2015.03.15 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
ライヴ写真提供/KJ Music
3月15日、東京・渋谷にあるタワーレコード渋谷店において韓国の実力派アコースティック・デュオ、10CM(シプセンチ)が昨年12月1日にリリースした最新アルバム「10CMです。」と日本語歌唱曲『さよなら(クリウォラ)』3月21日発売を記念してライヴを開催した。
10CM(シプセンチ)とはボーカルを担当しているクォン・ジョンヨルとギターとコーラスを担当しているユン・チョルジョルの身長差が10CMあることから命名され、この個性的な名前とともに個性的なリアルでユーモアたっぷりの“エロ可愛い”歌詞が魅力で多くのファンを魅了している。
今回のライヴは前日のファンミーティングに続き開催され、会場は熱気に包まれていた。
日本盤では2ndアルバム(韓国では3rdアルバム)「10CMです。」に収録されている『三枚目のプレッシャー』でスタート、タイトル通りプレシャーを10CM独特の言葉で表現している楽しい曲だ。次は初期のヒット曲『今夜は暗闇が恐いよ』を披露し会場は10CMワールドに包まれヒートアップした。
「韓国にいるときから憧れていた“タワーレコード”にこうして来られて、皆さんに会えてうれしいです。一階に僕らのコーナーがありとても感慨深かったです。皆さんのお友達にも『エロイ感性』を届けてほしいです。」と思いを語った。
今回発売された日本語歌唱曲『さよなら(クリウォラ)』の訳詩を担当したフリーアナウンサーのYumiがゲストで登場し、楽しいトークを繰り広げた。
Yumiが「訳詩で大変だった事は、韓国語の文字と日本語の文字数を合わせなくてはならないので言葉選びが大変でした。」と語り「歌うのも大変ではなかったですか?」との気遣いに10CMが「とても歌い易く、新しい感性で歌えてとても嬉しい」と意欲的な答えに大いに期待がもてた。
ジョンヨルが「この『さよなら(クリウォラ)』は心に痛みを感じたことのある人が書ける曲」とアピールするとYumiが「私もこの年になるといろいろありますよ~(笑)。正直な言葉が出てきて、等身大の男女の生きた言葉がとても素敵だと思いますよ。」
ジョンヨルが「日本がまだまだで発音が笑われそうですが、可愛い~と思って聞いて下さい。」と発言すると会場からは「可愛い~」の声がかかり「僕は可愛いよりエロイと言われる方が好き!(笑)」と応戦、10CMならではのトークを繰り広げた。
会場からのリクエストに応えるサプライズなどファンとの一体感満載のライヴに楽しいひとときとなった。ストリートライヴからはじまり、今では海外公演もこなし益々活躍が期待される。
公演後に囲み会見が行われた。
公演を終わられての気持ちは?
ジョンヨル:ファンミーティングも(単独)ライヴも初めてでとても楽しかったです。どちらも思った以上にお客様がいらしてくださり楽しんで頂けてとても嬉しかったです。
チョルジョン:お客様がますます増えて緊張します。これからますます緊張すると思いますが頑張ります!
日本のファンの印象はいかがでしたか?
ジョンヨル:コミュニケーションがスムーズにとれ、楽しく盛り上がれたと思います。
歌も上手で手拍子のリズムがとても正確で嬉しかったですね。
チョルジョン:そろそろ字幕はいらないかなと思うくらい、皆さんの反応が良くてびっくりしています。日本語の勉強をがんばります。
10CMの身長差は10㎝ですが、体重はどれ位差がありますか?
チョルジョン:10キロです。僕はこの1年間で太って彼は痩せました(笑)。
日本で行きたい所はありますか?
ジョンヨル:服を買いたいです。日本の好きなブランドの服を買いに行きたいです。コムデギャルソン、ケンゾウなどが好きですね。
チョルジョン:僕はフィギアを買いたいです。
ジョンヨル:オタク!
チョルジョン:フィギアをコレクションしていて、家の壁一面にコレクションを飾っています。エバンゲリオンやワンピースが好きです。
撮影などでお互いの立ち位置は決まっているのですか?
いつものライヴの時と同じ位置ですね。この位置が落ち着きます。
作詞作曲(エロイ曲)をする時はどんな時、どんな所でつくりますか?
カフェで女性をみていて作りますね~(笑)。
特に女性のハートをみます(笑)。
10CM(シプセンチ)
3月21日(土)日本語歌唱曲『さよなら(クリウォラ)』発売
タワーレコードおよびTOWERmini全店、タワーレコードオンラインにて販売
3月25日(水) 最新アルバム「10CMです。」、日本語歌唱曲『さよなら(クリウォラ)』
iTunes Store他配信開始