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2026年5月1日 05:00

山下智久 風が吹いた後のすごいセリフに「台本をやぶりそうになった!」 映画『正直不動産』完成披露試写会

映画『正直不動産』の完成披露試写会が4月30日(木) に東京フォーラム ホールCで行われ、主演の山下智久、共演の福原遥、市原隼人、泉里香、長谷川忍(シソンヌ)、見上愛、倉科カナ、高橋克典、草刈正雄、そして川村泰祐監督が登壇した。

2022年にNHKドラマとして放送され、その反響の大きさから2024年1月にはスペシャルドラマを挟み、続編となる「シーズン2」も制作、昨年2月にはスピンオフ・スペシャルドラマを放送するなど、現代を生きる人々が働く活力をもらえる痛快ビジネスコメディドラマが映画された。

主人公の永瀬財地(山下)は登坂不動産のNO.1営業マン。陰では“ライアー永瀬”と呼ばれ、息を吐くように嘘をつき、手段を選ばずに契約を取り続けるが、ある日、地鎮祭の準備中にある祠を壊した祟りにより、嘘をつこうとすると強烈な風が吹き、本音しか言えなくなってしまう。

山下は「(映画化されて)嬉しいです。(『正直不動産』の現場は)飾らない自分でいられる場所という印象。正直にいろんなことをぶちまけてしまう役柄(が心地いいし)、スタッフ、キャストの皆さんが作り出してくれるホーム感がすごく温かくて心地いい。(永瀬が働く)登坂不動産のオフィスに帰りたいと思わせてくれるような、そんな作品です」とキャストたちに感謝。さらにアメリカでのロケにも触れ「扇風機の電圧が違う。日本の風よりもさらにダイナミックな風を受けさせていただいて、一つ強くなって帰ってこれたかなという思いはありますけど、そよ風から台風のような風まで、いろいろなものを受けているところが、見どころのひとつ。そこを楽しみにしていただけたら」とアピールした。

永瀬の後輩社員・月下咲良役の福原は「(山下は)優しいです(笑)。私も初めて(『正直不動産』を)撮影したときは22歳で何も分からず、山下さんにいろいろと引っ張っていただき、アドリブもたくさんできて、とても勉強させていただきました」とコメント。一方、山下は「現場では本当に和気藹々でした。(福原は)食べるのが好きで、いろいろと美味しい出前のお店を教えていただいたり、情報交換したり、本当に可愛い後輩で、現場に花を添えてくださいました」とお互いに感謝し合っていた。

元登坂不動産の営業マンでかつての永瀬のライバル・桐山貴久役の市原は「社会で生きていく私たちは、時に理性や、建前によって、自分を見失うこともあると思うんですが、そんなときでも、誰かのことを思って正直に生きることの大切さを、心から学ばさせていただきました。永瀬との関係性は友達でもなく、家族でもなく、同志でもなく、なんとも言えない繋がりがあるんです。そのかけがえのない関係性を大切にしていただきたいと思います」と改めて永瀬・桐山の関係性に大切さに言及した。

永瀬の恋人・榎本美波役の泉は「この作品で美波というキャラクターに出会えて良かったなと心から思っています。そして、美波の秋田弁だったり、今回この映画ではアメリカで撮影したりと、いろんな経験をさせていただいたという印象です」と自身の見どころをアピール。

また、登坂不動産の営業部長・大河真澄役の長谷川は「僕が出ているシーンなんか別に観なくてもいいシーン。本編の筋に関係なく、実際トイレタイムだと思っていただいて」と笑わせ、「まさか映画になると思っていなかったです。でもドラマの良さは失わず、さらに映画の良さ、ダイナミックなところがあったり、演出が派手になったり、最終的には人と人との繋がり、感情的なお話になっているので、大きなスクリーンで観るとより没入感があるんじゃないかなと思います」と本作の魅力をアピールした。

登坂不動産の社長・登坂寿郎を演じる草刈。そして登坂不動産に敵対するミネルヴァ不動産の鵤(いかるが)社長を演じる高橋、同じく立川店副支店長の花澤涼子役を倉科、新入社員・雪野遥香役を見上が演じている。

本シリーズに初参加の見上は「皆さんのアットホームな空気の中に一人飛び込まなくちゃいけないので、すごい緊張した」と話し、山下とは「居酒屋さんでの二人喋りシーンでは、気さくに話しかけてくださったり、(英語を喋る役柄だったので)英語の勉強方法を教えていただきました」と改めて山下に感謝していた。

そして、倉科は「不動産用語とか結構セリフが難しい中で、山下さんはプラスアルファ、常に英語の勉強をなさっていて、すごい努力家だなと思った」と話し、「今頃山下さんが頑張っているから、私もちょっと頑張らなきゃとか、背中を追いかけています」と山下に尊敬のまなざしを送った。山下は「なるべく時間を有効に使いたいなという…。タイミング的にはちょうど英語を使わなきゃいけないようなお仕事があったりとかしたんで・・・」と謙遜していた。

また、高橋は「気が付いたらセリフが全部二人で英語になってたり(笑)」と話すと、すかさず倉科と長谷川から「なかったです!」とツッコミが。さらに山下とのシーンで「アドリブがすごいので、台本には書いてなかったことたくさん言われるんです」と苦戦したことを明かすと、山下は「高橋さんも 10年以上ずっとお世話になっていて、どんな球を投げても受け止めてくれるという安心感から我儘になっちゃいました」と平身低頭だった。

登坂不動産・社長役の草刈は、「居心地のいい現場でした。山下くんに関しては、風が吹いた後に、のたうち回ってすごいセリフを喋る。これどうするんだろう?と思っていたんですけど、見事にやり遂げました」と山下を称賛。「これを1日2シーンとか 3シーンあったときはしびれました」と話す川村監督に、山下は「いや、正直、台本を破りそうになったことが・・・」と長セリフのシーンを振り返っていた。

イベント後半は、不動産が舞台の本作にちなみ、キャストそれぞれのお家選びの譲れない条件を披露。山下は「日当たり一択ですね。人生日当たりだと思っている」、福原も「私も日当たり。南か東向きが一番理想です。あとは料理しながらリビングが見えるキッチンがいいなって思います」、すると市原は「『サンダーバード』みたいな秘密基地に住みたいです。乗り物も好きなので男の夢ですね」と真面目に答えた。

すると、長谷川は「僕はできれば、壁と屋根は欲しい」と笑いを誘った。壁か屋根どっちかって言われたら?「四方も見えますから、壁だけは欲しい」と拘った。見上は「陶芸が趣味で家に電気窯があるので、アース線がある家がいいです」。倉科は「私も日当たり。昔から憧れているのはルーフバルコニー。星空とか見たい」。高橋は「断熱性の高い窓」と自宅の大きい窓の結露に困っていることを明かした。草刈は「僕は17歳まで、四畳半の狭い部屋で過ごしたので、僕にとっては広さが最重要だった。いざ広い家に住んでみるとアトリエみたいで未だに住みにくいなと思っています(苦笑)」。川村監督は「猫が飼えないマンションに住んでいるので、猫を飼えるマンションに住みたい」と各人の思いを明かしていた。

映画『正直不動産』 2026年5月15日(金) 全国公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©大谷アキラ・夏原武・水野光博/小学館 ©2026 映画『正直不動産』製作委員会

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