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2023年4月25日 15:49

【後編】和田琢磨&染谷俊之インタビュー ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』ラストワルツの2人が語るドラマの魅力

取材・写真/RanRanEntertainment

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左から)染谷俊之   和田琢磨


――お二人は、こうしてガッツリとお芝居をするのは初めてですよね? 今回、改めて感じたお互いの魅力は?

和田 そのシーンやその場で何が求められてるか、何を見せたいかということをすぐに感じ取って、それをやってみせられる人だと思います。僕もそれは意識しているところですので、そういう意味でも感度が近いのかなと思いますし、すごくやりやすいです。

染谷 そうした感度と価値観は笑いだけじゃなく、色々な面で似ていると感じることが多かったよね。すごくありがたいと思いました。

和田 年代が近いからというのもあるのかもしれない。これまで舞台上ではほとんど絡んだことはなかったのですが、歩んできた作品やここまでの道のりは、お互いにすぐに理解できるんです。そうしたバックグラウンドもすごく影響してるんじゃないかと思います。

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――では、本作に登場するお笑いコンビの中で、特に印象に残っているコンビはありますか?

和田 「ねあんでる」(木津つばさと中尾暢樹)が好きです。ある日、舞台の本番中に袖で、2人でわいわい何かを話し合っていたことがあったんですよ。本番中ですよ(笑)? 「こうだろう」「ああだろう」ってかなり白熱してて。それで、いざ、自分たちの出番となったら、一瞬で雰囲気が変わって、お笑い芸人の顔になってステージに出ていったんです。すごいな、プロだなと思いました。

染谷 めちゃくちゃおちゃらけて出ていったもんね。僕も好きです。完成されていると思いました。稽古場で見た時から、二人の掛け合いは完成されていましたから。

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――それだけお二人にはお笑いのセンスがあるということなんですかね?

染谷 若さも元気もあるし、エネルギッシュで、テンポもいいというところが、僕は好きです。

和田 役割分担がしっかりしているんだと思います。中尾くんは、普段はフワフワしていて勘で生きてるような人ですが、すごく爆発力がある。木津くんは頭の回転が早いので、そういう中尾くんの爆発力を全部回収できるんだと思います。バランスがいいなと見ていて感じました。

――この作品に出演したことで、お笑いの見方は変わりましたか?

染谷 僕はあまり変わらないと思います。僕たちは、あくまでも“お笑い芸人”の役を演じているだけで、漫才のネタも脚本家の方が書いて、それを覚えてやらせていただいているだけですので。本物のお笑い芸人の方たちは、自分たちでコンビを結成して、下積みを経験して、ネタも自分たちで作っているので、全然違うと思います。なので、お笑いを見ても、やっぱりすごいなと思うばかりです。

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――演じる上で参考にしたり、これを真似してみようと思ったりということもなかった?

染谷 芸人さんによって色もネタの方向性も違いますし、関東と関西によっても違いますし、それぞれなので。それに、僕たちは参考にしてできるというレベルではないと思っています。やはり本物の方たちはすごすぎるので。見る時は何も考えずに楽しんで見ています。

和田 僕たちは台本があるので、なるべく台本に忠実に演じるというのが役割ですから。芸人の方たちはそれを自分で考えて作り上げているので、本当にすごいことだと思います。

――では、ドラマの撮影で印象に残っていることを教えてください。

染谷 毎日怒涛の撮影でした。長回しでの撮影が日々、4回くらいあって、とにかく濃い毎日を送っていたのですが、じゃあ、エピソードと言われると…嵐のように過ぎ去ったなという感覚で(笑)。

和田 各コンビにフォーカスした回があるので、自分たちがフォーカスされる撮影は、特に分量が多かったですし。長回しの撮影は大変ではありますが、みんなきっちり1、2回で撮り終えていたので、今回のドラマはもう大丈夫だという確信が持てました。

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――ラストワルツの見どころを教えてください。

和田 セット美術を駆使しているのは我々だと思うので、そこはぜひ。

染谷 スタッフさんが、楽屋に物をいっぱい置いてくださっていたので、試されている気がして(笑)。それをふんだんに駆使したのが我々です。ふとした瞬間に使ってます。

――例えば?

染谷 それを言ったら面白くないので、画面全体を細かいところまで観ていただいて、ぜひ探していただければと思います。

和田 画面の端です。悪目立ちしないように、でも芸人魂として爪跡を残したいというギリギリのところでやっていますので。

――ありがとうございました! 最後に、放送を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。

染谷 キャスト、スタッフの皆さん、みんなで力を合わせて作った作品です。誰かがつまずきそうになった時に、全力でみんなでカバーする。そうした結束力がある撮影ができたので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

和田 舞台を経たからこそ、1話目からコンビ感が出来上がっていると思いますので、どっぷりと世界に入り込んで楽しんでいただけると思います。撮影もみんなで楽しく行いましたので、その楽しさが画面越しに伝わるといいなと思ってます。

103s


ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン2』は、4月25日(火)から毎週火曜24時59分~25時29分にて日本テレビで放送。読売テレビでは、5月6日(土)から毎週土曜24時58分~25時28分にて放送予定!

■キャスト
荒牧慶彦 和田雅成 染谷俊之 溝口琢矢 大平峻也 木津つばさ 中尾暢樹
/ 鳥越裕貴 陳内将 梅津瑞樹 橋本祥平 田中涼星 ・ 崎山つばさ / 和田琢磨 ほか

■スタッフ
脚本監修:上田誠(ヨーロッパ企画)
脚本:左子光晴、大歳倫弘、橋本尚和(ヨーロッパ企画)
企画・演出:橋本和明(WOKASHI)
演出:山口淳太(ヨーロッパ企画)、岡本充史(AX-ON)
制作協力:AX-ON
制作プロダクション:ウインズモーメント
製作著作:カミシモ2製作委員会(日本テレビ、FAB、読売テレビ)
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kamishimo2/
公式Twitter:@_kamishimo

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スタイリング:稲葉江梨

 文・嶋田真己 / 撮影・篭原和也

 

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