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2022年2月17日 12:30

【前編】ソニンインタビュー!松本潤主演ドラマ『となりのチカラ』でマリア役に 「映像と舞台の世界は別物。毎日が学びです」

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

松本潤主演ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)が2022年1月20日(木)から放送開始した。本作の脚本を手掛けたのは『家政婦のミタ』(2011年)、『過保護のカホコ』(2017年)などで知られる遊川和彦。物語は、主人公・中越チカラ(松本潤)が都内のマンションに妻の灯(上戸彩)と二人の子どもと共に移り住んでくるところから始まる。チカラは困っている様子の人を見ると、気になって、あれこれ悩み抜いた挙句、結局いつも声をかけてしまう。そんなチカラと個性豊かなマンションの住人たちとの人間模様を描く。
303号室に住むマリアを演じているソニンにドラマの見どころと役作り、そして10年ぶりとなる地上波連続ドラマ出演への思いを聞いた。

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――このドラマの脚本を読まれた時の感想からお聞かせください。

最初は、3話の脚本を先にいただいて、その後にキャスティングが決まってから全話を読ませていただきました。3話を読んだ時は、割と切り込んだテーマを扱うんだなと思いました。社会的な問題をメインにしているわけではないのですが、その辺も切り込んでいくのだなという印象でした。全話いただいて読み終えた時には、みんなとの関係性がどんどん交わっていき、これはマンションの住人の話で、全体を通して『となりのチカラ』の話だなと思いました。(※3話はマリアの話)

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――ソニンさんが演じるマリアはまだ謎だらけの女性ですが、ソニンさんからマリアについてご説明していただけますか?

東南アジア系の女性という感じと第1話ではチカラ君が言っていまして、まだナニ人か明かされていませんが、ベトナム人なんです。技能実習生で日本に介護福祉士を目指して来た女性なのですが、ある問題が起きてしまって、それをチカラさんがどうにかしようと思って助けようとしてくれる展開です。外国でタフに生きている、厳しい現状もありながら日本で生きようとしている女性という役です。

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――どういう風に演じようと思って臨んだのでしょうか?実際に演じてみていかがでしたか?

遊川さんの演出が、ばっちりイメージがあって、それを最初に言われていたので、それに応えようと思っていました。とにかく感情表現がすごくて、アップダウンが激しいという要望をいただいていたので、それに夢中でした。3話は最初の方なので、現場の空気を掴むために必死だったので、周りの流れに任せて勢いで、やった感は否めないです。どういう感じに仕上がったかちょっとドキドキしています。ひたすら、リアリティな話ではあるのですが、演技自体はリアリティを兼ね備えつつ、ほんとにテンポ良いコメディのようなものも意識しつつ、「感情豊かだな、外国の方は(笑)」という要望に答えれるよう演じました。遊川さんの演出が視聴者の方を飽きさせないように、ジェットコースターみたいに演じてと言われました。

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――今回、脚本が遊川さんで、演出も遊川さんがやっていらして、相当具体的なリクエストがあるのですね?

そうです。私の場合、候補が何人かいる中で、読み合わせでキャスティングが決まったのですが、その段階で、「ちょっと次はこういう風に読んで。感情のアップダウンが激しい感じで」と言われたんです。その時は、技量を試しているのかと思っていたのですが、キャスティングが決まって本当の読み合わせの時も同じように言われて、あれは、私の技術を試していたのではなくて、マリア役の演出だったことがわかったんです。撮影のクランクインした時には方向性が台本に書かれている感じでした。

――マリアの方向性が書かれていたのですか?

読み合わせの時点で演出を言われていたので、ここはどういう風にというのを私が全部台本に書き込んで方向性がわかっていたという事です。“可哀想に見えるように言って”とか、“次興奮して”、“ここで急にキレて”とか。他に準備していくものは、ベトナムの訛りの練習と、どういう風なジェスチャーを入れていくかというアイデアですかね。

――ベトナム訛りって難しいですよね?

難しいです。あまり堪能過ぎてもいけないし、ただ何をしゃべっているかわからないとダメですし、他の日本語を普通にしゃべれる役の方達とのテンポの差のバランスも難しい点です。遊川さんには片言をあまり忠実に再現するとしゃべりが遅くなるから早巻きするところは早巻きでと言われていて、苦労している部分ではあります。

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――現場の雰囲気はいかがですか?

みなさんすごくフレンドリーで、他愛もない話を合間にしていたりしてます。他のキャストの方々、遊川さんにOKをもらうためにドキドキハラハラしているみたいです。「遊川さん、あまり誉めてくれないから」と(笑)。私が一番不安になるのは、誉めもしない、ダメ出しもしない、何も言われない時です(笑)。あれ今日遊川さんいらっしゃらないのかなと思っていると、ぬっと現れて、「ずっと見ているよ」っておっっしゃたり。

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――印象に残っているシーンや、ここは見て欲しいというところはありますか?

仕上がりをまだ見ていないので何とも言えないのですが、ベトナム語をしゃべるシーンは頑張りました(笑)。3話だけでなく、全編通してベトナム語を話すシーンが何回か出てきます。チカラ君がカフェからマンションを眺めているのですが、ベトナム人同士が話すシーンでは全部ベトナム語で話しているんですよ。それも全部覚えたんです。音使われてないけれど(笑)。

――すごいですね。

元々無音設定なのですが、口元はわかるからちゃんとベトナム語でしゃべっているんです。この作品はナレーションにかぶっている台詞が多く、うっすら聞こえる音も完全無音の隠れオフ台詞でも、ベトナム語をしゃべっていたりします。

—―ベトナム語のお勉強は?

私自身行ったことはありますが全く喋れなくて未知の発音でした。ベトナム語もベトナム語訛りの日本語の台詞もベトナムの方に読んでいたいた音源を参考にしました。事前に音源を元に台本に全て音を記号にして書いて、自分で声にしたものを録音して、それを聞いて練習して準備した状態で、撮影日現場に入ります。

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後編~

ドラマ『となりのチカラ』

毎週木曜21時~(テレビ朝日系)

脚本:遊川和彦
演出:遊川和彦 本橋圭太 竹園元 松川嵩史
出演:松本潤 上戸彩 小澤征悦 映美くらら ソニン 清水尋也
長尾謙杜(なにわ男子) 浅野和之 風吹ジュン 松嶋菜々子

主題曲:上原ひろみ『上を向いて歩こう』(ユニバーサル ミュージック)
プロデューサー:秋山貴人(テレビ朝日) 松野千鶴子(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
制作:テレビ朝日
公式サイト https://www.tv-asahi.co.jp/tonarinotikara/

 

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