鈴木福、あの、井頭愛海、中西アルノ(乃木坂46)登壇! テレ東ドラマ『惡の華』記者会見

テレ東にて4月9日(木)から放送開始となるドラマ『惡の華』の記者会見が4月2日(木) に行われ、W主演の鈴木福、あの、共演の井頭愛海、中西アルノ(乃木坂46)の4名が登壇した。
本作は、押見修造による伝説的漫画を実写ドラマ化。漆間宏一ディレクターは「テレ東っぽくないというか、なんかすごいものを見てしまったなと感じていただけたら」と本作をアピールした。
舞台は群馬県。中学2年生の春日高男(鈴木福)は、毎日閉塞感を感じながら生きていた。そんな彼の心を救っていたのはボードレールの詩集「惡の華」。ひょんなことから魔が差して憧れのクラスメート佐伯奈々子(井頭愛海)の体操着を衝動的に盗んでしまう。しかし、その一部始終をクラスの問題児・仲村佐和(あの)に目撃されていた。秘密をバラさない代わりの“契約”として、仲村に支配されるようになった春日は、彼女に翻弄される日々の中、次第に自らのアイデンティティーを崩壊させていく――。

春日を演じた鈴木は「春日も仲村と出会って、様々な自分に出会っていくんですけど、僕自身もこの春日高男と出会って、様々な自分に出会いました。そんな新しい鈴木福を見ていただける作品になっていると思います」とコメント。仲村を演じたあのは「仲村さんの役を務めさせていただいて、僕自身も撮影しながら成長させていただきました」、そして佐伯奈々子を演じた井頭は「みんなで熱量を込めて作った作品が届けられ本当に嬉しく思っています。撮影期間中は私自身も佐伯さんと共に悩み苦しみながら、この作品と向き合って、皆さんも素晴らしいお芝居をしているので、ぜひ早く観ていただきたい」と完成した喜びを滲ませた。
さらに、物語は高校編へと続き、社交的で明るくて友達も多く、男子の注目の的でありながら、どこか仲村の面影がある女性・常盤彩を演じた中西も「この作品に携わる全員が高い熱量を持って作っていただいたので、こうして世の中に出していけることをとても嬉しく思っています」と笑顔で語った。また「常盤彩は、友達といるときと春日といるときでは仕草に差があったり。原作に忠実にすることを意識はしましたし、見た目で言うと、乃木坂46に入って『髪を染めないぞ』と思っていたんですが、初めてこのドラマの撮影にあたって髪の毛を染めさせていただきました」と明かし「ちょっと明るい茶髪でちょっとやんちゃな高校生を演じました」と話した。
改めて、原作を読んでの感想を問われた鈴木は「ものすごいものを読んでしまったというのが、すごく正直な感想。この役を演じることへのハードルの高さを改めて感じ、読めば読むほど、そして演じていけばいくほど、春日の本質的なところは、僕らと近いところにあるということに共感して、気持ちを熱くして演じることができたなと思っています」とコメント。

あのは「読めば読むほど、登場人物一人ひとりとどこか重なる感覚になった。きっと僕だけじゃなくて、いろんな方がいろんな感情をいただいている漫画だと思うので、改めてこの漫画の凄さを感じながら、役に務めさせていただきました」と述懐。

井頭も「誰しもが持っている心の奥底にある感情がすごく繊細に丁寧に描かれている漫画だと感じました。佐伯さんも優等生でいい子として生きていかなきゃいけないし、私自身も見られる仕事なので世間からどう思われているかとか、自分って何だろう?と考えさせてもらった漫画だと思います。私自身もその漫画を通して、心の葛藤への苦しさや悩みを体現できたらと思って挑みました」と話した。

