現在、絶賛ロングラン中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。7月からは新キャスト17名のデビューが決定。ハリー・ポッター役を平方元基と吉沢悠、ハーマイオニー・グレンジャーを木村花代と豊田エリーが演じるほか、永井大と姜暢雄が新たにドラコ・マルフォイ役に挑む。永井に本作への意気込みや子どもたちも楽しめる本作の見どころなどを聞いた。
――今回、永井さんはオーディションでドラコ役をつかんだと聞いています。もともと、「ハリー・ポッター」シリーズはお好きだったんですか?
もちろん、好きでした。ただ、今回、オーディションを受けたのは、ご縁があってお声をかけていただいたことがきっかけです。僕は身長も大きいので、ドラコのイメージがあったのではないかと思います(笑)。僕自身も、世界的に有名な作品でもありますし、親子の関係を描いた物語だと知って、ぜひ出演できたらと思い受けさせていただきました。
――舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』をご覧になった感想を教えてください。
最初から最後まで、最高に面白かったです。ストーリーはもちろん面白いですが、仕掛けがたくさんあるので、イリュージョン的な楽しみ方もできますし、目に入ってくるその光景をそのまま楽しめる。1つのパッケージとして素晴らしいと思います。
――そうした素晴らしいエンターテインメントだからこそ、演じるキャストの皆さんは大変な作品でもあるのかなと感じましたが、永井さんにとっても大きな挑戦となる作品でもありますか?
そうですね。舞台は生なので、何が起こるか分からない中で物事が進んでいきます。トラブルも起こるかもしれませんし、全てが完璧に整うというばかりではないだろうなと思います。そうしたことに対応するという意味でも大変な作品だと思いますし、だからこそやりがいがあると感じています。これまで味わったことがない経験をさせていただけるのではないかと期待していますし、今後、1人の人間としても役者としても成長できる機会になると思うので、稽古が待ち遠しいです。
――ドラコ・マルフォイという役柄については、今はどのようにとらえていますか? また、永井さんと共通点はありますか?
ヒール的なところがあるキャラクターですが、心の内ではさまざまな感情が湧き起こっていて、自分をうまく表現できない不器用さも併せ持った人だと思います。彼が身を置いてきた社会は「縦社会」で、それは、僕が生まれ育った「縦社会」にもすごく似ているなとも感じました。それから、映画のドラコはお父さんに対しての憧れがありましたが、僕も父親が空手をやっていて、父でもあり師範でもあったので、父の背中を追いかけながら幼少期を過ごしました。そうしたところも、僕とドラコが似ているところなのかなと思います。
――家族の愛情や関係性を描いた今作には、ドラコ親子のほかにもハリー親子、ハーマイオニー&ローズ親子という、さまざまなタイプの親子が出てきます。永井さんはどの親子に一番、共感できましたか?
僕には息子と娘がいますが、今、自分が子どもたちと接している環境を考えると、ハリーに似ているところがあるかもしれないと思いました。今は子育てをするのもなかなか難しい世の中になっていますよね。僕たちの世代が父親と築いてきた関係と同じものを今、息子と築くというだけではいけないなと思います。今の時代に合わせて僕たちも考えを変えていかなければいけない。親としても大変な世の中になってきているなと思います。もちろん、ドラコの心情も理解できるので、今回、さまざまな視点から物事を見て演じることができるのではないかなと感じています。例えば、息子がいなくなったとか、大きなトラブルが起きた。そのときにドラコが抱える感情は理解できるものですし、なりふりを構っていられないような必死さや子どもに対する想いというものを、観てくださっている方に伝わるように表現できたらと思っています。
――ちなみに、永井さんご自身は、子育てをする上で、一番大切にしているのはどんなことなのですか?
目線を合わせるということがまず1つです。自分がその年齢の頃、どうだったかなと振り返って、子どもと同じ感覚になって話すことが大事だと思います。僕は、子どもたちの“ライバル”として存在したいんですよ。例えば、子どもが走ったり、何かスポーツをやったり、勉強したりするときは一緒にやる。そして、遊ぶ時には、自分も一緒になって子どもに返った気持ちで遊ぶ。そうした時間が親子にとって大切な時間だと思います。もちろん、何かができたらいっぱい褒めて、できなければアドバイスして。子どもたちには僕がそうやって一生懸命、同じ目線で接している姿を見せたいと思っています。子どもたちは体力もあるから、ついていくのも大変ですけどね(笑)。昨年、息子が年長になったときは、初めて一緒に1キロ走をやったんですよ。動画を撮って、しっかりタイムも測って、「ここからペースを上げよう」「ここは落ち着いていこう」と声をかけながら一緒に走って。1キロ走れたことは子どもにとって自信にもなったと思いますし、大きなプラスになったのかなと思います。親としても走らせることができたという喜びもありましたね。
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』
会場 TBS赤坂ACTシアター
公式HP https://www.harrypotter-stage.jp/
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