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2020年2月21日 19:49

【前編】萩原利久&佐野岳&岡本夏美インタビュー 「人間味に溢れたヒーロー」が活躍する、SFコメディ時代劇ドラマ『大江戸スチームパンク』 

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

江戸と似ているようで違う町“大江戸”を舞台に繰り広げられるSFコメディ時代劇『大江戸スチームパンク』がテレビ大阪にて放送中だ。本作は、1998年に結成以降、コメディを上演し続けている劇団「ヨーロッパ企画」が描き下ろした完全オリジナル作品の実写ドラマ。『十二人の死にたい子どもたち』や『アイネクライネハトムジーク』など話題作に多数出演して注目を集める萩原利久が主演を務める。萩原が演じるのは、天才発明家・平賀源内(六角精児)と出会ったことでヒーローになる青年・佑太。さらに、彼を取り巻く弥助役を佐野岳、お照役を岡本夏美が務める。プライベートでも仲が良いという萩原、佐野、岡本に本作の見どころ、そして撮影の裏側を聞いた。

020s

――ドラマの放送がついに1月18日(土)からスタートしました。ご覧になった感想からお聞かせください!

岡本:キャストみんなで第壱話を観たのですが、全員大爆笑でした。。

萩原:面白かった! 自分で言うのも何ですが、続きが気になって、先を追いかけたくなるストーリーだと思いました。

佐野:(取材当時は)まだ1話しか観ることができていないのですが、CGが多い作品なので、こうなっていたんだと僕たちも驚くシーンが多くて、今後、どうなっていくのか楽しみです。

岡本:あとは、萩原利久くんのおとぼけ顔が最高でした(笑)。萩原くん史上、最高のおとぼけ作品になっていると思います(笑)。

萩原:自分では意図していないところでも、おとぼけ顔をしていたみたいです(笑)。

岡本:萩原くんは、独特の間(ま)がある方で、佑太というキャラクターにぴったりだと思います。

萩原:でも、実際に撮影現場に入ってみないと分からないことが多かったです。台本を読むだけだと、どうなるのか想像がつかないシーンも多くて…。

佐野:撮影現場でも臨機応変に変化することも多かったし、僕たちからも「こうやろうよ」という提案をさせていただくこともできたので、常に最善のものを作ろうというみんなの思いの積み重ねで作り上げてきました。

043s

――このドラマの出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか? 時代劇とSFというのは、面白い組み合わせのドラマですよね。

萩原:その言葉だけ聞くと、全く想像がつきませんよね。甲冑をつけたこともなかったですし、「蒸気力」と言われてもピンとこなかったですし、未知な世界でした(笑)。

佐野:分かる。僕も楽しみ半分、不安半分でした。

萩原:台本自体は、本当に面白く読みましたし、大江戸を冒険してみたくなるんですが、これをどうやって撮るんだろうという不安もありました。

岡本:そういうどうなるんだろうという楽しみもありつつ、台本はヨーロッパ企画さんならではのコメディ要素も多くて、私も読むだけでワクワクしました。

059s

――岡本さんは、この作品の撮影前から萩原さん、佐野さんとそれぞれお知り合いだったということですが、知り合いの二人と共演ということも楽しみの一つだったのでは?

岡本:そうですね。岳くんとは事務所が一緒ですし、萩原くんとは私が高校生の頃に共演させて頂いてからの知り合いですが、がっつりと絡むお芝居は今までしたことがなかったので、その点も含めて楽しく撮影ができました。

084s

――先ほど、岡本さんのお話にもありましたが、本作は「ヨーロッパ企画」のオリジナル作品になります。「ヨーロッパ企画」の作品をご覧になったことはありますか?

佐野 あります! 『志ず江』(角田貴志監督作)という短編の映像作品があるのですが、それがめちゃくちゃ好きなんです。絵を描いている女性の姿を追っているという映像なのですが、すごく面白くて。『大江戸スチームパンク』は角田監督ではありませんが、それでも同じヨーロッパ企画ということで、楽しみにしていました。トリッキーなことが起こるんじゃないかと期待しながら撮影に臨みました。

岡本:私は先日、舞台を観劇させていただきました。ともて面白かったです。『大江戸スチームパンク』は、ヨーロッパ企画のエッセンスが入っているとすごく感じました。

063s

――本作はコメディになりますが、コメディ作品ならではの難しさはどんなところに感じていますか?

