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2022年10月21日 13:05

望海風斗 20thコンサート『Look at Me』開幕!公開ゲネプロ&囲み取材「七変化どころか十変化?」

取材・撮影/RanRanEntertainment 舞台写真・オフィシャル

望海風斗 20th Anniversary ドラマティックコンサート『Look at Me』の東京公演が2022年10月20日(木)に東京国際フォーラムホールCで開幕した。開幕に先立ち、囲み取材と公開ゲネプロが行われた。

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宝塚雪組トップスターとして活躍し、2021年に退団した望海。宝塚歌劇入団、初舞台から20周年を記念した本コンサートは、東京を皮切りに、愛知、大阪、福岡の全国4都市で開催される。

‍構成は、『サ道』、『タモリ倶楽部』を手掛ける竹村武、演出は、「ハイキュー!!」シリーズや東京2020パラリンピック開会式の演出を務めたウォーリー木下、音楽監督は、松任谷由実コンサートツアーの音楽監督などで知られる武部聡志が担当する。

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開幕直前の囲み取材では、「宝塚歌劇団で初舞台を踏んでから20年目の年ですが、辞めて2年目なので、まだ新鮮な気持ちが強いです。お客さまと一緒に、20年経つんだなということを噛みしめられたらいいなと思います。」と本番を迎える気持ちを語った。「20周年ということを噛みしめる時間もないほど、始まったらノンストップのコンサートになっているので、今はただただ無事に幕が開いて降りることを祈っています」と、緊張感も覗かせた。

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「(退団後)1年ちょっとでいろいろな舞台に立たせていただき、経験もし、進化していく部分、宝塚と違うものも感じつつも、舞台に立つということに変わりはない」と感じたそうで、「今まではがむしゃらに前だけを向いて走ってきましたが、宝塚時代にやってきたことも一つの自分のやってきたことだとしっかりと感じることができた1年でもありました。」と話す。宝塚時代と今を「垣根なく、一つの望海風斗という人間として織り交ぜてできたら」とコンサートへの思いを述べた。

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選曲については「ミュージカルの曲が多いですが、皆さまに馴染み深い曲も入れました。歌ってみたい曲はミュージカルの曲にたくさん入れましたが、実はセットリストに入りきらなかった曲がいっぱいあって、その中から絞りに絞って選ばれた曲たち(笑)です。歌っていて、詰め込み過ぎたなと思うぐらい、全部通してみるとびっくりするぐらいの量を歌う」と明かした。特に「歌ったことない曲にも挑戦しましたが、歌ったことがある曲でもコンサートで歌うとまた違った色合いになります。今回は、芝居仕立てになっていて、ひかりという一人の人間のドラマになっているのですが、その中に今まで歌った曲たちが入り込んでいます。そこにひかりさんの心情をも交えたり、望海さんの心情も入っていたり、役の心情も入っていたり」今まで歌った曲でもコンサートでしかこういうことはできないというのが、今回のこだわり。

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囲み取材で望海は身に着けていた衣装は、ひかり役の普段のスタイル。テレビ局のIDカードを首にかけている。コンサートでは、「ほんとにいろいろな衣装を着させていただいています。七変化どころか十変化?歌うか着替えるかなんですよ(笑)。皆さん一着一着、あっという間に過ぎていってしまうと思うので、ぜひ衣装を楽しんでいただきたいです。今まで着たことのない衣装をデザインしていただいて挑戦しているので、着こなせるようになりたいです。」

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タイトル『Look at Me』にちなんで、「今回は映像もこだわって作ってもらっています。映像の中でしか観れない顔もあるので、引きでも観ていただきたいですし、寄りでも観ていただきたいです。」気づいて欲しいポイントを説明。

最後に、「応援してくださっているファンの方々に、元気な姿を、舞台を楽しんでいる姿をお見せするのが一番の感謝の気持ちだと感じています。この一ヶ月ちょっと必死な思いで作ってきたコンサートなので、皆さんに楽しんでもらえたらいいなと思いますし、それが皆さんの活力になったら、皆さんへの恩返しだと感じています。客席と舞台は少し距離があるかもしれませんが、それでも私は皆さんと会えることを本当に楽しみにしています。できるだけ、その日その時にしか出せないものを舞台上で皆さまにお届けしたいと思います。ぜひ、いらしてください」とファンへのメッセージを送り、締めくくった。

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舞台は、歌番組『Look at Me』の最終回。テーマ曲「Look at Me」が流れる。
視聴率の低迷により打ち切りが決定した音楽番組の演出家、ひかり(望海)。最終回の収録が終わったスタジオで、片付けられていくステージセットを一人寂しそうに眺めながらため息をついている。「こんな番組にするつもりじゃなかったのに…」
自分の立場や損得を優先する番組プロデューサーの意見に従った結果だった。
そんなひかりに新人AD御子柴(石川新太)から、ある提案が……
「もしも、ひかりさんの好きなように番組作っていいて言われたらどんなの作ります?」
「私がやりたい番組?」
そこから始まる、ひかり(望海)が作りたかったショー。
「SHOW TIME 、IT‘S MY LIFE」から、舞台上では、望海が、石川新太始め、キャストたちと華やかな世界を繰り広げる。
望海がびっくりするぐらいの量を歌うと語っていた通り、
ブロードウェイメドレー、日本の歌など、衣装も十変化しながら、歌い上げる。
宝塚歌劇団での男役の歌唱にとどまらず、しっとりした歌声も披露
まさに「垣根なく、一つの望海風斗という人間として織り交ぜてできた」姿が観られる。

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『望海風斗 20th Anniversary ドラマティックコンサート『Look at Me』』

東京  10月20日(木)~10月27日(木)         東京国際フォーラムホールC
愛知  11月3日(木・祝)~11月6日(日)ウインクあいち
大阪  11月10日(木)~11月13日(日)         梅田芸術劇場 メインホール
福岡  11月23日(水・祝)~11月24日(木) キャナルシティ劇場

構成:竹村武司
演出:ウォーリー木下
音楽監督:武部聡志
出演:望海風斗
石川新太 伊藤わこ 榎本成志 高倉理子隼海惺 松島蘭 りんたろう 渡辺崇人
総合プロデューサー:渡辺ミキ
制作協力:エイベックス・エンタテインメント
主催・企画・制作:ワタナベエンターテインメント
公式サイト:https://nozomi210.com/lookatme/

 

 

 

 

 

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