
2025年9月9日(火)~9月23日(火・祝)に東京・日本青年館ホール、9月27日(土)~10月1日(水)に大阪・SkyシアターMBSにて、音楽劇『謎解きはディナーのあとで』の上演が決定した。
原作は、2011年の本屋大賞を受賞した東川篤哉による大ヒット小説「謎解きはディナーのあとで」で、毒舌執事とお嬢様刑事が繰り広げる軽快なやり取り本格的な謎解きが話題となった。脚本は、演劇ユニット「Mo’xtra」を主宰し、『デカローグⅠ~ Ⅹ』の上演台本や『私の一ヶ月』の脚本を務めた須貝英、そして河原雅彦の演出で、舞台オリジナルストーリーにて音楽劇として上演する。
毒舌執事・影山役は上田竜也。お嬢様刑事・宝生麗子役を、ももいろクローバーZの玉井詩織。麗子の上司で派手な御曹司警部・風祭京一郎役には、A.B.C-Zの橋本良亮。
そして舞台オリジナルキャラクターとして、ドイツ北部の公国公女であるマリアンヌ・フォン・シュヴァルツクスト役に凪七瑠海、料理人のファビアン・ラインフェルト役に植原卓也、公国公子のクラウス・フォン・シュヴァルツクスト役に川久保拓司、クラウスの政敵アルベルト・シュナイダー役にシューレスジョー、ツアーガイド兼霊媒師のゲルタ・ゲーゲンバウアー役に野口かおる、シュヴァルツクスト家の執事であるヘルマン執事役に大澄賢也。個性的で多彩なキャストがオリジナルストーリーを盛り上げる。
須貝英(脚本)コメント
『謎解きはディナーのあとで』の舞台化に関われるというお話をいただいた時、光栄であると共に不安もありました。本も読んでいたしドラマも観ていたので、どうアプローチすればいいか悩みました。でも演出は河原さんだし原作がそもそも面白いしキャストも豪華だし、これはもう手放しに楽しくやれればいいかもと思って気が楽になりました。お客様にも手放しで楽しんでいただける作品になると思います。劇場にてお待ちしております!
河原雅彦(演出)コメント
この作品はアニメ化ドラマ化もされすでに多くの方々に広く愛されているわけですが、舞台化にあたっての個人的な目標としましては、アニメで見るより、ドラマで見るより、なんなら漫画で読むより面白いものにする、であります。ちと乱暴ですが、まずはそれぐらいの気概を持たないと逆に原作モノって預かってはいけないような気がして。原作への多大なリスペクトを胸に、舞台化ならではの魅力が詰まった『謎解き~』を果敢に立ち上げるべく、上田くんを初めとする素敵キャストたちと共に楽しみながら稽古に励みたいと思うばかり。どうぞよろしくお願いします。
上田竜也 コメント
また一つの作品をみんなで作り上げられる事を嬉しく思います。
演出家の河原さんとは、一度他の舞台でご一緒しているので安心していますし、共演者の皆さまも初めましての方もいれば他の仕事ではお会いした方もいるので今からお会いするのが楽しみです。
この作品は謎を解いていく作品になりますので観に来てくださる方々も一緒に推理をしながら観劇していただければと思います!! 皆様、劇場でお待ちしております!
玉井詩織 コメント
個人的に舞台に挑戦したい気持ちがあったので、出演が決まった時はとても嬉しかったです。「謎解きはディナーのあとで」は、原作からドラマ、アニメなどで愛されていてファンも多い作品だと思います。今回は舞台版ならではの「謎解きはディナーのあとで」をお届けできるよう精一杯努めさせていただきます。舞台×ミステリー、事件を体感しながら一緒に謎を解いているような没入感を楽しんでもらえると思います。わたし自身ミステリーも好きですし、登場するキャラクターも個性的で今からワクワクしています。みなさんもぜひ楽しみにしていてください!
橋本良亮 コメント
音楽劇『謎解きはディナーのあとで』へ出演をすることになりました、風祭京一郎役の橋本良亮です。
お話をいただいた時すぐに今現在やっているアニメ、そして櫻井翔君が出演されていたドラマ・映画の世界へ没頭しました。風祭京一郎は本当に面白い人物なので演じられることがとても楽しみです。そんな風祭の良さを自分の中にも出せたらいいなと思います。そして 主演の上田君とは舞台では初共演なのでそれもすごく楽しみです!普段クールな印象の上田君がどのように影山を演じるのかもすごく興味深いです。そして今回は音楽劇という事なのでドラマやアニメとはまた違った楽しみがあります。もし風祭も歌うシーンがあるのであればこれもまた癖が強い風祭の魅力を出したいです。
演出の河原さんとは昨年末ご一緒させていただいたばかりなのでまたすぐにお仕事できるのは嬉しいです。ここで言うのは恥ずかしいですがその時河原さんに言われた「君は才能があるから大丈夫」という言葉を信じ、この『謎解きはディナーの あとで』をやり切りたいと思います。皆様是非遊びにきてください。
音楽劇『謎解きはディナーのあとで』
東京公演:2025年9月9日(火)~9月23日(火・祝) 日本青年館ホール(全17公演)
大阪公演:2025年9月27日(土)~10月1日(水) SkyシアターMBS(全7公演)
■あらすじ 国立署の刑事・宝生麗子は世界的に有名な「宝生グループ」の財閥令嬢。お嬢様であることをひた隠しにしながら、「風祭モータース」の御曹司である風祭警部の部下として日々事件に奮闘している。お世辞にも優れているとは言いがたい麗子の推理力を補うのは超有能執事の影山。難解な事件に遭遇するたびに助けを求める麗子に、「お嬢様の目は節穴でございますか?」などと毒舌を吐きながら、影山はいつも鮮やかに謎を解き明かしてしまう。
そんなある日、とある殺人事件現場で華麗に推理を披露する麗子だったが、事件が解決した矢先に執事の影山が現れ、ヨーロッパへ急行すべく麗子を連れ出してしまう。さもないと親同士が決めた結婚が成立してしまうというのだ。
二人が向かったヨーロッパの小国・シュヴァルツクスト公国では元首が急死。早急に後継者を立てなければならない。麗子は王位継承者争いに巻き込まれていた。公国にはEVカーを売り込みに来た風祭警部もやって来てしまい、大混乱。
シュヴァルツクスト公国で、舞台オリジナルの登場人物たちと繰り広げられる、謎解きあり!ロマンスあり?なストーリー展開にご期待ください。