佐野:面白いことをやろうとしては面白くなくなってしまう。でも、面白さを自分の中に見出さないといけないから、どんな塩梅がいいのかをずっと探していました。自分でアイディアを出させてもらったのですが、自分が面白いだけではいけないし、本気でふざけないといけない。それはすごく難しかったですが、楽しくもありました。

岡本:(佐野は)果敢にチャレンジしてたよね。本番では演技を変えたりして、色々と試しているんだなと感じました。私は、役柄的に仕掛けるのではなく、受け身でいることが多かったので、笑いをこらえるのに必死でした(笑)。

佐野:弥助も仕掛けるキャラクターだったわけではないけど、(岡本とのシーンは物語の本筋からは少し外れた)遊びの場でもあったからね。でも、全然笑ってなかったけど…。

岡本:いや、結構、ツボに入ってましたよ? 笑わないように頑張ってました。岳くんは、ゲラ(笑い上戸)で面白いことをやろうとして自分で笑っちゃうので、それだけは本当にやめてほしかったです(笑)。

佐野:だって、僕が仕掛けないとって思ってたから(笑)。

112s

――萩原さんはコメディ作品に出演するのは初めてでしたか?

萩原:初めてです。でも、僕は役柄的にも、自分で面白いことをするというよりは、ただひたすら一生懸命でいることが大切だと思っていました。ただただ真面目に、バカらしいと思われるようなことも一生懸命、真顔でやることで生まれてくるものがあるだろうと思うので。

岡本:確かに、佑太は一生懸命でいることが面白さに繋がるキャラクターですね。

萩原:でも、甲冑を着ていると、何もしなくても失笑が起こるんですよ(笑)。想像以上に大きいので。一生懸命やっていると、それだけでも面白いんです。走っているだけで、ズタズタして滑稽で(笑)

097s

――なるほど。萩原さん、岡本さんはどんなことを意識してそれぞれの役を演じていましたか?

岡本:私は紅一点の役柄だったので、女の子らしさやヒロイン感を出せたらと思って演じていました。

萩原:(岡本の演じる)お照は、秘密を抱えている女の子だから、伏線も多いんだよね。

岡本:そうなんです。最終話までにいろいろなことが明らかになってくる、実は謎多きキーパーソンなんです。

萩原:僕は自分の中で、少年漫画の主人公をイメージとして持っていました。

岡本:佑太はそのピュアさゆえに世界を救っているってところが魅力だよね。

萩原:うん。それは僕も早くから意識していて、そこがブレなければあとはそのシーン、そのシーンで向き合っていけばいいかなと思っていました。

011s

――なるほど。萩原さん、岡本さんはどんなことを意識してそれぞれの役を演じていましたか?

岡本:私は紅一点の役柄だったので、女の子らしさやヒロイン感を出せたらと思って演じていました。

萩原:(岡本の演じる)お照は、秘密を抱えている女の子だから、伏線も多いんだよね。

岡本:そうなんです。最終話までにいろいろなことが明らかになってくる、実は謎多きキーパーソンなんです。

萩原:僕は自分の中で、少年漫画の主人公をイメージとして持っていました。

岡本:佑太はそのピュアさゆえに世界を救っているってところが魅力だよね。

萩原:うん。それは僕も早くから意識していて、そこがブレなければあとはそのシーン、そのシーンで向き合っていけばいいかなと思っていました。

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SFコメディ時代劇『大江戸スチームパンク』は、毎週土曜 深夜1時26分〜1時56分にテレビ大阪で放送。テレビ放送終了後より、TSUTAYA プレミアムにて独占配信。※他社見逃し配信を除く

また、TSUTAYAプレミアム独占配信のオリジナルエピソード『裏江戸スチームパンク』もテレビ放送終了後より配信。

 

 

 

 

 

 

 

 

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