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2026年4月12日 12:00

【前編】瀧七海インタビュー 舞台『るつぼ The Crucible』貪欲に役柄に向き合っていきます

 

映画、ドラマで着実にキャリアを重ね、注目を集める瀧七海が坂本昌行主演の舞台『るつぼ The Crucible』に出演中。本作に挑む本番前の思いをじっくりとうかがった。また、現在ハマっていることや今後の目指したい俳優像のお話も!

――舞台『るつぼ The Crucible』にご出演が決まったときの感想はいかがでしたか。

舞台自体は2作目の出演になるんですけど、前回のコメディ作品とは違ってシリアスですし、休憩をはさむ4幕構成となっているので、お客様が物語に没頭し続けてもらえるように演じることはもちろん技術的な難しさもあるので、役どころも含めて、自分に務まるかというところも不安はありました。

――今の段階(稽古中)で、アビゲイル役について大事にしたいと思っていることは?

アビゲイルは、抑圧や周りからの圧力ゆえに爆発してしまうんですけど、その行動の裏にあるものをしっかり意識して演じられればと思っています。他の人を尊重して大切に思うからこそ、体には触れなかったり、言葉で解決しようとする面もあって、自分の中で葛藤しているんですけど、それでもどうしたらいいかわからない、どうしようもできないというのがアビゲイルの心情だと思います。そこを大事にして役作りを構築していきたいと思います。

――行動の背景にあるものを意識しながら役作りをしていく、ということですか。

そうですね。1692年から1693年という描かれている時代性もあって、“この子が悪だ”という見方で落ち着いてしまうかもしれないんですけど、そこには背景があって、アビゲイルだけが起こしたわけではない、回りの影響ってなんだろうって、突き詰めて考えることで、他人事ではない、私たちの日常と隣り合わせの“自分事”としてとらえることができると思うんです。そういう作品にできればと思っています。

――おっしゃったように描かれる時代が17世紀。現代とは遠く離れた時代ではありますが、この世界観をどのように捉えましたか?

最初は私もかけ離れた時代の物語として感じていたんですけど、物語の理解を深めていって、役作りを深めて稽古を重ねることで、捉え方がどんどん変わっていきました。集団心理や信仰心、権力ゆえの譲れない同調圧力など、現代社会にもつながるところがあると感じています。現代でもSNSが与える影響力もありますよね。根拠ない話が広がっていく感じは同じだなと思うので、この物語が現代の私たちに問いかけるものってなんだろうって、思いながら稽古を重ねています。

――稽古の中で感じられていることは?

みんな同じ方向を向いてとにかくやってみよう、っていうところから始まりましたが、稽古をどんどん重ねるにつれて、視点が絞られていくんですね。アビゲイルってこの物語の大事な部分ではあるんですけど、そうじゃないところにも目を向けてみない?っていう演出の上村聡史さんの問いかけがあって、そこからグッと変わっていったんです。その変化の過程というのは私のなかで学びのきっかけにもなったと思いますし、もっと貪欲にこの役柄に向き合っていこう、と思えるきっかけにもなりました。

――舞台は2作品目ですが、瀧さんが感じる舞台が持つ魅力というのはどう捉えていますか?

映像と違って、お客さんと顔を合わせて空間を共有できるのが魅力だと思いますし、その熱量がぶつかる瞬間みたいなものが私は舞台の好きなところだなと思っています。前回はコメディで笑いのポイントはここ、というのがあって、そこをどう届けるかという感じだったんですけど、今回は全く違うテーマなので、これがお客様にどう伝わるのか、どんな反応をいただけるのか、不安もありますが、楽しみが大きいです。
きっと、いらっしゃるお客様によって反応は毎日変わってくるんじゃないかと想像しています。その反応を受け止めて対応していくほうがいいのか、それとも物語のなかに没入するほうがいいのか考えています。まだ答えは出ないですけど、その手探りも含めて楽しいですし、先輩の皆さんから一つずつ学んでいきたいと思っています。

後編 https://ranran-entame.com/ranran/110366.html

『るつぼ The Crucible』
作:アーサー・ミラー
翻訳:水谷八也
演出:上村聡史
出演:坂本昌行、前田亜季、松崎祐介、瀧七海、
伊達暁、佐川和正、夏子、大滝寛、那須佐代子、大鷹明良、
斉藤直樹、内田健介、浅野令子、米山千陽、長村航希、武田知久、星初音、安藤ゆり、山本毬愛
豊橋公演:2026年4月11日(土)~4月12日(日) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
公式HP:https://rutsubo2026.com/
公式Xアカウント:@rutsubo2026
製作:フジテレビジョン、サンライズプロモーション

瀧七海(たき・ななみ)プロフィール
2005年、福岡県生まれ。
アミューズ全県全員面接オーディション 2017~九州・沖縄編~」で準グランプリを獲得し、2021年にWOWOW連続ドラマ『前科者』でデビュー。主な出演作はドラマ『ブラッシュアップライフ』(23)、『コトコト~おいしい心と出会う旅~』(25)、映画『きさらぎ駅』(24)、『大きな玉ねぎの下で』(25)、『ナイトフラワー』(25)、舞台「エドモン〜『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男〜」(25)など。3月より舞台『るつぼ The Crucible』にアビゲイル・ウィリアムズ役で出演中。

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写真:オフィシャル

 

 

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