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2019年6月15日 11:54

体当たりヌードに挑んだ志尊淳、共演の女性キャストに囲まれ「いい気持ちです!」 映画『潤一』公開記念舞台挨拶

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

志尊淳が体当たりヌードに挑んだ『潤一』はドラマ配信・放送開始に先駆け、614()より丸の内ピカデリーにて1週間限定上映される。その公開初日に志尊淳ほか、潤一(志尊)の虜となる女性陣として藤井美菜、夏帆、蒔田彩珠、伊藤万里華、原田美枝子、そして北原栄治監督、広瀬奈々子監督が登壇した。

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左から:広瀬監督、伊藤万里華、原田美枝子、藤井美菜、志尊淳、夏帆、蒔田彩珠、北原監督

 

本作は是枝裕和映画監督を中心に設立された制作者集団“分福”による渾身のプロジェクトで、フランス・カンヌの国際ドラマの祭典“カンヌシリーズ”のコンペティション部門に日本作品として初めて出品され、公式上映されると現地の関係者から絶賛を浴びた。

原作は直木賞作家の井上荒野の連作短編集で、本作は全6話で構成される。北原監督が第1話(藤井美菜出演)、第2話(夏帆)、第4話(江口のりこ)、第6話(伊藤万里華)を担当、広瀬奈々子が第3話(原田美枝子)と第5話(蒔田彩珠)を担当している。

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共演した女性陣に囲まれた志尊は「いい気持ちです。ドラマといえど短編映画のように撮っていて、いつか映画館にかけられたらいいねという話を撮影当初からしていたので、このように実現したのは幸せですね」と満足げ。自身初となるヌードへの挑戦について、「この話をいただいたときに、小説を読ませていただき、今まで感じたことがない感情や、自分の中で強く感じていたことを覆される瞬間がありました。そして、僕が感じたイメージの潤一を遥かに超えるものを創り上げられたらという気持ちでやらせていただきました」と胸を張った。

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一方、第1話で妊婦の役を演じた藤井は「経験したことのないものを演じる難しさ、戸惑いを感じた」と言い、志尊との共演については「お若いのにすごくしっかりされていて、引っ張っていただきました。喫茶店の長回しのシーンでは、素敵な緊張感の中、皆でアドレナリンを出しながら撮っていました」と振り返った。

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夏帆は撮影初日が夏帆演じる環の妹の旦那との濃密なシーンだったそうで、「初日から飛ばしていました」と苦笑。自身が出演した『海街diary』にも北原と広瀬が助手としていたことから「家族という印象。だから、撮影はお父さんに見られたように恥ずかしかった」と語り、北原監督を笑わせた。志尊は「夏帆さんとの最初の神社のシーンは衝撃的。『はじめまして。よろしくお願いします』って言った10分後には『うわ~』みたいな(笑)。自分がどこにいるんだろうという不思議な空間でした」と語り、大爆笑となった。

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素敵な大人女性の恋する姿を演じた原田は、「(志尊との自転車二人乗りのシーンは)楽しかったですね。いつまでも続けばいいなと思いました」と語り、「この作品は詩のような作品なので、その言葉にならない感覚は映像にぴったりでした」とお気に入りの様子だった。

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処女を捨てたい女子高生を演じた蒔田は、潤一とボートに乗るシーンについて語る。「私は苦労してないんですけど、志尊さんが2、3時間ボートを漕ぎっぱなしでした」。続けて、志尊が「ボートは二人しか乗れないので、ヘアメイクさんから伝言を預かり、必死にボートを漕ぎながら、『前髪、前髪!』って言われながら漕いでいました」と撮影時のエピソードを明かした。

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伊藤の役どころは、潤一が唯一留まるところ。伊藤は「(志尊さんと)コミュニケーションはなくて、(布団に)くるまって終わる印象。二人で狭い空間にいると緊張するのかなと思っていたけれど・・・。ラブホテルでの撮影で、カメラマンさんが急にお風呂に入り、それを待つみたいな、こうやって製作チームは撮影しているんだと思いました。(北原監督が『あんなことは、そんなにないから』という)製作チームの自由な感じでリラックスな状態を保つことができました」と仰天エピソードも明かしてくれた。

広瀬監督は「魅力は志尊さんに委ねれば良いなと思って安心していたのですけれど、よく分らない青年を最大限に利用していかに女性を人間らしき美しく撮るかを考えた」と撮影のポイントを語った。

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6人の女性たちの前に風のように現れて、一瞬で心をつかみ、満たし、また雲のように去っていく主人公の潤一が一番の魅力となっているが、志尊について、藤井「可愛らしい方なのかと思ったら結構男っぽい。カンヌでは炭酸飲料を飲んでいて、あれっと思った」、夏帆「撮影中はほとんどコミュニケーションがなく、今日はよく喋っているな、こんなに喋っているところ初めて見ました」、原田「観る度に顔の印象が違うので、この役はすごくあっていると思います」、蒔田「前にご一緒したときは、周りの人とコミュニケーションをとっていたんですけど、今回の現場はさーと来てさーと帰る。本当に潤一だなと思いました」、伊藤「潤一みたいな方と思っていましたが、ねこっぽい。動物的で本能的な潤一そのままのイメージ」とそれぞれが答えていた。

最後に志尊は「この作品をこのように観てくださいって想いは僕には一切なく、みなさんが感じ取ったそのままの気持ちで感じ取ったものを楽しんでいただけたらと思います。官能的な部分が先行していますが、人間ドラマの部分や登場する女性の方々も本当に美しく、魅了されていく作品だと思います」と締めくくった。

映画『潤一』は614()より丸の内ピカデリーにて1週間限定上映。
Amazonプライムビデオ、iTunes他にて6月26日(水)よりデジタルセル先行配信開始。
ドラマ「潤一」は関西テレビにて712日(金)25:55~放送開始。
日本映画専門チャンネルにて713日(土)23:00〜放送開始。
©2019「潤一」製作委員会

 

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