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2018年3月30日 20:38

日本初上陸!舞台『PHOTOGRAPH 51』矢崎広×宮崎秋人インタビュー!<後編>

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

「広くんは自分の武器を確実に舞台で使うことができる(宮崎)」「秋人は何事にもまっすぐに誠意を持って向き合う俳優(矢崎)」

――お二人は久しぶりの共演となりますが、本作『PHOTOGRAPH 51』で共演することにお互いどんな期待感をお持ちですか?
宮崎:エェ~?!広くんに~?(笑)。
矢崎:アハハ~。してよ!期待!(笑)。
宮崎:期待はしていますよ!この間の『モマの火星探検記』(2017年)や『人間風車』(2017年)を拝見しましたが、やっぱり単純に「すげえな!」って思いましたし、舞台上での(台詞の)言い方がどんどん柔らかくなっていく広くんが観えて……。

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宮崎秋人   矢崎広

――“柔らかく”観えたとは?
宮崎:ミュージカル『薄桜鬼』(2012年~)で共演した時は、広くんの役が土方歳三というドッシリと構えたあまり笑わない役で、その印象が強くて余計にそう感じたのだと思います。最近は板の上でより自由に飛び回っていて、今回はどうやって演じるのかなという楽しみがありますね。

矢崎:僕も、秋人に対して「どんなお芝居を今回してくれるのだろうか」とすごく期待しています。というのも、『薄桜鬼』という作品を一緒にやっていた頃のメンバーとは、割と共演する機会が多いのですが、秋人とは共演する機会がなく間が空いているんです。秋人の活躍は知ってはいましたが、彼のお芝居を観る機会があまりなくて。今の秋人がどんな役作りをしてどう作っていくのかなどは知らないので、『PHOTOGRAPH 51』というこの作品で、また東京芸術劇場シアターウエストという空間の中でどんなお芝居をしていくのか本当に楽しみです。

――なるほど。では、お互いの魅力についてはいかがでしょう?
宮崎:おお!まず、ざっくり言って武器が多いなって思います。お芝居もそうですし、歌やダンスもできて殺陣もカッコいい。いい声をしているし笑顔もかわいい(笑)エへへへ。さらに後輩に慕われているし先輩にも可愛がられるし……。
矢崎:ハハハ、ありがとう(照れ笑い)。

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――良いところばかりですね!
宮崎:本当に良いところばかりだなと思いますね。僕は、友達や周りでお世話になっている方々に「お前はバランスのいい男だな」と言われるんです。どこかが欠けていて他の部分が突出しているのでなく万遍ない男だと。五角形のレーダーチャートに例えるならば、僕がバランスのいい五角形だとすると、その五角形をさらにボン!と大きくした形が広くんだと思うんです。弱点も見当たらないし、1つ1つ確実に自分の武器として舞台で使えている印象があるので、恐ろしい人だなって。自分は一部分を伸ばすのではなく“すべてを伸ばさないと広くんと戦っていけないな”という想いがありますね。

矢崎:いや、そう言っていただいて本当にありがたいです。こういう後輩がいるからこそ追いつかれないように、僕も切磋琢磨して一生懸命やっているところもあります。かといって、僕が秋人より勝っているのかと言えば、またそこは疑問で。彼にはたくさんの魅力があります。作品に対してもカンパニーの中での在り方にしても、何事にもまっすぐに誠意を持って向き合うので、そこが本当に魅力的で彼の魅力が漏れているなと。僕はお芝居の役に入るときは、役だけじゃない何かがすごく大事だと思っているので、とくに宮崎秋人という俳優は、その“役だけでないもの”がお客様に漏れ出て伝わる俳優。そこが彼の今一番の魅力だと思うし、僕の良い点をあげてくれて自分自身を正さなくてはと思えることも才能だと思うんです。僕はそんな後輩がいることが怖いです。

宮崎:アハハハ。

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2人が夢中になっていること……

――ロザリンドが研究に没頭したように、お芝居以外の何かに夢中になったことや今、夢中になっていることはありますか?
宮崎:夢中というとゲームですかね!(笑)。ネットゲームが好きですね。次の日がオフで時間があると、夜な夜な友達とボイスチャットしながらゲームをやっています。
矢崎:へえ~!

――やはりゲームがストレス解消法でもあったりします?
宮崎:そうですね、ものすごい勢いでマウスを叩いたり、コントローラーをカチャカチャカチャカチャしたりしてずっとやっています(笑)。

2人が夢中になっていること……

――ロザリンドが研究に没頭したように、お芝居以外の何かに夢中になったことや今、夢中になっていることはありますか?
宮崎:夢中というとゲームですかね!(笑)。ネットゲームが好きですね。次の日がオフで時間があると、夜な夜な友達とボイスチャットしながらゲームをやっています。
矢崎:へえ~!

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――なるほど。矢崎さんはいかがですか?
矢崎:言ったらきりがないんですけど、本当にぎゅっと好きになるんですよ!ゲームも好きですし、この間までは“糖質制限”がすごく好きで……。
宮崎:えっ!?糖質制限が好きってことあります!?(笑)

矢崎:辛いんだけど、たぶんもう好きでやっているんですよ。自分の体のためにやっているんですけど、ちょっとマニア入ってる(笑)。あと“通販サイト”も好きなんですよ(笑)。
宮崎:あっー!わかるぅ!!

