取材:記事・写真/RanRanEntertainment
シェイクスピアの不朽の名作『ロミオとジュリエット』を情熱的でロマンチックな音楽とアクロバティックで激しいダンスで見せ、世界各国で大絶賛を集めたミュージカル『ロミオ&ジュリエット』。開幕2日めとなる2月24日(日)に大野拓朗、木下晴香らキャストによるゲネプロ取材が行われた。
日本では、2010年に宝塚歌劇団星組によって初演され大ヒットを記録した本作。2017年には振り付け・美術・衣裳などを一新し、日本オリジナルバージョンとして上演されて大好評を博した。そんな『ロミオ&ジュリエット』がフレッシュなキャストを迎え、新たな幕を開ける。
初日に向け、ロミオ役(Wキャスト)の大野は「新キャストの皆さんが新しい風を入れてくださっていて、雰囲気の違う、新しい『ロミオ&ジュリエット』に生まれ変わるのかなと思っています。またベテラン勢の大人チームの皆さんが圧倒的な力をもって、僕たちを支えてくださっていますので、その大人チームの皆さんが作ってくださった土台の上を、みんなで必死に駆けずり回って、日々成長していける舞台にしたいと思います」と意気込んだ。
ジュリエット役の木下は、自身2度目となるジュリエット役に対し「二度目だからこそできることを探しながら、新しいキャストの皆さんから新しい刺激をいただき、沢山のことを感じながらすごした稽古期間でした」と稽古を振り返り、生田は「私が参加できるのは少しの間なのですけれども、悔いなくジュリエットを生きたいと思います」とコメントした。
この日のゲネプロは、大野、木下、木村達成、黒羽麻璃央、廣瀬友佑、大貫勇輔バージョンを上演。華やかなステージの中、優しさと純粋さを併せ持つ大野のロミオ、愛らしさの中に強い意思を感じるまっすぐな木下のジュリエット、それぞれの素晴らしさが印象に残った。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、以下の日程で上演。
2月23日(土)~3月10日(日) 東京国際フォーラム ホールC
3月22日(金)~3月24日(日) 愛知・刈谷市総合文化センター
3月30日(土)~4月14日(日) 大阪・梅田芸術劇場メインホール