トップ > 映画 > 大和悠河・加藤和樹・Cocomi 登壇! クイーン役・大和「またクイーンとして戻れて幸せ!」 劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇』完成披露上映会

2025年4月22日 14:02

大和悠河・加藤和樹・Cocomi 登壇! クイーン役・大和「またクイーンとして戻れて幸せ!」 劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇』完成披露上映会

劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)』の完成披露上映会が4月21日(月)に新宿バルト9にて開催された。本イベントには、主人公・怪盗クイーン役の大和悠河、ジョーカー役の加藤和樹、イルマ役のCocomi、そして原作シリーズの生みの親である作家・はやみねかおる先生が登壇した。

冒頭、大和は「クイーンシリーズは私にとって“声のお仕事”の第一歩でもありました。一作目のときは“皆さんが思い描くクイーンの声になっているかな”とすごく不安で…」と振り返りつつ、「またこの役に戻ってこられて嬉しいです」と笑顔を見せた。加藤は「制作決定の話は比較的早い段階で伺っていたので、“いつ収録が始まるのかな”とワクワクしながら待っていました。ようやくこの日を迎えられて本当に嬉しいです」と語り、2作連続出演への喜びをにじませた。そしてシリーズ初参加のCocomiは、大和と加藤とアフレコ現場で初対面した感想として「お二人ともまさに“そのまま”で、作品から飛び出してきたかと思うくらいの存在感でした。しかも大和さんはスーツで来られて、本当にクイーンでした」と興奮気味に語り、会場を和ませた。さらにCocomiは「実は、あるアプリゲームでずっと遊んでいて …加藤さんがその推しキャラを演じていると知って、内心とても緊張してました」と明かし、加藤が「なぜ最初に言ってくれなかったの? アフレコ終盤にそれを聞いて驚きました(笑)」とツッコむ場面も。Cocomiが「緊張しすぎて言い出せなかったんです…!」と応じると、会場には笑いが広がった。

映画のタイトルにちなみ、「“優雅な休暇”を過ごせるとしたら?」という質問では、登壇者それぞれの理想のバカンスが語られた。現在パリに暮らす大和は「いろんな場所に行くのもいいんですけど、パリで舞台やオペラ、音楽会を巡って、じっくり満喫したいです」と文化的な過ごし方を思い描き、Cocomiがすぐに反応し「私もパリが一番好きな国で、美術館巡りや教会での演奏会を観て、静かにアートに浸る休日が理想です」と笑顔で返答。大和が「ぜひその時は呼んでください」と応じると、Cocomiも「もちろん!」と即答し、2人での“パリ旅”トークに会場がほっこりとした笑いに包まれた。

一方、加藤は「僕は一度、世界一周できるような豪華客船に乗ってみたい」と夢を語り、「たまに居酒屋のトイレでポスターを見たりすると、真剣に申し込みたくなるんです」と明かすと、共演者から「あるある!」の声が飛び、会場の共感を誘った。大和が「そのルートにフランスが含まれてるかも」と笑うと、加藤は「じゃあ途中で合流ってことで!」と返し、3人の仲の良さが垣間見えるひと幕となった。

続いての話題は、それぞれが選ぶ本作の見どころへ。大和は「やっぱり今回も戦いのシーンがたくさんあるんですが、ただ戦うだけじゃなくて、相手にリスペクトを持って接するような描写がちょこちょこあって、そこが“クイーンっていいやつだな”って感じるんですよね」と語る。さらに、変装時のビジュアルについて「アンジェリクになったときのメイクが紫で統一されていて、口紅まで紫で…あのこだわり、私は結構衝撃でした!」と、細部の表現にも注目してほしいと笑顔を見せた。

加藤は「今回は変装している姿が多くて、髭を鏡で自分でつけるシーンとか、妙にリアルで思わず笑ってしまうようなポイントも見どころです」と語り、「特にイルマとの掛け合いの中で、ジョーカーの内面が描かれていく部分は、すごく情感がある」と作品の深みをアピール。「守ってあげたいと思う気持ちが、ジョーカーの過去と重なるようで…。やっぱり放っておけない存在なんですよね」と、キャラクターへの想いをにじませた。その言葉にCocomiも大きくうなずき「イルマ姫だからこそ見えるジョーカー、そしてジョーカーだからこそ引き出されるイルマの姿があって」と続けた。「立場上ずっと自分を抑えてきたイルマが、ジョーカーとの出会いによって初めて本音を語り、自分の殻を破ろうとする。そんな成長の瞬間が、私にはとても印象的でした」と語った。

ここで大和が「ジョーカーがイルマをかばって撃たれるバーのシーンは、キュンときました!」と盛り上げると、加藤がすかさず「でも飛んできたのは銃弾じゃなかったんですよ」とツッコミを入れ、笑いが起きる場面も。はやみね先生は「文章で書いた“サクランボのナイトキャップ”のシーンが映像になっていて、あれが本当に見たかったんです」と感激しつつ、「20年前に書いたときは、ジョーカーとイルマを少しロマンス寄りに描いていたんですが、加藤さんのインタビューを聞いて“守りたい”という気持ちだったと知って、改めて読み返してみると“なるほど…”と気づかされました」と語り、映像化によって新たな視点を得たことを明かした。

最後に、大和は「本当に待ちに待った第2作目『怪盗クイーンの優雅な休暇』。今日初めて皆さんにご覧いただいて、どう感じてくださったのかドキドキしていたのですが、皆さんの笑顔が見えて本当に嬉しかったです」と胸の内を語り、「5月23日からはいよいよ全国公開となりますので、ぜひご家族やご友人をお誘い合わせのうえ、“この赤い夢の世界”をたくさんの方に届けていただけたら嬉しいです」と締めくくると、会場は大きな拍手に包まれ、あたたかな余韻の中でイベントは幕を閉じた。

劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇』は、5月23日(金) 全国劇場より出航!
5月23日から配布される入場者特典として、はやみね先生書き下ろしのショートストーリーブック(全3種)や、劇場グッズのラインナップも紹介、公開翌日5月24日(土)には、再びキャスト・原作者が登壇する公開記念舞台挨拶も実施される。

©はやみねかおる・K2商会・講談社/「怪盗クイーン」製作委員会

 

トップ > 映画 > 大和悠河・加藤和樹・Cocomi 登壇! クイーン役・大和「またクイーンとして戻れて幸せ!」 劇場アニメ『怪盗クイーンの優雅な休暇』完成披露上映会

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています