取材:記事・写真/RanRanEntertainment
左から 岡本夏美 萩原利久 佐野岳
――撮影で印象に残っていることは?
岡本:CGカットが多かったので、実際に目の前にはいないけれど、敵をイメージして戦ったり、芝居をしたりということが多かったですね。
萩原:結構あったよね。それから、僕は「蒸気力甲冑」を着ている時間も多かったので、やたら濡れてました。「蒸気力」なんで(笑)。あれは寒かった(笑)。
佐野:日光で撮影を行っていたんですが、すごく寒かったよね…。僕も半袖だったし、水をかけられるシーンも多かったので。
岡本:私は、全身びしょ濡れになるシーンもあったよ。バケツで水をかけて撮影して…とにかく寒かった(笑)。
萩原:みんな何かしら体張ってるよね(笑)。
佐野:でも、撮影中にみんなで泊まっていた宿舎に温泉がついていたから、それに癒されました。
――泊まり込んでの撮影だったんですね。撮影時以外はどのように過ごしていらしたんですか?
岡本:ホテルの周りに、ご飯を食べるお店も2軒しかなかったので、撮影のお休みがあってご飯を食べに行くと、絶対に誰かしらに会うんです。
萩原:ずっと一緒だったよね。撮影でも一緒だし、撮影が終わっても、ご飯を食べに行って。
佐野:撮影している日は、昼休憩の時間とかに、スタッフさんがサッカーボールを持ってきてくれて、みんなでサッカーしてました。
――温泉もあって、自然がいっぱいで、リラックスできそうな環境ですね。
佐野:僕、田舎出身なんで、その場所が好きすぎて、撮影がお休みの日も東京に帰らずに残っていましたから(笑)。
岡本:私は、お休みがあると東京に帰っていたんですが、岳くんは「俺、ここに残る」って言って、帰らないんですよ(笑)。
あ、私はお休みの日に日光東照宮には行きました。
佐野:僕たちは日光江戸村に行った。(萩原と)一緒に忍者の芝居を見たりして楽しめました。
――第壱話の「蒸気風呂我慢大会」の撮影に備えて、萩原さんと佐野さんはお二人でサウナに入って練習もしたとか?
佐野:行きましたね。二人とも負けず嫌いだから、先に出るのが(自分の中で)許せなくて、かなり長い時間入っていたよね(笑)。出る時も、「先に出ていいよ」「いや、いいよ」みたいな小さな争いもあって(笑)。
萩原:そう(笑)。これで、僕が先に出たからって負けにならないから、とか言いながら(笑)。
岡本:二人は、趣味嗜好が本当に似ているんですよ(笑)。
萩原:だからか、すぐに仲良くさせて頂きました。
岡本:二人とも、少年みたい。小学校男子みたいな会話してるんですよ(笑)。
萩原:不思議なくらい歳の差を感じないんです(笑)。
――では、最後に本ドラマの見どころを改めて教えてください!
佐野:ここからどんどん物語が展開して、どんどん大江戸の謎に迫っていきます。きっと皆さんが楽しめるお話になると思います。それから、TSUTAYAプレミアムでは「裏江戸スチームパンク」というオリジナルエピソードも配信されているので、そちらもぜひ観て頂きたいです。本編を引き立てるストーリーになっていますので、合わせて楽しんでもらえたらと思います。
岡本:大人の方には子供の頃に戻ってワクワクできる作品になっていると思うので、一緒に大江戸の世界でワクワクしていただけたらと思います。
萩原:佑太は、弱さもあって、人に支えられないと一人じゃ生きていけないという、人間味に溢れたヒーローだと思います。誰かに支えられながら誰かを助ける。そういう身近にいる新しいヒーローだと思いますので、そんなところにも注目してもらいたいです。そのほかにも、個性豊かなキャラクターがたくさん出てきて、作品に彩りを添えているので、大江戸の世界を存分に楽しんでいただけたら嬉しいです。
SFコメディ時代劇『大江戸スチームパンク』は、毎週土曜 深夜1時26分〜1時56分にテレビ大阪で放送。テレビ放送終了後より、TSUTAYA プレミアムにて独占配信。※他社見逃し配信を除く
また、TSUTAYAプレミアム独占配信のオリジナルエピソード『裏江戸スチームパンク』もテレビ放送終了後より配信。
文・嶋田真己/写真・篭原和也