ビリーの4人が意気込みを語る! ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』プレスコール&質疑応答
2020/9/15 06:00
取材:記事・写真/RanRanEntertainment
9月11日からのオープニング公演を経て、9月16日(水)に初日を迎えるダイワハウスプレゼンツ ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』のプレスコール&質疑応答が9月14日(月)、TBS赤坂ACTシアターで行われた。質疑応答では、ビリーを演じる4人(川口調、利田太一、中村海琉、渡部出日寿)、初演から出演の益岡徹、柚希礼音、そして今回初出演となる橋本さとし、安蘭けいの8名が応対した。後列左から:お父さん役 橋本さとし、益岡徹、ウィルキンソン先生 柚希礼音、安蘭けい
前列左から:ビリー・エリオット役 川口調、利田太一、中村海琉、渡部出日寿
本作は、映画「リトル・ダンサー」をエルトン・ジョン作曲でミュージカル化した作品。2017年日本初演では東京、大阪で16万人を動員、国内の演技賞の数々を受賞した。再演となる今作では応募総数1,511名の中から厳しいオーディションで4名の新しいビリー達が選出。彼らはバレエ、タップ、器械体操など1年以上の厳しいレッスンを続けていたが、コロナ禍により2ヶ月の活動自粛を経て、2ヶ月遅れで開催の運びとなる。
披露された見どころ5つのシーンとキャストたちの意気込みは次のとおり。
①オープニングナンバー「The Stars Look Down(星たちが見ている)」出演:ビリー(中村海琉)、お父さん(橋本さとし) 1984年英国北西部における炭鉱労働者のストライキが背景にもなっているバレエダンサーになりたい炭鉱夫の息子の物語。
橋本「初演のときは客席で観せていただき、何回も号泣、ひたすら感動し、最高の作品と思っていたんですけど、自分が参加できたことは夢のよう。これからも、僕らも感動しつつ、お客さまにも感動していただけるビリー・エリオットにしたいと思っております」
②「Shine(輝け、今!)」出演:ビリー(中村海琉)、ウィルキンソン先生(安蘭けい)ボクシング教室に通っているビリーがバレエ教室のウィルキンソン先生に「あなたも踊ってみない?」と誘われる。
③「Expressing Yourself(自分を表現しよう)」出演:ビリー(利田太一)マイケル(佐野航太郎)バレエを習っていることがお父さんにバレてしまったビリー。バレエを続けるべきかマイケルにアドバイスを求めるが、マイケルは母親のドレスをビリーに見せることに夢中。マイケルがビリーに「好きなことをして何が悪いんだ」と歌いかけるシーン。
④「Angry Dance(怒りのダンス)」出演:ビリー(川口調)、お父さん(益岡徹) 父親のバレエスクールのオーディションを受けることを禁じられ、ビリーが怒りを爆発させるシーン。
益岡は「2017年初めてこのミュージカルに参加させていただいた。かつての自慢の息子たちの想い出に、今回新たな息子たちが加わって、信頼できる仲間たちと、これから11月まで、宝物のような、人生の中で忘れられない時間になるだろうと今から思っています」
⑤「Solidarity(団結を永遠に)」出演:ビリー(渡部出日寿)、ウィルキンソン先生(柚希礼音)、警官(大貫勇輔) ビリーがレッスンに通う中、警官と炭鉱夫が衝突。バレエと警官たちを同時に見せる注目のシーン。
柚希「2017年公演のときも、毎日毎日感動しておりましたが、今回も最高のメンバーが集まっており、参加できることが幸せです。3年前に演じたものをより深く、より丁寧にウィルキンソン先生を追求しようと思っております。毎回新鮮に、かつお客さまへの感謝の持って演じたいと思います」
ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
オープニング公演 9月11日(金)~14日(月) TBS赤坂ACTシアター
東京公演 9月16日(水)~10月17日(土) TBS赤坂ACTシアター
大阪公演 10月30日(金)~11月14日(土) 梅田芸術劇場 メインホール