろんな経験をされてきたと思うので、その中から役に取り組まれる姿勢だったりとかをいっぱい見ていきたいなと思います。

――三宅さん大変ですね。両サイドの美女から一挙手一投足を注視されて

三宅:稽古場半ばぐらいからこの考えは変わると思いますよ。

全員:笑

――SNSでは紅さんと横山さんのお二人の絡みがとても楽しみという声が多いようですが、この一年間で仲は深まりましたか?

紅:全然お会いできてないんですよ。

横山:そうなんです。

――お互いの印象はどうですか?

紅:すごい、なんか・・・私もめちゃくちゃしゃべるんですけど、めちゃくちゃしゃべりそうな気が・・・。

横山:(笑)バレてました(京都弁アクセント)?

紅:これから多分お話とかも合うんじゃないかなとすごい楽しみにしています。

横山:私も紅さんとの関西トークが楽しみなんですけど、さっき撮影中、「いい天気やな」と思って窓の外を眺めてて、紅さんと目が合った瞬間、「いい天気ですね」ってハモったので、感性が一緒な気がします。

三宅:そこ関西弁じゃなかったの?

横山:あっ、そこは ちょっとかしこまっちゃいました(笑)。

 

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後編に続く~

 

熱海五郎一座 東京喜劇『Jazzy(じゃじぃ)なさくらは裏切りのハーモニー ~日米爆笑保障条約~』は、2021年5月30(日)~6月27日(日)まで全37公演、新橋演舞場にて上演される。

公式サイトhttps://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/2021_atamigoro/

 

あらすじ
太平洋戦争も終盤のサンフランシスコ。魅惑の女性D J〝ニューヨークの桜“と共に対日謀略放送に加担している、日系アメリカ人ジャズバンド「ツインズ」のメンバーは、アメリカ敗戦!?の大統領声明を聞く。
同じ頃、空港に降り立った日独同盟軍西米国支部作戦本部長である女性海軍中佐は、アメリカ日本化計画を発令する!
その結果、バンドは、嫌いな演歌や歌謡曲を演奏しなければならなくなる。
強面な割には、キュートさも垣間見られる海軍中佐には、さらに別の顔もあった。

 

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横山由依   三宅裕司   紅ゆずる

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