
19世紀ウィーンで巻き起こる⾳楽史上最⼤のスキャンダルの真相に迫った、歴史ノンフィクションの傑作『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』(かげはら史帆著/河出⽂庫刊)を基に、まさかの⽇本で実写映画化! 『ベートーヴェン捏造』は9⽉12⽇に公開される。
偉⼤なる天才⾳楽家・ベートーヴェン。誰もが知るそのイメージは、秘書による”でっちあげ”だった! ⽿が聞こえないという難病に打ち克ち、歴史に刻まれる数多くの名曲を遺した聖なる孤⾼の天才ベートーヴェン。しかし、実際の彼は――下品で⼩汚いおじさんだった…︕︖ 世の中に伝わる崇⾼なイメージを“捏造”したのは、彼の忠実なる秘書・シンドラー。憧れのベートーヴェンを絶対に守るという使命感から、彼の死後、⾒事“下品で⼩汚いおじさん(真実)”から“聖なる天才⾳楽家(嘘)”に仕⽴て上げる。シンドラーはどうやって真実を嘘で塗り替えたのか?
脚本は、ベートーヴェンの⾯⽩さに魅せられたバカリズム。本作ではノンフィクション原作を丁寧に紐解き、さらに緻密な取材を加え脚本化。世紀の⼤スキャンダルを、バカリズムならではのご近所感満載のユルい会話劇で描く。監督は⾳楽を⽤いた映像演出にも定評がある関和亮。ベートーヴェンへの愛が重すぎる、忠実なる秘書・シンドラーを演じるのは⼭⽥裕貴。そして、シンドラーから熱烈に敬愛されるベートーヴェンを演じるのは古⽥新太。
コメント付きスペシャルメイキング映像: https://youtu.be/6TA3kYEPAV0
4⽉に映画化が発表されるとSNSでは「⼭⽥裕貴×古⽥新太×バカリズムなんて⾯⽩いに決まってる」「⾯⽩い未来しか⾒えない」など、早くも期待の声で盛り上がりを⾒せている本作の、特別写真と⼭⽥&古⽥のコメント付きスペシャルメイキング映像が解禁︕ 特別写真では、くしゃくしゃにされた楽譜やペンが散らばるベートーヴェンの⽣活感漂う部屋で、数々の名曲を⽣み出したであろうピアノと共に、“有能な秘書・シンドラー”と“楽聖・ベートーヴェン”が佇んでいる。しかし実際には、“推しへの愛をこじらせた男”と“短気で癇癪持ちの⼩汚いおじさん”である⼆⼈。そんなシンドラーとベートーヴェンが今後、どのような表情を⾒せていくのか?
撮影が進むにつれ「ベートーヴェンへの愛が芽⽣え始めている」という⼭⽥は「バカリズムさんが書いた脚本をいかに⾯⽩く出来るのか!? というプレッシャーがある」と語る。⼀⽅、古⽥は「あとはもう監督の腕次第でしょう」と、監督に期待と、強めの愛(プレッシャー)を託す⾔葉を寄せている。
映画『ベートーヴェン捏造』 9月12日(金) 全国公開
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