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2025年9月25日 05:00

吉永小百合124本目の挑戦は登山家・田部井淳子がモデル!「淳子さんのように一歩一歩前に歩いていけたら」 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』完成披露試写会

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の完成披露試写会が9月24日(水)、東京国際フォーラム ホールAで行われ、主演の吉永小百合、共演の佐藤浩市、天海祐希、のん、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずき、そして阪本順治監督が登壇。2000名の観客を前に本作のモデルとなった田部井淳子の思い出、撮影時のエピソードなどを披露、大盛況となった。

“女性だけで海外遠征を”を合言葉に女子登攀クラブを設立し、1975年にエベレスト日本女子登山隊の副隊長兼登攀隊長として、世界最高峰のエベレスト(ネパール名:サガルマータ、 中国名:チョモランマ)の女性世界初登頂に成功した田部井淳子。その後も飽くなき挑戦は続き、生涯で76ヵ国の最高峰・最高地点の登頂を成功。そんな、日本を代表する偉大な女性登山家・田部井淳子の実話をもとに、エベレスト女性初登頂から、晩年の闘病、余命宣告を受けながらも亡くなる直前まで山に登り続けたその勇壮な生涯を壮大なスケールで描かれる。

今作で映画出演124本目となる吉永は「この映画ができましたのも、田部井家の皆様はじめ、いろいろな形でサポートしていただいた皆様のお陰だと思っております。本当に心からお礼を申し上げます。田部井淳子さんという役を、多部純子という名前に変えて演じましたけれども、とっても素敵な思いをさせていただいたということで、胸がいっぱいです。今日はゆっくりご覧ください」と挨拶。

純子の盟友であり、エベレスト登頂の相棒・北山悦子を演じた天海は「純子さんをずっと見つめてきた悦子をやらせていただきました。もちろん実在の方ですが、ご本人もはつらつとして、パワフルでエネルギーがあって、素晴らしい方なんだろうなと思いながら演じていました。この映画が完成して、とてもとても幸せです」と続いた。

吉永は田部井との思い出を披露。「2012年に田部井淳子さんご本人にお目にかかることができたんです。そのときに、本当に明るくて、前向きな姿勢にもびっくりしましたし、こんなふうに生きていたら、どんないいだろうと。決断力は山に登るときもすごく必要だったと思いますし、淳子さんのように“一歩一歩前へ”という言葉を忘れないで、前に歩いていけたらと思っております」と田部井淳子を見習えるよう心に誓っていた。

また吉永は、3度目の共演となる天海について「今回、天海さんに出演していただいき、感謝感謝。私にとっては親友以上に素晴らしい力強い存在です。だから、いつも頼っていますし、これからもチャンスがあったら、ぜひぜひご一緒させてください」と懇願。天海は「泣いちゃうからやめてください。吉永さんとご一緒したい方はたくさんいらっしゃるでしょうし、私は3回もご一緒させていただけて、こんなにありがたいことはないのに、またこうして、小百合さんの役を見つめ続ける役って、こんなありがたいことはないなと思いながら、大事に大事にワンシーンずつ演じました。本当に、その思いが観てくださる方にも伝わるといいなと思っています」と恐縮していた。

吉永と夫婦役・多部正明を演じた佐藤は「吉永さんの現場の居住まいというか、映画に対する向き合い方がとんでもなく高尚。ともかく現場で疲れた顔を一切されない。若い僕らが『ああ疲れた!』は言えない。僕はしょっちゅう現場でそういうことを口にするタイプなんだけど、【ここで、阪本監督がうなずく・・・】吉永さんは一切そういうことをおっしゃらないで、すっとしていらっしゃる。これは素晴らしいというか、居方が違うなって本当に感じました」と称賛。先ほどうなずいた阪本監督は「浩市君と長くやってきましたけど、大体しんどそうな顔を僕に見せることが多いですね。でも、吉永さんがいるときといないときで変わる」と暴露し、大笑いとなった。

多部純子の青年期を演じたのんは「今回の役は、田部井さんにも見えなきゃいけないんだけど、吉永さんの青年期にも見えなきゃいけないと監督にも言われていたので、吉永さんの持つ瞳の引力を一瞬でも出せたらいいなと努力しました」と演技に工夫したことを明かした。また、富山でのクランクアップに際し吉永がサプライズ訪問したエピソードも披露。「本当に嬉しかったです。撮影が終わるときに、吉永さんがおひとりでいらっしゃって、現場のみんなも、うわー!ってテンションが上がって、報われた気持ちになって、かっこいい!って感動しました。『お疲れ様』ってハグしていただき、チョコレートもくださったんですけど、そのチョコレートが格別に美味しくて、本当に幸せでした」と回想。吉永も「最後の日だったんです。前から行きたいと思っていたんですが、東京での所用があって行かれない。でも、最後の日に雪が降って、大変だっていう知らせを受けて、何としてもと思って、新幹線にひとり飛び乗って行きました。皆さんが一生懸命やっている姿を見て、胸が熱くなりました」と振り返った。

また、青年時代の悦子を演じた茅島はのんとの共演について「今回(のんと)ご一緒できることが、すごくうれしかったのと同時に、緊張が止まらなくて、私自身すごく人見知りなので、まず元気な声で挨拶しようと現場にいました。のんさんの役作りに対しての姿勢や、現場での言い方がすごく素敵で、気づいたら目で追っていました。台本だけでは感じ取れない感情がたくさん出てきて、お芝居の部分でもリードしていただきました」と支えられたことを明かした。

映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』10月31日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:キノフィルムズ ©2025「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会 



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