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2016年12月15日 09:31

クリスマスショー「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」応援サポーターに就任した本田望結にロングインタビュー!<前編>

2016.12 取材:記事・写真/RanRan Entertainment

 

2011年のドラマ「家政婦のミタ」の子役でブレイクし、今年の10月に開催した「フィギュアスケート全日本ノービス選手権」では自己最高6位に入賞するなど、フィギュアスケーターとしても着実に実力をつけている女優の本田望結(ほんだみゆ)さん。そんな彼女がこの度、日本初公演となるクリスマスショー「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」応援サポーターに就任し、さらには日本公演の中で2公演(12/16()13時公演と12/24()1630分公演)にスケーターとしてゲスト出演する。

インタビューでは、12歳とは思えぬしっかりとした受け答えで取材陣も感嘆の声をあげるほど。日本初公演となるクリスマスショーへの意気込みや家族のこと、また女優とスケートの両立など、その小さな体から溢れる熱い思いをたっぷりと語っていただいた

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<前編>「最後に決めるのは自分。誰のせいでもない自分の責任」

――-家族と友人と恋人と楽しめるようなクリスマスショー「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」に今回、スケーターとしてゲスト出演されますが、今の心境はいかがですか?

クリスマスショーは12月16日から12月25日まで公演されますが、まず日本初の公演ということに嬉しさを感じています。日本ではクリスマスショーというものが数多くあるわけではないので、この公演はすごく楽しみにしています。私は初日の16日とクリスマスイブの24日に、スケーターゲストとしてまた、応援サポーターとしても出演させていただくので皆さんの足を引っ張らないようにしっかりと出来たらいいなと思います。

――望結さんのスケーティング曲「ひいらぎかざろう」を聴いた感想は?

すごく楽しいクリスマスという感じがしました。他にもたくさんの曲があり、出演者の皆さんが歌われますので、それがすごく楽しみです。曲に負けないくらいの演技をしたいと思っていますが、(リンクが)氷ではなく樹脂、プラスチックでできていますので、スケートっぽくやった方がいいのか、丸いリンクなのでバレエのように跳ねる方がいいのかなって考えています。段々(内容も)決まってきているので観客の皆さんに早く観てもらいたいですし、「すごく面白かった」というようなシーンになれば嬉しいなと思います」。

――フィギュアスケートというと衣装も楽しみですが、今回の衣装で楽しみにしている部分はありますか?クリスマスのテーマに沿ったような感じになるのでしょうか?

多分、そうなると思います。衣装は私の希望を聞いていつも作ってくださるフィギュア専門の方にお願いをしているところなんです。衣装で踊り方も変わったりしますので、そんなところも楽しみです。

――記者会見では共演されるエリック・アンソニー・ロペスさんと初対面されましたが、実際会われてみていかがでしたか?

エリックさんや出演者40名ほどの方々が来日されます。ショーではサンタさんの格好をした女性シンガーの皆さんが歌や踊りを披露されているので、「すごく面白そう!生で観たいな」と思いました。また、皆さん海外の方なので英語で挨拶できたらいいなと思って。英語は1年生の時から学校で習っていたのと、お兄ちゃん(太一さん)やお姉ちゃん(真凜さん)が(英語を)喋れるので教えてもらいながら練習しているところです。

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――望結さんは、言葉づかいがとてもキレイですが、12歳にして何故そのような美しい言葉づかいができるのでしょうか?お母様から教わったのですか?

お母さんは関西弁ですし、私も京都出身で今も京都に住んでいますので、家族でいる時は関西弁で話しますし、京都でもそんなに“はんなり”ではないですね(笑)。スケートの練習場が大阪にあるので、ちょっと大阪弁のような感じなんです。お母さんやお父さんは一度も私に、「宿題しなさい」と言うことはなくて…もちろん注意はしてくれますし、敬語なども教えてくれます。私がやろうと思った事だからと、フィギュアスケートもお芝居も応援してくれて、でも最後の決断は「自分でしなさい」という感じなんです。結局、最後に決めるのは自分なので。例えば、学校の宿題を忘れたら「宿題しなさいよ!」というのではなく、私がやるまで何も言わないで「誰のせいでもない自分の責任だ」ということを逆に教えてくれます。忘れ物をしても届けずに、「前回忘れてしまった!次は絶対持っていかなきゃ」という気持ちを持つように教えてくれます。たくさん注意してくれたり怒ってくれたり、褒めてくれますが、自分からやるまで何も言わない。そんな感じなので、標準語も自分で調べて覚えたりしていつの間にか、喋れるようになっていました。今も京都に住んでいるので時々、台本読みやセリフがちょっと関西弁ぽっくなってしまうこともありますが、マネージャーさんに聞いて直すようにしています。もちろんお母さんは付いて来てくれたり、お父さんは送り迎えしてくれますが、最後に決めるのは自分なのだということはずっと変わらないです。

スケートはご飯を食べる感覚と同じ

――今まで思い出に残っているクリスマスはありますか?

