2015.04.17 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
ハリウッドの人気ヒーローたちが韓国に集結した!米国のブロックバスター映画『アベンジャーズ』の続編である『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(以下アベンジャーズ2)のプロモーションのために訪韓したジョス・ウィードン監督、“アイアンマン”のロバート・ダウニーJR、“キャプテンアメリカ”のクリス・エバンス、“ハルク”のマーク・ラファロ、そして“ドクター・チョ”として今回出演した韓国女優のスヒョンが、4月17日、ソウル市汝矣島(ヨイド)にあるコンラッドソウルホテルにて開かれた記者会見に参席した。
出演者たちは、一年前の4月16日に韓国で起きたセウォル号沈没事件の追悼の意味を持つ黄色いリボンを胸につけて会見に臨んだ。
出演者たちを迎えてフォトタイムが行われ、和気藹々とした雰囲気の中で会見も進められた。会見が始まる際にスヒョンの座席の椅子を引いてあげるなどのマナーをみせたロバート・ダウニーJRは、会場に詰め掛けた大勢の報道陣の前で挨拶をしながら「お越しいただきありがたいのですが、ショッピングがあるので最大限早く(会見を)進めてください」と話し、場内を笑いの渦に巻き込んだ。そしてクリス・エバンスも「私もショッピングするものが沢山ありますから」と続け、ロバート・ダウニーJRが「セリフをとられちゃったな」と返すなど盛り上がりを見せていた。
またロバート・ダウニーJRは会見で「“アイアンマン1”を沢山の韓国の皆さんに愛していただけて、国際市場でも通じるんだなということを感じることができた貴重な時間でした」と伝え「韓国の熱烈なファン、そして食べ物がうらやましく、クリス・エバンスが韓国で撮影したことがうらやましかった。機会があれば韓国で撮影する機会があることを待っています」と豊富を伝えた。
クリス・エバンスは韓国国内での撮影について「すばらしかった。空港からすでに暖かく歓迎してくださり、故郷にまた来たような気分でした」とし「海外撮影は現場での適応期間が必要ですが、暖かく迎えていただけたのでよくなじむことができました」と付け加えた。
またロバート・ダウニーJRは、劇中親密な間柄として登場するスヒョンに対しても言及し「スヒョンはすばらしい演技で作品をうまくこなしました。韓国ですばらしい俳優たちが出てくるのはもう驚くことではないでしょう」と伝えた。ハルクとアイアンマンが対決するシーンについては「監督とどのように演出するかを話し合いました。マーク・ラファロと共にこのようなシーンを撮影できることは光栄だと思います」と感想を述べた。
初めて訪韓を果たしたマーク・ラファロは、韓国語で挨拶を準備する場面も見られ注目を集めた。また共演者のスヒョンに対し「背が高いので見上げるように見ました。いつも見上げてました(笑)」と話し、スヒョンは「それほど大きくありませんよ(笑)」と話して周囲を盛り上げていた。
スヒョンは今回の『アベンジャーズ2』への出演に関して「今でも信じられません。すばらしかったです。普段から尊敬し、好きだった監督、俳優と共演できることは一生忘れられない機会になったと思います」と感想を伝えた。そして「初めキャスティングされた後、キャラクターに対して沢山の説明を聞けずに沢山調べました。ジョス・ウィードン監督が、各キャラクターに原作がもっているもの以上の多様な色を見せられるように表現しました。監督を信頼しながら、俳優たちの間で調和を持てるよう努力しました」と伝えた。
尚、ジョス・ウィードン監督をはじめ、ロバート・ダウニーJR、クリス・エバンス、マーク・ラファロ、スヒョンは、韓国国内での会見後、放送インタビューなどを行い、午後8時からソウル貿易展示場(SETEC)にて開かれるレッドカーペット&ファンイベントを通じて国内のファンとの出会いの場を持ち、翌日18日出国する予定だ。
より一層パワフルになったアベンジャーズと、平和のためには人類が滅亡するべきであると信じるウルトロンが巻き起こす史上最大の戦争を描く『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、4月23日から韓国にて公開され、日本では夏休みのシーズンに入る7月4日より全国で公開される。