中西は「自分の思春期にこの作品に出会っていたらヤバかったなと思い返します。私も影響されやすいタイプなので、めちゃくちゃな人生になっていたかもしれないと思うほどの衝撃でした。ここまで人に見せたくないドロドロしたものとか、普段隠しているような感情が、自分の身に鷲掴みにしてくるような作品は初めてなので、本当に衝撃的な出会いでした」と回想した。
撮影は原作の舞台でもある群馬県。撮影中に印象に残っているエピソードについて、鈴木は「毎日が印象的というか、山場となるシーンっていうかがたくさんあって、ワンシーンが終わったと思ったら、またワンシーン、どんどん山場になるシーンがたくさんあって・・・。僕自身も上裸になったり、全裸になったり、パンツ一丁だったり、本当にいろいろやって、大変だったなという印象です」と振り返った。
撮影に際してはほぼ毎日がケータリングだったとか。鈴木は「珍しいんですよ。普通ドラマの撮影現場では、冷たいお弁当を食べるんです。でも、それは仕方ないことで。今回は冬場だったし、僕は裸になったり、みんなも冬なのに半袖だったり、寒い現場もたくさんあった中で、毎日温かいご飯を食べさせていただきました」と感謝の報告。その中での一押しメニューは? 鈴木「チキンオーバーライス」、あの「土砂降り後の(震えが止まらない中での)ラーメン」、井頭「キムチラーメン」、中西「キムチ汁」と温かい食べ物を挙げ、一同「(温かさが)沁みました~」と声を合わせた。

生まれ変わるとしたら惡の華のどの役に生まれ変わりたいか?との質問も。鈴木は「常盤さん」と回答し「春日を演じた身として、春日になるは大変。仲村さんも佐伯さんもちょっと生きづらい。いろいろ悩みを抱えながらも明るく、そして春日を救う存在でもあるので、そういう生き方ができたらいいなという意味で、常盤さんにしました」と理由を説明。常盤さんを演じた中西は「そうですね、いいチョイスだと思います。でも明るさもありつつ、人には言えない秘密、影とかネガティブさも持ち合わせていて、すごく人間臭いキャラクターなので、私も常盤が好きです」と納得していた。

あのは「春日」と回答し「僕もみんな一人ずつ浮かべましたけど、全員しんどそうってなったときに、春日も一番疲労しちゃう。精神的にもきつくなるだろうけど、最終的には、なんだかんだいい思いをしている。僕もブルマ盗みたい。ブルマの匂い嗅ぎたいし、人の着たブルマを着るなんて、俳優人生であるかないかだと思うし、それがすごくいいなと思います」と笑わせた。
そして、井頭は「仲村」を選び「(仲村が口癖にしている)『あのクソムシが!』って言ってみたい。面と向かって自分の本音をぶつけられる人もなかなかいないかなと思って、 私自身も割と佐伯さん寄りの自分の思っていることを一旦しまっちゃう、胸の内にしまっちゃうタイプなので、こういう自由な生き方をする仲村さんに一日だけなって『クソムシが!』って言って終わりたいです」と話した。
最後の質問は、注目してほしいシーン? 「クソムシ」を挙げた鈴木は「セリフとしての『クソムシ』は様々なところに言葉として出ているんですけど、まず春日が『クソムシ』なんです。この『クソムシ』がどうクソムシなのか。そしてどう変化していくのかに注目してほしいです」とアピール。また、あのは『クライマックス』と回答し「どこがクライマックスか分からないぐらいクライマックスみたいなのがたくさん出てくるので、ずっと目が離せないかなと思うし、本当の最後のクライマックスは個人的にはお気に入りで、美しく描いていただいているので、早く観てほしいという気持ちです」と続いた。

井頭は自身が演じている『佐伯さんの変貌』とし「佐伯さんは最初すごく優等生ないい子ちゃんなんですけど、本当の自分を隠して、自分の心に蓋をして生きている子なので、やはり春日や仲村さんと出会って、佐伯さん自身も本当の自分をさらけ出していく。私自身も理解できなくてというシーンもあったんですけれども、シーンを重ねていくうちに、自分でも見たことない怖い顔をしていて、そこを皆さんにも楽しんで観ていただけたら」と話した。

そして、中西は『仲村さんによる春日への魂の拳』を挙げ「クライマックスの海のシーンでは、仲村さんが春日のことを思いっきりぶん殴る。常盤としては、そこで初めて仲村さんの感情を露わにするところを初めて見るんですけど、歓声の上がるパンチだったので、私の中では強烈に印象として残っています」と話した。あのはそのシーンについて「僕は結構感情を込めました。思いを込めて殴らせていただいた」と胸を張り、殴られた鈴木は「たくさん殴られたりとか、蹴られたり、倒されたり、この話の最初からたくさんやられてるので、最終形態がこのシーンに詰まっていると思うので、まあ注目してしっかり観てください」と自信を覗かせた。

ドラマ『惡の華』
2026年4月9日放送スタート 毎週木曜日深夜24:00~24:30
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
BSテレ東でも2026年4月15日放送スタート 毎週水曜日深夜24:00~24:30
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