12月23日から26日くらいまで、フィギュアスケートの全日本選手権大会という日本で一番大きな大会が行われるのですが、それにいつもお兄ちゃんとお姉ちゃんが参加していて。

今年の話になってしまいますが、お姉ちゃんはジュニアで良い成績を残したので今回、全日本に進みました。でも、悔しい思いをしながら全日本まで辿りついたし、お兄ちゃんもケガから復帰して2年ぶりに全日本に出場するので、とても楽しみにしています。

毎年、クリスマスは全日本選手権大会、スケートとともに過ごすといった感じです。毎日、スケートは練習するので、いつも荷物にはスケート靴と服があって…。東京に来る時は私服なのですが普段はスポーツウエアなので、小さい頃から一緒にいる方にも「私服を見るのは初めて!」と言われたこともありました。それくらいスケートと一緒にいる時間が長いので、スケートはもう家族みたいなものになっている感じなんです。だから、“スケートやってます感”がなく、ご飯を食べる感覚と同じように当たり前にスケートしているので、やらなきゃいけないとか辛いという思いは全然なくて、自然に自分からやっている感じなんです。

――そもそもスケートをやりたい!と思った最初の動機は何だったのですか?

元々、お兄ちゃんがアイスホッケーをしていたのですが、滑りが上手くないといけないので、そのためにアイススケートをやっていたらお姉ちゃんも始めて、じゃあ私も妹も、という感じで始めたのがきっかけです。だから私は、はじめはホッケーをやっていたのですが、その時すでにお芝居をやらせていただいていて怪我してはいけなかったので、顔に付けるグローブも前が見えないくらい防御してやっていたんです(笑)。また、お兄ちゃんはホッケーのために始めたアイススケートで全日本1位になるほど上達して、日本スケート連盟の強化選手にも選ばれたんです。どちらか選ばなければいけなくなった時に、ホッケーのためのスケートだったはずなんですけど、お兄ちゃんはスケートを選んだんです。それでお姉ちゃんも私もスケートを選び、妹だけは初めからスケートを選んで一緒に始めました。私はホッケーの靴が怖くてスケートの靴でホッケーをしていたので滑りやすかったですね。ホッケーの練習をしていたリンクは思い出がたくさんあって、今でもスケートをしに行くと懐かしくなります。

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日本初演!最高に楽しくてスペクタキュラーなクリスマスショー!

 『ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド』

アメリカでは、80年以上の間ニューヨークの冬の名物となっている「ラジオシティ・クリスマス・スペクタキュラー」 をはじめ、各地でさまざまな“クリスマスショー”が上演され、幅広い年代の人々に【冬の風物詩】として愛されています。このクリスマスシーズンを盛り上げる「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」が日本に初上陸。 シンガーたちによるクリスマスソングの数々、ゴスペル、サンタクロースとダンサーによるタップダンス、更にショーの中盤ではスケートリンクも登場するなど、日本のクリスマスの新定番となる公演が、期間限定で上演される。

◆見どころ・楽しさいっぱいのオリジナル公演!

宙空に浮かぶ大劇場、東急シアターオーブに現れるのは、ステンドグラスが輝くクリスマスタウンや氷の世界、巨大なクリスマスツリーやスケートリンク。ゴージャスなダンサーたちのダンスやスケートショー、ミュージカル界で活躍するシンガーたちが歌うクリスマスソングの名曲の数々、そしてサンタも登場!全体がクリスマスの定番曲に乗せて展開される、見どころ、楽しさいっぱいの東急シアターオーブオリジナル公演。

  • 公演日程:12月16日(金)~25日(日)
  • 出演:エリック・アンソニー・ロペス、サム・ハーヴィー、クリスティン・オコンネル、ケイティ・アン・ハーヴィー、アレクサンドラ・シャウマン&ルーカス・ルジツキ ほか アメリカカンパニー
  • 応援サポーター・スケーターゲスト出演 本田望結
  • チケット:発売中
  • チケット料金:S席9,800円/ A席6,800円(税込・全席指定)

※英語上演・3歳未満入場不可

  • お問合せ:キョードー東京 0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00)
  • 公式HP: http:// bcwjapan.jp

<衣裳/スタッフクレジット>

Simonetta(世界の子供服マメール)(03-5215-3338)

Pretty Ballerinasエフイーエヌ (03-3498-1642)

スタイリスト/田中トモコ

 

 

 

 

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