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2022年4月14日 12:34

佐藤流司主演・舞台「呪術廻戦」制作発表会見!泰江和明、豊原江理佳、和田雅成、太田基裕、藤田玲、三浦涼介らが登壇。

取材:撮影/RanRanEntertainment

舞台「呪術廻戦」の制作発表が、4月13日(水)に開催された。会見には、集英社 週刊少年ジャンプ編集長の中野博之、演出の小林顕作、虎杖悠仁役の佐藤流司、伏黒恵役の泰江和明、釘崎野薔薇役の豊原江理佳、七海建人役の和田雅成、真人役の太田基裕、夏油傑役の藤田玲、五条悟役の三浦涼介が登壇した。

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後)藤田玲  太田基裕  和田雅成

前)豊原江理佳  佐藤流司  泰江和明  三浦涼介

 

原作の「呪術廻戦」は、2018年から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載中の芥見下々による大人気漫画。人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語で、現代社会を舞台に、古来より伝わる呪術を用いいて戦うという斬新な内容が話題となり、シリーズ累計発行部数は6,500万部(デジタル版含む/2022年4月現在)を超ている。

会見は週刊少年ジャンプ編集長の中野博之から挨拶がスタート。「『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプでの連載スタート時に、私が記者会見を開いて作品の魅力をアピールしたくらい編集部でも期待の大きいタイトルでした。その期待通りに漫画は多くの読者を獲得していき、アニメ化、劇場版とどんどん広がっていきました。そして今のこの最高の状況で、舞台に世界を広げられることを本当に嬉しく思っています。沢山のキャラクターや、“領域展開”や、“黒閃”などバトル描写も大きな魅力の1つだと思います。それが舞台でどのように表現されていくのか。2.5次元化にぴったりの作品だと思います。まだまだ鋭意制作中の状況ではございますが、皆様どうぞ大いにご期待ください」とアピール。

続いて演出の小林顕作は「『呪術廻戦』というとても人気のある作品に携われてとても光栄でございます。僕なんかでいいのかと思いつつ、脚本に喜安浩平くんというとても実力のある素晴らしい人が来てくれて、キャストの皆さんのお顔をぶれを見て、大丈夫だと思っていただけたんじゃないかと思います。僕はそれに乗っかって、一緒に楽しみたいなと思っています」と意気込んだ。

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虎杖悠仁役の佐藤流司は「大きな作品で主演を演じさせていただくことを光栄に思います。身体能力が高い役でございますので、本番に向けて今私の体のほうも鋭意制作中でございます。ぜひご期待ください」と宣言。

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伏黒恵役の泰江和明は「子供から大人まで、愛される『呪術廻戦』に伏黒恵として携われることは光栄であり、感謝しかありません。僕はこの役がどうしてもやりたくて、小林さんと初めてお会いしたときに、自分ができることをとにかくやろうと思って、アクロバット、ダンス、お芝居も全部披露させていただいて、その結果今こうしてここに立てていることに感謝しています。これからどういう舞台になっていくのか本当に楽しみですし、カンパニーの皆さんとそして座長の佐藤流司くんと愛される作品にしていけたらいいなと思います」と思いの丈を語った。

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釘崎野薔薇役の豊原江理佳は「かっこよくて、強くて、憧れてしまう野薔薇ちゃん役に決まった時からずっと夢見心地で、こんなにかっこいい野薔薇ちゃんを演じることができるんだろうかって不安もありますが、私なりにその不安も全部力に変えて、挑戦したいと思っております。そして今回の舞台はアクションにも初めて挑戦させていただくので、今から特訓をしております」とアピール。

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七海建人役の和田雅成は「この作品の出演できることを大変光栄に思います。精一杯がんばります。よろしくお願いします」思いを述べた。

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真人役の太田基裕は「真人は人間の負の感情から生まれた呪霊で、皮肉にも真の人という字を書くので、既に奥行きを感じています。真人の哲学を感じながら、僕自身も魂を融合させて、共鳴し合って1つの役を作り上げていきたいなと思っております。この作品の素敵なスパイスになるように頑張っていきますのでよろしくお願いします」と宣言。

