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2018年9月21日 21:04

「ポーランド芸術祭2019 in Japan」詳細発表 駐日ポーランド大使館にて横山幸雄がショパンを演奏

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

ポーランド建国100周年の今年、そして2019年日本・ポーランド国交樹立100周年を迎えるにあたり、ポーランド広報文化センター、駐日ポーランド共和国大使館が中心となり「ポーランド芸術祭2019 in Japan」が企画されている。921() 駐日ポーランド共和国大使館にてその概要を告知すべく記者懇談会が開催され、ヤツェック・イズィドルチク大使、細田博之組織委員長(衆議院議員)などが登壇。また、ピアニスト横山幸雄による記念演奏が行われた。

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横山は「2010年からゴールデンウィークでショパン全曲演奏会を行っている。10年目を迎える来年はコンチェルト、歌曲などを含めショパンが書いた全ての作品を3日かけて演奏する。今年はパデレフスキ協会会長を勤めている。ポーランド独立に力を尽くしたパデレフスキには実に魅力的な作品がある。聴いた感じでは難しくないのですが、弾くのが難しい。もうちょっと楽に弾ければ拡まるのではないかと思います。『ポーランド芸術祭』を通して様々な交流がなされることは本当にすばらしいこと」と挨拶し、パデレフスキ作曲のとても美しい曲『メロディ』とショパンが祖国を思って書いたであろう『英雄ポロネーズ』の2曲を演奏し、会場から拍手喝采を浴びた。

「ポーランド芸術祭2019 in Japan」は音楽、アーツ、映画、文学などの分野ごとに企画されている。音楽の分野では、ポーランドの新鋭ピアニスト“クシシュトフ・ヤブウォンスキ”、同じくピアノの巨匠“クリスチャン・ツィメルマン”によるピアノ・リサイタル、横山幸雄によるショパン作品全作品演奏会など。また、アートの分野では「セレブレーション-日本ポーランド現代美術展-」と題して、京都芸術センター、二条城などでポーランドから10組、日本から11組の展示が計画されている。

そして、ショパン直筆の楽譜、書簡などを展示した「ショパン展」は、兵庫県立美術館を皮切りに福岡、東京、静岡を巡回する予定になっている。

なお、「ポーランド芸術祭2019 in Japan」の詳細は、ポーランド広報文化センターまたは「ポーランド芸術祭」のウェブサイトに順次掲載される。

 

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