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2022年4月25日 16:11

【前編】甲斐翔真インタビュー 音楽劇『クラウディア』Produced by 地球ゴージャス、18年振りに復活!「平和の外側には戦い。この争いと愛の物語がどう映るのか楽しみです」

写真/RanRanEntertainment

大野拓朗、甲斐翔真Wキャスト主演、音楽劇『クラウディア』Produced by 地球ゴージャスが2022年7月4日(月)~24日(日)東京建物Brillia HALL、7月29日(金)~31日(日)大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。本作は岸谷五朗・寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」によって2004年に初演され、今回18年振りに復活する。岸谷五朗の「反戦三部作」の第1作目で、桑田佳祐が書き下ろした「FRIENDS」ほか、サザンオールスターズの数々の楽曲で綴られるジュークボックスミュージカルである。

この物語の舞台は、「根國」と「幹國」という2つの民族しかいない世界。クラウディアとの禁じられた愛に翻弄される「根國」の剣豪・細亜羅(ジアラ)を演じる甲斐翔真に舞台への意気込みを聞いた。

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――今回のご出演が決まった時のお気持ちから聞かせてください。

アミューズのゴージャスの歴史を知っている方々からこの作品はすごく特別なものだと、指折りの名作だというのを聞いていたので、これは真摯に18年越しの思いをしっかりと汲み取りながら、18年の進んできた時代もしっかりと合わせながら、今できる『クラウディア』が届けられたなと思いました。純粋に地球ゴージャス、そして(岸谷)五朗さんの演出を受けるのがすごく楽しみですね。すごく嬉しいです。

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――岸谷五朗さんは2022年版としてすべて書き直し、新たな美術、振り付け、演出で蘇る新生『クラウディア』とおっしゃっていますね。

今の時代に戦争が起こるなんて誰も思っていなかったですけれど、こういう作品が繰り返し上演されるということは、きっと人間がずっと背負って生きていかなければいけない問題をテーマにしているので、新しい『クラウディア』がどうなるのか、キャストも全然違いますから。本田美奈子.さんが演じられたクラウディアも、今回はWキャストになって、これからミュージカル界を背負っていくようなメンバーが揃っています。扱う題材はゴージャステイストのコメディもあるのですが、ロシアの戦争もあって、今だからこそ感じられることをうまく伝えていけたらと思っています。争いということがどういう時に起こって、なぜ代償がと、そこには古典的なテーマがあると思うので、五朗さんとお話しながら作っていけたらなと思っています。

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――岸谷五朗さんとはお話する機会があったのですか?

キャラクターの話はしています。細亜羅(ジアラ)という役はすごく芯が通っていて、すごく優しくて、という役ですが、まだ深いところまでは話せていません。僕の想像するに、皆さまはストーリーを見た時に『ロミジュリ(ロミオ&ジュリエット)』っぽいと感じると思うんです。『ロミジュリ』と決定的に違うのは、もっと現実的なところです。『ロミジュリ』は現実と夢の狭間のような世界を演じていましたが、『クラウディア』は現実の方が強く、より現代に生きる人が共感しやすいです。『ロミジュリ』は自分の私生活では「そんなの、ないない」と思いますが、『クラウディア』はもしかしたら起きるかもしれないと感じさせられると思います。ロミオは世の中がどうであるのか知ったかぶりをしている想像だけの若い青年です。細亜羅(ジアラ)は、頭と心でわかっていて数々の恋愛をしてきた。そして愛も、これが愛なんだということも経験している。敵対している家同士の恋愛がダメだということも心でわかっているから、ちゃんとノーと言う。思えば思うほど惹かれ合うのですが、人のことを思って自分を犠牲にできる細亜羅と自分勝手なロミオの差は大きいと思います。ストーリーの構図が似ているだけであって、ストーリーの進み方は違いますので、楽しみにしていただきたいです。

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――今回Wキャストで細亜羅(ジアラ)を演じられるのが大野拓朗さんですが、共演のご経験は?

共演は初めてですが、それこそ『ロミオ&ジュリエット』を前に演じています。そして面白いことに(僕と)身長も誕生日も一緒なんですよ。

――そうなのですね。大野さんにはどんな印象を持っていらっしゃいますか?
ヘアーメイクさんのサロンがあるんですが、そのサロンで僕がヘアーカラーをしてもらっている時に、スタイリストさんから「大野君が甲斐君の話をしていたよ。“翔真が、翔真が”って言ってたよ」と聞いたんです。下の名前で呼んでいただいて、すごく嬉しかったです。

――その後、お話する機会はあったのですか?

『クラウディア』の殺陣のお稽古があった時に、そこでお話しました。大野君がおっしゃっていたのは「僕はファンにゴールデンレトリバーと呼ばれるけど、同じ類だよね」と、そこで僕は「僕も言われます(笑)」と答えました。ある種の共通点がみつかったという感じです。

――皆さんの受ける印象が似ていらっしゃるのですね。

似ていると思います。大型犬って言われがちです。

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――甲斐さんご自身は、ご自分を分析されるとどういうタイプなのでしょうか?

僕は動物占いよるとライオンだったんです。子どもの頃からライオンが大好きで、ひたすらライオンの絵を描いている時期があったんです。中学校の時に、ライオンの版画の絵で都大会にいったこともあって、それぐらいライオン、百獣の王という存在に憧れていました。ライオンみたいになれたらいいなと思います(笑)。

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後編に続く~

 

音楽劇「クラウディア」Produced by 地球ゴージャス
2022 年 7 月 4 日(月)~ 24 日(日)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
2022 年 7 月 29 日(金)~31 日(日)森ノ宮ピロティホール

脚本・演出:岸谷五朗
主題歌:サザンオールスターズ「FRIENDS」(タイシタレーベル / ビクターエンタテインメント)

出演:大野拓朗/甲斐翔真(W キャスト) 廣瀬友祐/小栗基裕(W キャスト)

田村芽実/門山葉子(W キャスト) 美弥るりか 上山竜治/中河内雅貴(W キャスト) 平間壮一/新原泰佑(W キャスト) 湖月わたる 他

企画・製作:アミューズ
公式サイト https://www.claudia2022.com/

【あらすじ】
愛を禁じられ、戦いに明け暮れる「根國」と「幹國」という2つの民族しかいない世界。
神親殿という神が定めた絶対の掟に背いて、二つの恋が芽生えた。
民族を超えて密かに育まれる愛と、自覚せぬままお互いを想い合う愛。
二つの愛はやがて、その「世界」そのものを揺るがすことになっていく・・・

 

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