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夏油傑役の藤田玲は「『呪術廻戦』は僕も大ファンで、漫画も全巻持っていますし、アニメも見ましたし、映画館にも行きました。舞台化するんだったら、自分がやれる役は夏油くらいかなって思っていたんですょ。このお話を頂いたときに、「夏油?」って聞いたら「夏油」って言われて、「やったー!」ってなった思い出があります。一原作ファンとして、原作が好きな皆さんが舞台を見に来たときに楽しんでいただけるように夏油を愛して、そして夏油と共に皆様を劇場で待てるよう、舞台を作っていきたいなと思っております。僕もスパイスになれるように頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」と喜びを伝えた。

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五条悟役の三浦涼介は「この作品のファンの皆様とともに僕自身も『呪術廻戦』を愛し、そして五条悟を精一杯心を込めて演じ、精進して参りますのでぜひよろしくお願いいたします」と熱意を語った。

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会見ではメインビジュアルが公開され、佐藤は「歩くテイクを100回くらいやりました」と撮影の苦労を語った。

小林は「途中段階のイメージを見て、なんか言わなきゃと思って、ちょっとまわりさ歪ませるのどう?って言ったので、周りが歪みました(笑)」と裏話を披露。

藤田は「ちゃんと字の後ろにとばりも降りてて、素晴らしい再現度だなと思います」とファン目線でクリエーター陣のこだわりを称賛。

中野は「かっこいいとしか言いようがないんですけれども、よく2.5次元って言われていますけれども、ちょっと2.9次元位まで来たんじゃないかなと思います」と大絶賛。

佐藤が「今まで短髪の役ってなかなかなくて、短いのも俺似合うなって」自画自賛すると「テメェで言うな」と和田がすかさず突っ込み、会場が笑いに包まれた。

三浦は「僕はほとんど目が見えない状態で、撮影の時はまだ完全体ではなかったと思うんですけど、プロデューサーの方だったりいろんな方が手をとってくださって、連れて行ってくれました。若干具合が悪くなりました」と目が見えない役ならではの苦労を語った。

続いてダークサイドキャストのビジュアル撮影の裏話になり、
太田は「僕はつぎはぎや、細かい部分が多いのでは相談させていただきました。髪の色もすごく繊細だったりするので、照明の当て方などスタッフさんが試行錯誤しながら撮ってくださったので、とても素敵な写真になりました。本番に向けていろいろブラッシュアップされていくと思うので、僕自身も役作りをしながら素敵な真人を演じられたらなと思います」と意気込んだ。

藤田は「僕も撮影の時つぎはぎの線の数だったり、バランスを試行錯誤しました。袈裟の下に膨らみを持たせたいということで、衣装さんとプロデューサーさんと相談させていただいて、最終的にパニエを履きました。まさか夏油をやる時にパニエを履くことになると思いませんでした。楽屋をパニエで歩いてるかもしれません(笑)」と会場を笑わせた。

佐藤「舞台がするにあたって、人間寄りにしたり、舞台っぽくアレンジメントを加えたりすることって結構あると思うんですけれども、まんまで来るとは思ってなかったです。すごいクオリティーだと思います」と絶賛。

登壇者以外のビジュアルも公開され、
小林「皆さんぴったりだなと思いつつ、伊地知役の田中穂先に関しては半分飲み友達で、「誰かいませんか?」と言われたときに、穂先似てるなって提案したら、皆さん満場一致で、ひょんな形で決まりました」と披露すると、中野も「実は編集部でも話題になりました」と語った。

続いて話題は狗巻棘役の定本楓馬に。主におにぎりの具の名前しか発しない役なのだが、
小林「セリフは覚えやすいかなと思いますけども(笑)、オーディションの段階で候補のみなさんに「おにぎりの具を思いつくだけ言ってみて」って言って、ダントツ多かった。辞めてって言うまで言い続けていて、もうこの子で決まりだなって」とヴィジュアルはもちろん、実力で勝ち取ったことをアピール。

