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2019年5月27日 10:34

戸塚祥太「勢いを落とさずにロックで駆け抜けたい」舞台『BACKBEAT』開幕

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

A.B.C-Zの戸塚祥太、加藤和樹、ふぉ~ゆ~の辰巳雄大らが出演する舞台『BACKBEAT』が525日、東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて初日を迎えた。

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本作は、1994年に公開された映画『バック・ビート』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。「ビートルズ」結成時のベーシストであり、21歳で夭折したスチュアート・サトクリフに焦点を当てて描かれる。今回の日本初演版では、演出を石丸さち子、音楽を森大輔が手がけた。

初日公演に先がけて、マスコミ向けにフォトコール(芝居の一部披露)と囲み取材が行われ、戸塚、加藤、辰巳のほかJUON、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオと演出の石丸さち子が出席した。

初日を目前にして舞台の仕上がり具合を聞かれたスチュアート役の戸塚は「準備バッチリです!」と笑顔。「僕たち、スタッフさんから“ビートルズの皆さん”と呼ばれるんです。それがすごく気分良くて!」と上機嫌。ジョージ・ハリソン役の辰巳もテンションを上げて「これが令和のビ

普通の舞台との違いは演者の生演奏を交えて芝居を見せる点にあると語るメンバーたち。初めはちょっと不安だったのでは?と質問が飛ぶと、加藤は「ちょっとどころじゃないです(笑)。最初は学生バンドかなってくらいだった」と語った。このメンバーの中では辰巳がいちばん初心者。「ギターがほぼ弾けない状態から始まって。演出の石丸さんの前で初めて弾いた時『お前、マジか』と言われ、そこから毎日8時間、練習し、ここまでたどり着けました」と苦笑い。フォローするように、ポール・マッカートニー役のJUONは「いざ一緒に音を出したら結構うまくいってね」とそこからの順調な仕上がりを述べ、石丸は「バンドのグルーヴ感が出来るのが速かった。一気に成長しました」と褒め、我々はお客様にビートルズの音楽との懸け橋ができていると思います」と力を込めた。

ートルズです!」と口にして笑わせていた。

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加藤は「製作会見の時にも話しましたが、このメンバーでコンサートツアーをやりたいくらいです」と話す。

1966年のビートルズ来日の際、前座を務めた経験を持つ尾藤は「1ヶ月半くらい前から稽古に合流しましたが、皆さんの成長がすごいので驚きました。ビートルズに負けないくらい立派!」と太鼓判を押し、鈴木は和気あいあいとした若き日本の“ビートルズ”たちの様子について「稽古場でも一瞬たりともこんな感じではないことがなかったです」を微笑んだ。

今回、舞台初挑戦となるアストリッド役の夏子も「全てが分からない事だらけ」と緊張を見せつつも「劇場に初めて入った時、緊張よりテンションが上がりました」と嬉しそう。

最後に、初日への意気込みを聞かれた戸塚は「とにかくロックに始まり、いっときも速度を落とさずに、ロックで駆け抜けたいと思います」と力強く語った。

フォトコールではスチュアートがジョンからバンドに誘われる場面と、その後スチュアートとアストリッドとの出会いの場面が披露された。『Johnny B Good』をセッションする日本の“ビートルズ”たちの喜びや興奮は、ビートルズ世代でなくても十二分に伝わってくるものだった。

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BACKBEAT』は、以下の日程・会場で上演される。

525日(土)~69日(日)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

612日(水)~16日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

619日(水)
愛知県 刈谷市総合文化センター 大ホール

622日(土)・23日(日)
神奈川県 やまと芸術文化ホール メインホール

 

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