第61回ベルリン国際映画祭
『トゥルー・グリット』で開幕!
コーエン兄弟13年ぶりベルリンに立つ! !
『トゥルー・グリット』
『トゥルー・グリット』(原題:TRUE GRIT、日本公開3月18日・金)が、現地時間2月10日に華々しく開幕した第61回ベルリン国際映画祭のオープニング作品として上映された。レッドカーペットの会場は世界各国からメディアやファンに埋め尽くされた大歓声の中で、監督のジョエル&イーサン・コーエン兄弟と主演のジェフ・ブリッジス、ヘイリー・スタインフェルド、ジョシュ・ブローリンら5人が登場し、会場は大いに盛り上がりをみせた。
コーエン兄弟自身は、過去に1998年の『ビッグ・リボウスキ』で、ベルリン国際映画祭のコンペ部門での出品で話題となったが、その13年後の今年にオープニング作品としてベルリンの地に帰ってきた。
本作品は、全米で12月22日に公開されるや、アカデミー賞を受賞した『ノーカントリー』を僅か11日間で上回るコーエン兄弟歴代作品の記録を次々と塗り替えた。
父親を殺され復讐を誓った14才の少女、彼女に雇われた2人の男たち。
壮絶な追跡の果てに待つ感動のドラマ
牧場主の娘として産まれたマティ・ロス(ヘイリー・スタインフェルド)は信念の強い14歳の少女。ある日、父親が雇い人のトム・チェイニー(ジョシュ・ブローリン)に無残にも撃ち殺された。知らせを受けたマティは、遺体を引き取りにオクラホマ州境のフォートスミスへとやってくる。父親の形見の銃を譲り受け、犯人に罪を償わせることを心に誓う。マティは父の仇を討つため、”トゥルー・グリット(真の勇気)”があると言われる大酒飲みのアイパッチをした連邦保安官ルースター・コグバーン(ジェフ・ブリッジス)に犯人追跡を依頼した。そしてテキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン)も加わり、犯人追跡の過酷な旅が始まる。マティにとっては最も危険な領域に足を踏み入れることになる。そして遂に、3人にとって各々の<真の勇気>が試される時が訪れるのだった・・・
監督・製作・脚色:ジョエル&イーサン・コーエン 製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
出演:ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、ヘイリー・スタインフェルド
原作:チャールズ・ポーティス 「トゥルー・グリット」(早川書房刊)/上映時間:1時間50分
3月18日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国公開