矢崎:通販サイトで“今、何がベストセラーなのか”を調べるのがすごく好きで、検索しているとそこから派生してどんどん楽しくなってくるわけですよ。「へえ今、一人用キャンプってこれが売れているんだ」と知ると、今度はソロキャンプに興味が沸いてきて「ソロキャンプしたいな」と思うようになって。自分だけの道具を揃えて、キャンプ場に行ってひとりで焚火をしながら……と思うと楽しくなってくる。

――ひとりで焚火は寂しくないですか?
矢崎:それが違うんですよ~!その“ひとり”でやるのがいいらしいんですよ(笑)。冬の時期だと初心者にはキツイかもしれないので、ちょっと夏にでもできたらいいなって思っていて。一昨日はソロキャンプについて、昨日はドラマの影響もあってランニングシューズについて調べました(笑)。
宮崎:アハハ~(笑)。

矢崎:この靴を履くと走り方が変わるとか、足袋のようなシューズや5本指のシューズなどいろいろな靴があるんだなって。自分もランニングシューズを持っているんですが、新しいものも欲しくなって「どれにしよう?」と悩んだり、「稽古靴をランニングシューズにしようかな」と考えたりして、昨日はずっとランニングシューズについて調べていましたね。今は何でも調べられる時代だし、そう考えるとネットに無中ということになるかもしれないです。

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――では、最後に公演を楽しみにされているファンのみなさんへメッセージをお願いいたします。
宮崎:作品としても日本初演ですし、板谷由夏さんも初舞台!サラナさんも日本のストレート舞台を初演出!そして、宮崎秋人と矢崎広が久しぶりの共演!といった本当に楽しみづくしな舞台だと思います。作品としては、女性の背中を押すような、今何か夢中になっている女性に対して届くメッセージがたくさんある作品だと思うので是非、女性の方にたくさん観ていただけたらと思います。

矢崎:女性の方はいろいろ感じてもらえる作品だと思います。女性が活躍しづらかった時代のお話なので、そこで「頑張ろう!」という気持ちを持ち帰ってもらえると思います。かといって、キャストも男性陣が多く男性の気持ちも詰まっているので、誰が観ても何か感じ取ってもらえる作品でもあります。日本初演ということで、こういった作品をお客様に観てもらう挑戦も詰まっています。制作サイドをはじめ、サラナさんや僕らも含めて日本で初めてやるということは大きなことなので、その瞬間を是非観に来ていただきたいです。

アカデミー賞受賞女優 ニコール・キッドマンがウエストエンドで主演し、大好評を博した作品が日本初上陸!

『PHOTOGRAPH 51(フォトグラフ 51)』は、東京芸術劇場シアターウエスト2018年4月6日~4月22日 、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ2018年4月25日~4月26日にて上演。

公式サイト:http://www.umegei.com/photograph51/

一枚の写真が導く、科学と愛。女性科学者の運命を描く、真実の物語―。ウエストエンドでニコール・キッドマンが主演した話題作。板谷由夏、待望の初舞台作品!
1951年
科学者、ロザリンド・フランクリン。
ひたむきで、空気は読まない。辛辣な発言が清々しい。
研究に没頭する姿に驚き、ブレない信念は全女性を虜にする魅力に溢れている。やがて“世紀の大発見”と言われる、DNAの二重らせん構造の発見に貢献。しかしノーベル賞を受賞したのはロザリンドではなかった。何が彼女の運命を決めてしまったのか。ロザリンドと5人の男性。
一癖も二癖もある6人それぞれの物語と掛け引き、恋、ハラハラする展開。燃えたぎるような熱気にあふれた、90分ノンストップで贈る人間ドラマ。

演出家    サラナ・ラパイン

出演
ロザリンド・フランクリン役:板谷由夏
モーリス・ウィルキンズ役:神尾佑
レイ・ゴスリング役:矢崎広
ジェームス・ワトソン:宮崎秋人
ドン・キャスパー:橋本淳
フランシス・クリック:中村亀鶴
主催       フォトグラフ51制作実行委員会
企画・制作           梅田芸術劇場

■プロフィール
矢崎広(やざき・ひろし)
2004年にミュージカル『空色匂玉』でデビュー。舞台、ドラマ、映画、アニメ声優、CMナレーションなど幅広く活躍。主な出演作に舞台『黒いハンカチーフ』、『女中たち』、『薄桜鬼』シリーズ、『ETERNAL CHIKAMATSU』、『モマの火星探検記』、『人間風車』『Shakespeare’s R&J』、ミュージカル『ドッグファイト』、『タイタニック』、『ジャージー・ボーイズ』、『ロミオ&ジュリエット』等多数。

宮崎秋人(みやざき・しゅうと)
ミュージカル『薄桜鬼』や舞台『弱虫ペダル』、など、2.5次元人気シリーズに多く出演。

舞台『青の祓魔師』、舞台『柔道少年』などで主演を務める。そのほか、ドラマ『男水!』(日テレ系)、『弱虫ペダル』(BSスカパー!)映画『ちょっとまて野球部!』(2018年1月27日公開)に出演。

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