取材:記事・写真/RanRanEntertainment
人気アイドルグループ「私立恵比寿中学」の初主演ドラマ『君は放課後、宙を飛ぶ』の完成披露試写会が8月5日、東京・一橋ホールにて行われ、エビ中メンバーの真山りか、安本彩花、星名美怜、柏木ひなた、小林歌穂、中山莉子が共演の石原壮馬、都丸紗也華、鈴木理学、佐藤貴史とともに舞台挨拶に登壇。作品の見どころをはじめ、エビ中メンバーの個性際立つ爆笑トークで会場に集まったファンを終始楽しませた。
現役中学生が1人もいない“永遠に中学生”をコンセプトに、2018年1月4日から6人体制で「新学期」をスタートさせた「私立恵比寿中学」(通称:エビ中)。
そんな彼女たちが初主演する本作は、天文部所属の6人の女子高生が学校の屋上でUFOを発見したことから始まる青春×SF×恋愛×ミステリー。撮影は4Kで行われ、被写体の持つ質感やディティールを高精細に再現。脚本は大ヒットドラマ「おっさんずラブ」の人気脚本家・徳尾浩司による完全オリジナルストーリーとなっている。
「私立恵比寿中学」の歌うドラマ主題歌「響」にのせて出演者たちが舞台に登場すると、会場は大きな歓声で包まれた。
ドラマについて天文部部長・丹波遼子役の真山は「青春・SF・友情・恋愛・ミステリーとたくさんの要素がギュッと詰まって、一言では表せないようなドラマ。この夏一番、大注目…あっ、自分で言ったちゃった(笑)」。リアクションがわかりやすい素直な女の子・高崎まりえ役の安本は「絶妙な緩さと青春のキラキラがたっぷり詰まった楽しい作品になっています」と期待を高めた。
これまでエビ中のドラマにはなかった”キュンキュン“シーンに挑戦した粕谷夕妃役の星名は作品の注目ポイントについて「謎の転校生・葉山リゲル(石原壮馬)に恋をする初めての胸キュンシーン。3月の撮影ですごく寒かったが、緊張していて撮影が終わるまで寒さを感じなかった」と、役に没頭していた様子。喜怒哀楽の激しい女の子・寺西杏奈役の柏木は「個人的には(佐藤演じる)カッキーが、自分でボケツッコミを入れて1人で空回りしているのが全話に出てくるので注目してほしい」と見どころを語った。
成績が学年でトップクラスという宇堂聡美役の小林は、一番思い出に残っているシーンについて共演の鈴木と都丸の掛け合いのシーンをあげ、「後半だがアドリブでのやりとりが面白いので是非がん見して!」とアピール。一方、プリンが大好きな女の子・舎利弗凛役の中山は「天体観測シーンが好き。毛布などにくるまって、将来について語り合うのが青春だなって思います」とまじめに語るものの、笑いが起こった会場に「エ~?なんで!?真剣に言ってるのに~」と困惑の表情。焦り戸惑う様子が爆笑をさらった。
この日はドラマの設定にちなみ、出演者たちに「メンバーの中で誰が一番、宇宙人っぽい!?」と事前にアンケートを実施。「発想力がすごい。回答が独特。地面に向かって喋っている。視線を感じて見上げたら目の前でグフフと笑っていた」などの理由から小林が一番に。その後 “宇宙人”に変身し、舞台に再登場した小林は、天文部の顧問役の佐藤に「どこから来たの?」と言われると、宇宙ではなく舞台袖を指して「あっち!」と珍回答。強烈な天然ぶりを見せて会場中を爆笑させていた。
イベント後に行われた囲み取材では、メンバーとの4年ぶりのドラマ共演について「全員が一緒のドラマ出演は久しぶり。
普段、ワチャワチャ話しているメンバーが演技をするときにはスイッチが入るので、お互い緊張し合った」と星名。柏木も「メンバーに演技を見られるのがはずかしかった」と照れ笑いを浮かべた。また、UFOを見たことがあるか?という質問に「林間学校の記念写真で太陽と違う光が写っていた」と明かした小林。メンバーから「迎えに来たんじゃない?やっぱり歌穂ちゃんは宇宙人なんだよ」と言われ「あら?帰る?」とここでもマイペースに答えて笑いを誘った。最後に小林は「どの時間帯に観てもフフッとなるような温かいドラマ。見ていただけたら良さが伝わると思うので是非ご覧ください!」という言葉で締めくくった。
新体制「私立恵比寿中学」の初主演ドラマ『君は放課後、宙を飛ぶ』は8月5日よりひかりTV・dTVにて先行配信スタート。青春・SF・恋愛・友情・ミステリーがギュッと詰まった、今年の夏必見のドラマに注目したい。
(C)「君は放課後、宙を飛ぶ」パートナーズ