演じる役と自分の似ている部分は?
佐藤「『いたどり・ゆうじ』、『さとうり・ゆうじ』って名前から似ているんですよ。出身が宮城県と一緒ですし、虎杖の身長が173cm、私も身長171cm、調子が良い日は172cmで…(笑)。身長も近いですし、虎杖の身体能力の高さも特徴的ですが、僕もスタミナに関しては自信があるので、身体的な部分でも共通点が多いと思います」

泰江「似てるところといえば、考え方。好きなセリフで「少しでも多くの善人が平等を享受できる様に俺は不平等に人を助ける」ってセリフがあるんですけれど、僕も1人でも多くの人に笑顔を届けたいと思ってこの芸能界に入ったので、そういうところから伏黒の深掘りしていってお見せできたらいいなと思っています」

豊原「短期で、すぐ熱くなるところです。野薔薇との違って、私は内弁慶で、心で思っていても貫くのはなかなか難しいなと。でも心の内の熱さは似てると思います」

和田「パンが好きな所は似てるかなと思います。七海の身長が184cm、僕181cmくらいなんですけど調子がいい時は183…(佐藤さんと同じことを言ってるとすかさず突っ込みが入ります)。よく寝た日は身長が伸びるので、いっぱい寝て本番に臨みます」

太田「陽なタイプではないので、陰な要素は似ているかなと思います」

藤田「似てたらまずいですね(笑)。でも昔の夏油は友達思いだったりするので、そういうところは似てるんじゃないかなと思います」

三浦「似てるところとはなかなか見つからないんですけれども、お仕事として役に近付くっていうやり方がしっくりきて楽しいので、稽古期間中に五条悟になれたらいいなと思います」とそれぞれアピール。

最後に演出の小林と、主演の佐藤からメッセージが送られた。
小林「舞台で出来ることを目一杯繰り広げていきたいなと思っています。出演者の皆さんは役の事を考えて悩むこともいっぱいあると思います。僕は役者本人の声で、本人の気持ちやってくれたら、それに役がついてくると思います。皆の意気込みやパワーを前面に押し出せるような作品にしていきたいなと思っていますので、皆様楽しみにお待ち下さい」

佐藤「今このご時世ですし、日常的に感じる不満とか、マイナスの感情がみなさんあると思いますが、吹っ飛ばしますから、劇場に持ってきてください!」と締めました。

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STORY
辛酸・後悔・恥辱…。
人間が生む負の感情は呪いと化し日常に潜む。
呪いは世に蔓延る禍源であり、最悪の場合、人間を死へと導く。
驚異的な身体能力を持つ高校生の虎杖悠仁は、自身の高校に現れた呪霊を倒すため、特級呪物 「両面宿難」の指を飲み込み、肉体を共有してしまう。
最強の呪術師である五条 悟の案内で、 対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入し、同学年の伏黒 恵、釘崎野蕎微と共に呪術を学ぶことにー。
呪いが廻る世界へ
少年は戦う一ー「正しい死」を求めて

舞台「呪術廻戦」
東京:2022年7月15日(金)~31日(日) 天王洲 銀河劇場
大阪:2022年8月4日(木)~14日(日) メルパルクホール大阪

【原作】「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
【脚本】喜安浩平
【演出】小林顕作

【キャスト】
虎杖悠仁役 佐藤流司

伏黒恵役 泰江和明
釘崎野薔薇役 豊原江理佳

禪院真希役 高月彩良
狗巻棘役 定本楓馬
パンダ役 寺山武志

七海建人役 和田雅成
伊地知 潔高役 田中穂先
家入硝子役 石井美絵子

真人役 太田基裕
吉野順平役 福澤希空(WATWING)

夏油傑役 藤田玲
漏瑚役 山岸門人
花御役 南誉士広

両面宿儺役 五十嵐拓人

五条悟役 三浦涼介

アンサンブル
河野凌太
小泉凱
遠井公輝
長嶋拓也
望月凛

©芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会

 【チケット一般発売】
2022年6月19日 10:00〜
東京:S席10,000円、A席8,000円(税込・全席指定)
大阪:10,000円(税込・全席指定)

 《公式サイト》
https://jujutsukaisen-stage.com
《公式Twitter》
@jujutsu_stage
https://twitter.com/jujutsu_stage

 

文・撮影/渡辺 美知子

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