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2026年5月26日 06:00

桜田ひより&木戸大聖 とっさに考えた『モブ子ポーズ』を披露! 映画『モブ子の恋』公開直前イベント

左から:風間太樹監督、草川拓弥、早瀬憩、桜田ひより、木戸大聖、唐田えりか、荒木飛羽

 

映画『モブ子の恋』の公開直前イベントが、5月25日(月) 新宿ピカデリーにて行われ、W主演の桜田ひより、木戸大聖、共演の早瀬憩、唐田えりか、草川拓弥、荒木飛羽、そして風間太樹監督が登壇した。

田村茜による同名漫画を実写化。モブ(mob)とは、群衆、脇役、背景と同化しているキャラクターのことである。 田中信子(桜田ひより)は、その定義に自分を重ね合わせ、常に誰か別の主人公たちが輝く世界を遠くから眺めて生きてきた。そんな彼女の視線の先に、スーパーで働く入江博基(木戸大聖)が現れる。誰も気づかぬ足元の小さな花を、力いっぱいカートを操って避ける入江の姿。 その自然なやさしさに触れた信子は、次第に入江に惹かれはじめる。その出会いをきっかけに、「人とちゃんと関わりたい」――自らを縛っていた殻を破ろうともがきはじめた・・・。

本作が初共演の桜田と木戸。桜田は木戸の意外な一面について問われ、「会ったときから、ずっと変わらずに終始温かくて穏やかな、本当に優しいお兄さんのような存在でいてくれました。ハードなシーンでは、私が信子を掴みきれずに、もう一回もう一回と繰り返してしまうことが多々あって、そのときは現場から離れず、ずっと近くで見守ってくださって、包容力のある方だなと思いましたし、同時にすごく面白い一面を持っている。私が急に『一発芸をしてください』と言うと、本当にやって楽しませてくださるので、今回もこの舞台挨拶で披露したいことがあるみたいです」と無茶ぶり。

いきなり振られた木戸は「番宣期間中に一発芸をやったんですけど、違うなと思って・・・」と言い訳しつつも、今日考えたものを披露。「せーの、モ!」と両手を使ってカタカナの“モ”を形どった『モブ子ポーズ』を披露。桜田は「試行錯誤した結果、完璧なものが誕生しました。数時間前に考えたとは思えないクオリティの高さでびっくりしました」と満足気だった。

一方、木戸は桜田の意外な一面を問われ「人見知りで、現場でも一人でいることが多いと聞いていたので、撮影が始まって『え、ほんと?』と聞きたくなるぐらい、スタッフさんともキャストとも話されている印象。深夜の撮影で疲れてきたときに、いきなり一発芸を振ってきたり・・・。だから待ち時間も何の話をしたか覚えていないぐらい話しやすく、僕自身すごく助けられました。時間潰しでゲームをやって、勝った景品に『お手紙を』と言ってくださり、僕がお手紙を書いたら、その日にひよりちゃんもお手紙を書いてくださった。素敵な内容のお手紙ですごく優しい方だなと思いました。僕はその優しさに救われました」と桜田に感謝した。

続いて、信子と入江が働くスーパーの仲間を演じる早瀬(安部役)、唐田(篠崎役)、草川(金子役)、荒木(大野役)、そして風間監督へは、一押しの胸キュンシーンを披露することに。まず、早瀬は「上映前なので詳細は言えないのですが、身体が触れ合うと言いますか…ほにゃららになるシーンで、後で観ていただくと分かると思います」、唐田は「落とし物のシーンがキュンです! 楽しみにしていただけると嬉しいです」と上映前の観客に期待を膨らませた。

そして、草川は「入江くんのメガネ姿ですね。かっこいいなと思いながら観ていました。撮影の合間にはメガネを取った姿を隣で見ることもできたので一番近くで幸せでした」と入江(木戸)推しであることを強調した。

