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2022年2月26日 04:00

佐々木蔵之介&葵わかな&加藤和樹らが笑えて楽しい歴史劇を作る! 舞台「冬のライオン」フォトコール&取材会

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

佐々木蔵之介が主演する舞台「冬のライオン」のフォトコール&取材会が2月25日(金)に、東京芸術劇場 プレイハウスで行われ、葵わかな、加藤和樹、水田航生、永島敬三、浅利陽介、高畑淳子が出席した。

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後列)永島敬三 浅利陽介 加藤和樹 水田航生  
前列)葵わかな  佐々木蔵之介  高畑淳子


本作は、1183年のイングランドの国王ヘンリー二世が居城としていたフランス中部のシノン城が舞台。イングランド王ヘンリー二世とその王妃、息子たち、敵国の若き王、愛妾がそれぞれの思惑を胸に集い、権力と愛情をめぐって権謀術数を巡らし化かしあいながら、緊迫のパワーゲームを繰り広げる。

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フォトコールでは、1幕4場が上演され、ジョン(浅利)とジェフリー(永島)がフィリップ(水田)の協力を得ようとする姿や、エレノア(高畑)との言い争いの末にヘンリー(佐々木)がアレー(葵)をリチャード(加藤)と結婚させることに同意し、大騒動に発展するシーンが披露された。

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その後の会見で佐々木は、「年明けからたっぷり稽古をしてきたんですが、僕は全然足りなくて、まだドキドキしていますが、明日、お客さまとお会いできるのはすごく楽しみです」と挨拶。「(本作に登場する)家族はお互いに不信感しかないので、何を信じていいか、誰を信じていいかはずっと分からないまま進んでいきます。それは剥き出しの時もあれば、ユーモアで包んでいる時もあって、それが楽しい作品だと思います。お客さまは、王族で世界が違うと思いつつも、家族のお芝居として観ていただけるのではないかと思いますし、格式張った感じ(の作品)ではなく楽しめると思います」と本作の見どころを明かした。

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また、本作が初のストレートプレイ出演となる葵は「不安も大きかったのですが、1ヶ月ちょっと、皆さんとお稽古をしていく中で、すごくポカポカした気持ちになったので、早く明日、皆さまにこのパワーをお伝えしたいです。それが(お客の反応が)どんなリアクションになっていくのかも未知なので、緊張もしますが、楽しみな気持ちです」と思いを述べた。

リチャード役の加藤は「久々のストレートプレイということもあって、交わされる言葉の応酬にワクワクしています。早くお客さんに観ていただけるといいなという気持ちで明日が待ち遠しいです」とコメント。

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1183年を舞台にした本作だが、加藤をはじめとした多くのキャストがスーツや革ジャンなどの現代的なファッションで登場するが、それについて加藤は「時代ものでも、今の時代に合ったもの(を着ること)で堅苦しく見られない。お客さんにラフに観てもらえるようにということだと思います。それぞれのキャラクターに合った衣装になっていますので、衣装合わせの時から、ああでもない、こうでもないとみんなで話して試してきました」と説明した。

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一方、フランス王・フィリップを演じる水田は真っ白なスーツが衣装。水田は、「僕は試行錯誤はなく、最初からずっと白の衣装」と話し、「白すぎる(衣装な)ので、気を使います。でも、身が引き締まる思いでフランス王を演じられます」と笑顔を見せた。

さらに、永島は「稽古場では笑い合いながら作ったので、はたして(観客が)どういうふうに反応してくださるのか楽しみにしています。せっかくこんな時期に来てくださるお客さまなので、思い切り楽しんでくだされば」とメッセージを送り、浅利は「(稽古場では)1日10笑はしていたくらい、毎日、面白いことを考えていました。でも、明日(初日)が怖いです。受けなかったら僕らは凍りつくしかないんで…来ていただいたお客さんには構えずに、リラックスして観ていただけるよう務めます」と意気込んだ。

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そして、高畑は「私は(自宅の)壁にセリフを貼りまくって、耳なし芳一の家みたいになっていて、もう明日が初日かと思っています。まだ1回もちゃんとできていないんです。ものすごく悔しい。でも、人生最後の舞台と思うくらいのつもりで務めさせていただきます」と力を込めた。

最後に佐々木は、「1983年のクリスマス、イングランドのヘンリー王のお話ですが、重厚な歴史劇かと思ったら、笑えたという楽しく裏切られたというお芝居になればと思います。ぜひ劇場で楽しんでいただければと思います」と語り、会見を締めくくった。

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舞台「冬のライオン」は、2月26日(土)~3月15日(火)に東京芸術劇場 プレイハウスで上演。

 

 

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