トップ > 舞台 > 江口のりこ、松岡茉優、千葉雄大、松尾諭ほか 横山拓也・作、小山ゆうな・演出 新作ファンタジックコメディ舞台「ワタシタチはモノガタリ」PARCO劇場にて上演決定

2024年3月6日 04:00

江口のりこ、松岡茉優、千葉雄大、松尾諭ほか 横山拓也・作、小山ゆうな・演出 新作ファンタジックコメディ舞台「ワタシタチはモノガタリ」PARCO劇場にて上演決定

江口のりこ、松岡茉優、千葉雄大、松尾諭ほか豪華キャストが競演する舞台「ワタシタチはモノガタリ」が2024年9月8日(日)から、PARCO劇場にて上演されることが決定した。第27回鶴屋南北戯曲賞を受賞した劇団iaku主宰の横山拓也がPARCO劇場への初の書下ろしとなる新作ファンタジックコメディ。演出は、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞、小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞、また劇団四季の「ロボット・イン・ザ・ガーデン」の演出を手掛ける等、大活躍中の小山ゆうな。

あらすじ
富子(江口のりこ)にとって初恋の相手だった徳人(松尾諭)と、15年に及ぶ文通。
「30歳になってどっちも独身だったら結婚しよう」二人の冗談まじりの淡い約束。
しかしその終わりは、二人が30歳を迎えた年、徳人の結婚であった。
結婚式で15年ぶりに再会を果たした二人。富子は徳人への想いを隠しながら祝福し、「あなたに書いた手紙を全部私にください」とお願いした。長きに渡る往復書簡を<富子>を<ミコ(松岡茉優)>に、<徳人>を<リヒト(千葉雄大)>という名に変えて、かなりの脚色を加え、富子はSNSに投稿すると、瞬く間に評判となり、いよいよ出版、映画化の話が動き出す。徳人は恥をかかされることを恐れ反対。富子はこの映画化を機に、物書きとして生きていきたいと必死に徳人を説得。仕方なく二人で、納得できる映画の脚本を書くことになる。
物語の中に生きるミコは、その改ざんの改ざんに反発して、作者である富子と徳人に文句を言ってきた。私はもっと劇的でありたい。リヒトとの恋愛は徹底的に美しくあってほしい。一方、リヒトは自分を生んでくれた富子をリスペクトしている。今回の脚本創作に際し、はじめて対面することになった自分の〝元〟である徳人に対して、大きな不満を抱いた。富子と徳人が見出す着地点は? 現実と虚構が入り混じるファンタジックなラブ・コメディ。

横山拓也(作)コメント
PARCO劇場で、はじめての新作を書かせてもらいます。今回、エンターテイメントに振り切るというチャレンジを自分に課していますが、果たして完全にフィクションで塗り固めることはできるのか。どこかで僕自身の体験や本心が顔を出すかもしれない…いや、否が応でも出てしまうものです。『ワタシタチはモノガタリ』は、物書きとして注目されはじめた一人の女性の承認欲求が猛威を振るい、事実とエンタメの間で右往左往させられる人たちの滑稽さと悲哀を描きます。自分から、なるべく遠ざけるようがんばります!

小山ゆうな(演出)コメント
横山さんの作品を初めて演出させて頂きます。横山さんの台詞はビビットでユーモア溢れ知的で、読むだけで、人物が躍動していると感じます。そんな、素敵な台詞を江口さん、松岡さん、千葉さんという超強力な三人が発する事になると思うとワクワクします。
又、信頼する松尾さんや入野さんと再びご一緒出来る事も嬉しいですし、演劇の世界で常に作品を支えいらっしゃる富山さん、尾方さん、橋爪さんとお仕事できる事も楽しみです。
素敵な作品になるように精一杯努めたいと思います。よろしくお願いします。

江口のりこ コメント
初めてご一緒する演出家の小山ゆうなさん、劇作家の横山拓也さんとの舞台は、どのような舞台になるのか全くイメージが湧かなくて、そのことにワクワクしている自分がいます。
共演者のみなさんと、稽古場で色んな発見をしながら楽しんで舞台を作っていきたいと思っています。

松岡茉優 コメント
ミコ役で出演させていただきます、松岡茉優です。物語のあらすじを伺ってから、ミコさんはどんなふうに話すかな、どんなふうに動くかな、と考えることがとても楽しいです。初めてご一緒する横山拓也さん、小山ゆうなさんの世界で、ミコさんの夢を叶えたいと思っています。江口のりこさん、千葉雄大さん、松尾諭さんをはじめ、尊敬する先輩方との時間を楽しめるよう、一層精進して参ります。

千葉雄大 コメント
どんな作品でも、登場人物それぞれに、ご覧になるお客様なりの像があると思います。それを壊すのも寄り添うのもその作品の色だと思うのですが、この舞台がどんな色になるのかとてもたのしみです。イマジナリー彼氏はなかなかできない体験だと思うので、一生懸命頑張ります。

松尾諭 コメント
横山さんの書く関西弁の台詞は軽妙で聞き心地が良く、いつかああいう台詞を口にしたい、と思っていたので念願叶ったりですが、今回に関しては正直なところ、江口さんが横山さんの書く台詞を話すのを聞くのが楽しみです。小山さんの演出は二度目となります。前回は太った猫の役でしたが、今回は人間の役なのでちょっとだけ進化した姿をお見せできればと思います。

PARCO PRODUCE2024『ワタシタチはモノガタリ』
作:横山拓也
演出:小山ゆうな
出演:江口のりこ 松岡茉優 千葉雄大
/入野自由 富山えり子 尾方宣久 橋爪未萠里/松尾諭
公式サイト:https://stage.parco.jp/program/watamono
ハッシュタグ:#ワタシタチはモノガタリ
東京公演: 2024年9月8日(日)〜30日(月)  PARCO 劇場
[一般発売日] 2024年6月中旬予定
福岡・大阪・新潟公演あり

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