荒木は撮影合間の出来事を披露。「現場に行ったら、桜田さんと木戸さんが折り紙を折っていて、なんて温かい現場なんだとめっちゃキュンとしました」と話し、桜田が「私が折り紙を見つけて、鶴を折っていたんですけど、木戸さんは架空の恐竜を作っていました」と補足した。

胸キュンシーンの話題を受け、本作で特に印象的なシーンについて聞かれた風間監督は、「信子は人との距離感を躊躇したり、自分の心許ない感情を持っている人物で、そして周りの皆さんもどこか不器用で、自分と他者の距離感を測っているようなキャラクターが多いんです。その中で、信子と入江くんが重い荷物を運ぶシーンがありまして、二人の足取りが重なり合っていくことで、それまで見えなかった二人の気持ちが見えてくるシーンがあります。そういったささやかな一挙手一投足から気持ちが届いたら良いなと思いながら撮った作品でもあるので、そこに注目していただけたら嬉しいです」とコメント。風間監督ならではの繊細な演出へのこだわりを語った。

イベント後半では、本作のタイトルにちなんで「今、自分は完全に背景と同化しているな……」「モブ(脇役)っぽい行動をしてしまったな」と感じる瞬間を各自披露。

桜田は「お仕事の時は活発に見られがちなのですが、プライベートや気の張らない空間で、人数が増えれば増えるほど喋らなくなってしまう習性がありまして。みんなの会話を聞いていることや、その空間の壁になっているのが好きなんです。『壁になりたい』という気持ちで普段生活しています(笑)」と告白。

木戸は「例えば人前で転けそうになったり、ちょっと恥ずかしいことが起こった後の自分の表情がダサいなと思っています。『つまずいちゃいました!』と堂々と言えばいいのに、カッコつけているんです(苦笑)。何も起こらなかった風を装ってしまうので、それが自分で『ダサいな』と思って。その瞬間はモブだなと感じます」と共感を呼ぶエピソードを披露。さらに早瀬は「まさに今かもしれないです。こういう輝かしい場所だったり、舞台挨拶でオーラのある俳優さんたちに並ばせてもらう時に、壁に同化していないか心配になります」と初々しく回答。

唐田は「たくさん人がいて目線の位置に困ってしまうとき、持っているお水の裏(に記載の)原材料を見つめたり、『私、何かしてますよ』風を装ってしまいます」とのエピソードを披露した。

そして、荒木は「普段プライベートでは、はしゃいでうるさいタイプですが、撮影現場や先輩の前だと静かになってしまうんです。先輩たちが話しているのを『良いな〜』と遠くから見ているときはモブだなと思います」と語った。

イベント最後には風間監督が「まずはラブストーリーとして楽しんでいただけたらと思いますが、誰かの葛藤の部分にも目を向けて描ききった映画になっています。誰かにとっては目の前で大きな葛藤が起きているかもしれない。そういったものに自分の目を向ける時間にしてもらえたら嬉しいです」と、本作に込めた思いを語った。木戸は「『脇役だって、恋をする』というコピーがありますが、人と比べたときに『自分が足りないとか劣っている』と思うことは誰しもあると思うんです。でもこの作品を観たら『あなたは存在しているんだよ。誰かが見ているんだよ』というメッセージが伝わると思います。生きていく中で決して脇役なんていう人はいなくて、皆さんが主役であり、周りには支えてくれる人がたくさんいるということを、この作品は伝えてくれているんじゃないかなと思います。感想を広めていただけたら嬉しいです」と訴え、桜田は「登場人物に一人も悪い人が出てこないという不思議な映画になっています。その中でも、一人ひとりが持つ優しさの大きさや形、温かさなど質感が全く違っていて、いろいろな優しさが一つになった素晴らしい作品です。皆さんもこの映画の世界に浸っていただけたら嬉しいです」と力強く呼びかけた。

映画『モブ子の恋』6月5日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国公開
配給:イオンエンターテイメント、東京テアトル ©田村茜/コアミックス ©映画「モブ子の恋」製作委員会

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