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2021年7月12日(月)より東京渋谷にある、東急シアターオーブにて『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』が開幕した。
アーロン・ウォルポール
ロベール・マリアン
テリー・リアン
藤岡正明、柿澤勇人、ラミン・カリムルー、マイケル・K・リー、セリンダ・シューンマッカー、宮原浩暢(LE VELVETS)
撮影:渡部孝弘
『ジーザス・クライスト=スーパースター』は、イエス・キリストの最期の7日間を描いた不朽の名作。作曲は『キャッツ』『オペラ座の怪人』で知られる天才音楽家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『アラジン』『美女と野獣』等と手掛けた作詞家ティム・ライスがタッグを組んだ作品。
2019年に開催した日本における初のコンサート版・全編英語上演版では、演出・振付をマーク・スチュアートが担当、世界各国からスターが集結し、大きな反響を呼び、伝説のステージと称され話題となった。その待ちに待った伝説のコンサートの再演が今回実現した。
幕が開き、オープニングの『Overture』の音楽が鳴り響き、ユダが『Heaven on Their Minds』、ジーザス、マリア、ペテロ、シモン、アンサンブルが『What‘s the Buzz』と続き、物語と登場人物がリンクしてステージは次第にロックのライブ会場と化していく。
そんなステージにひときわ輝くのは、シモン役で出演しているのが柿澤勇人。ステージに現れた彼はひときわ目を引く。8曲目の『Simon Zealotes/ Poor Jerusalem』のソロは聞く者の心を魅了する。
今回のジーザス役には、韓国系アメリカ人としてブロードウェイで活躍、年明けの「ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2021」で圧巻のパフォーマンスを披露したマイケル・K・リー、初演に続きユダ役は、世界中に多くのファンを持つラミン・カリムルー、マグダラのマリアには2018年に東急シアターオーブで『アンドリュー・ロイド=ウェバー ミュージカル・コンサート』に出演しファンを魅了したセリンダ・シューンマッカー。国内からは柿澤勇人の他、実力派バリトン歌手の暢(LE VELVETS)、演技派ミュージカル俳優の岡正明という豪華キャストが出演している。
キャストコメント
■マイケル・K・リー〈ジーザス・クライスト役〉
今回この作品に出演することができて、とても光栄です。短い期間でしたが、情熱的で、アメージングな『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』の稽古を経て、今、公演が待ちきれない思いです。共演者のみんなと一生をともに過ごしたような濃密な時間でした。準備万端でございます。皆様に最高な作品をお見せいたします。
■ラミン・カリムルー〈イスカリオテのユダ〉
お久しぶりです。また劇場に戻ってくることができてとても幸せに思っています。またこうして舞台に立てることにわくわくしていますし、大好きな東急シアターオーブで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
■セリンダ・シューンマッカー〈マグダラのマリア役〉
東京に来るのは2回目です。大好きな東京で『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』という作品に初めて参加させていただけることがとても幸せです。世界中のキャストが一堂に会しての公演になりますので、とても楽しみにしています。
■藤岡正明〈ヘロデ王役〉
早々たる世界のトップスターが東京の渋谷、ここシアターオーブに大集結する『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』。コロナの不安・恐怖が続きますが、我々自身もステージに立つことで、明日への希望にあふれるような稽古期間を過ごしてきました。お客様には勇気をもって明日へ進んでいく活力になるような公演にしたいです。頑張ります。
■宮原浩暢(LE VELVETS)〈カヤパ役〉
緊急事態宣言が今日から発令されましたが、公演を行うことができてとてもうれしいです。リハーサルでも世界から来たスーパースターたちの歌を聴きながら、心が震えていました。会場に来ていただいたお客様には、この作品がコロナで疲弊した心を癒すような 救世主になるのではないかと思います。
■テリー・リアン〈ペテロ役〉
この作品で東京に戻ってくることができてとてもうれしいです。2019年の公演と今回の公演の間で世界は一変してしまいましたが、また新たにこの作品に携わることで、様々なアーティストと関ることができて、お互いの絆をとても感じています。幸せな時を過ごしたこの作品を完成させるのは、劇場にお越しになる皆さんです。この作品を皆さんとシェアするのが楽しみです。
■ロベール・マリアン〈ピラト役〉
今回で東京は9回目ですが、東京に来ると毎回夢が叶うようなわくわくする思いをしています。このような状況でも公演が行えるということまさにが夢のようです。ここシアターオーブで素晴らしいカンパニーの皆さんと舞台に立てることにとても興奮しています。お客様とこの素晴らしいカンパニーとこの作品をシェアしたいと思っています。まるで魔法のような公演です。どうぞお楽しみに。
■柿澤勇人〈シモン役〉
19歳の時に劇団四季の研究生の時に初めて舞台に立った作品が『ジーザス・クライスト=スーパースター』です。時が経って、あの頃、憧れていたシモンという役で世界のトップスターと同じ板の上に立てる、夢が叶ったと思っています。ピュアでかわいかったあの頃の自分に頑張ったなと言ってあげたいです。熱狂的な作品ですので、袖で聴いていて涙がこみ上げます。皆さん、劇場に来る際はタオルを忘れずに!
■アーロン・ウォルポール〈アンナス役〉
大好きな『ジーザス・クライスト=スーパースター』という作品にまた出演することができて言葉に尽くせない、感慨深い思いです。私はこの1年半公演は役者活動ができなかったので、こんなに素晴らしい皆さんと大好きな作品でご一緒できることはこの上ない幸せです。お客様には、一生忘れられないような体験になると思いますのでどうぞお楽しみに!
『ジーザス・クライスト=スーパースタ― in コンサート』公演情報
【東京公演】2021年7月15日(木)~7月27日(火)@東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)
【大阪公演】2021年7月31日(土)~8月1日(日)@フェスティバルホール
出演: マイケル・K・リー、ラミン・カリムルー、セリンダ・シューンマッカー
藤岡正明、宮原浩暢(LE VELVETS)、テリー・リアン、ロベール・マリアン
柿澤勇人、アーロン・ウォルポール 他
演出・振付:マーク・スチュアート
公式HP:https://theatre-orb.com/lineup/21_jcs/top.html