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2026年6月19日 23:32

本木雅弘 菅田将暉 吉高由里子 青木崇高 宮舘涼太 柄本佑 オダギリジョーら大集合! 鏡開きに大盛り上がり! 映画『黒牢城』初日舞台挨拶

映画『黒牢城』(こくろうじょう)の初日舞台挨拶が6月19日(金)に丸の内ピカデリーにて行われ、主演の本木雅弘、共演の菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、宮舘涼太、柄本佑、オダギリジョー、そして黒沢清監督が登壇した。

本作は、米澤穂信の傑作ミステリー小説が原作。織田信長に反旗を翻し籠城作戦を決行する荒木村重(本木)は村重の妻・千代保(吉高)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心する中、城内である少年が殺される事件が発生、さらにその後も怪事件が次々と起こる。村重は幽閉されている天才軍師・黒田官兵衛(菅田)共に謎の解決に挑んでいく・・・。

冒頭、本木は「ようやく映画が動き出す。いつも思うことなんですけれども、ようやく公開された作品は新たな航海に漕ぎ出す そして私の後悔も始まる。それがよかった。こうすればよかったって。公開されてもなお自分の後悔が済まないという連鎖・連鎖です」と挨拶。

菅田は「無事公開できまして、カンヌにも行かせていただき、とてもレアな体験もしていたせいか、やっと公開という気持ちです。きっと僕も後悔はするんでしょうけれども、ただただ今は楽しみです」と笑顔で挨拶。

そして、吉高は「今日を迎えられて本当に嬉しいです。今日お越しの皆さんも、ライブビューイングの皆さんはどこから?(とカメラを探しつつ)今日は短い間ですが楽しんでください」と呼びかけた。

さらに青木は「初日を迎えて、僕は後悔ではなくて爽快な気分です」と、公開・航海・後悔に続いて爽快と話し、宮舘は「こうして初日を迎えられることを本当に嬉しく思っています。こんな挨拶でどうかい?」と〇〇かいと続けた。

さらにさらに、柄本は「なんかプレッシャーなんだけど・・・。(〇〇かいは)全然ないのよね。短い時間でごめんなさい。大勢で押しかけちゃって、一人の時間は短くなっちゃうんですけれども、楽しんでいただければ幸いです」と申し訳なさそうに挨拶した。

はじめに、撮影時の印象的なエピソードを披露。本木は「いわゆる長回しという恐ろしい緊張を強いられる撮影方法があります」と振り返り、菅田も「大変でしたね。頑張りましたね、僕ら。黒沢監督作品は2回目なんですけど、今回初めて長回しOKの後に(監督と)ハイタッチをしました」と完了後の喜びを表現。本木は「8、9ページぐらいあるような膨大なセリフを演者だけでなく全てが一体となって、その時間だけに集中するという、ある種のドキュメンタリーが切り取られているような瞬間だった」と黒沢組の神髄を語った。

続いて、柄本は「撮影中は結構バラバラで撮っていたので、会ってない人も結構いたりするんですけど、僕はとにかく寒かったです。山の上みたいなところで、朝早くに着いて、今日は無理!と言うぐらい寒かった」と回想。

青木は「東福寺の回廊での撮影や、有岡城を形成するために日本のいろんな名城や国宝を撮れたのは本当に思い出深かったです。カメラがどこにあるのかな?と思うぐらいいろんなアングルで撮っていたり。あれはなかなか撮れないと思います」と背景の映像美を称賛した。

宮舘は「劇中に出てくる合戦シーン。皆さんが甲冑を着ながら歩いている。お昼休憩には甲冑着たままご飯をいただいたんです。僕からしてみたら絶景でした」と意外なところに感激していた。

続いて、エンターテインメント業界にて最も権威ある業界紙のある評論家が『黒牢城は刀ではなく言葉で斬り合っている』と評価していることから、言葉で斬られたようなグサッと来たエピソードを披露することに。

本木は「黒沢監督は『主人公をギリギリのところまで追い詰めて、ある種どん底に突き落としてから解放をするのが好き』とおっしゃっていた。改めてすごい言葉だと思いました」と黒沢監督の言葉を披露した。

菅田も「黒沢監督に『ホラーが似合いますね』と言われ、なんか嬉しかったです」と黒沢監督とのエピソードを披露。黒沢監督は「(菅田は)その通りです。見ている人をある種の緊張に巻き込むことが自然にできる方。菅田将暉のアップを撮っているだけで、何かが起こりそうという感じがすると思った」と菅田を称賛した。

吉高は「映画では千代法の(発する)『進めば極楽、引けば地獄』というセリフ。プライベートでは、昔、おばあちゃんに『あんたは橋の下で拾ってきた』と言われ、びっくりしてみんなに『拾われたらしい』と言いふらしちゃった。おばあちゃんがその話を商店街で聞いてきたので、焦っちゃった・・・。衝撃的な、今でも忘れられない言葉でした」と自身の子供時代の衝撃的な思い出を明かした。

オダギリは「ベートーヴェンの『苦悩を突き抜けて歓喜に至れ』という言葉ですごく好き。芝居をしていても、ものを作っていても、苦悩するタイプの人間なので、苦しいんですけど、その奥の歓喜に至れ!というベートーヴェンの言葉で、なんとか頑張れている気がします」とベートーヴェンの言葉に心酔していることを明かした。

宮舘は「本木さんから『カメレオン俳優だよね』と言われんです。そこで、カメレオン俳優になれるように頑張ろうと思ったんです。これからいろいろな作品に出会い、本木さんからいただいた言葉の意味を確かめながら、自分で道を切り開いていく努力をしようとおめえました(思いました)」と最後に噛んで大爆笑となった。

柄本は「仕事の先輩・石倉三郎さんからいただいた言葉に『佑、やり過ぎずに逃げ道を作ることが粋だからな』と言われたんです。その言葉の意味を完全に理解しているかは分からないですけど、なんか刺さっていて、グググッと前のめりになっているときは、ふっと思い出して、一歩引くというか、その言葉はなんか深えなあ!と思って。さすが先輩です」と大事にしている言葉を披露した。

黒沢監督は「撮影の初期の頃だったと思います。荒木村重が配下の者たちの前で殿の威厳を見せるシーンを終えて、本木さんが『向いてないな』と言ったんですが、ものすごく衝撃でした。向いてないということを正直に言葉で言えるのがすごいなあと。殿様の芝居に向いている人なんていないです。みんな虚勢を張って頑張ってやるんですけど、やった後に現場で正直に言える。大スターってこういうことなんだなと思いました。本木雅弘というスターの凄さともう一つは、荒木村重はそういう人だったんだなと、その瞬間思ったんです。本木さんの『似てない』という言葉が最初からずっと心に残っていました」と本木とのエピソードを披露した。

イベント最後には、黒沢監督より「戦国時代はよくドラマで扱われますけれども、どっちが勝った負けたとか、誰が天下を取った取らなかったという物語がメインですが、この映画の荒木村重はそういうところから抜け出した人です。『どっちが勝ったかとか言うのをやめようじゃないか』と言って、一人で城を出て行った人物です。荒木村重という人に心を打たれました。現代にもこういう生き方は通じるのではないかと考えています。荒木村重に興味を持っていただいて、これからの時代、いろんなことをこの映画を元にして学ばれたり、あるいは今という時代をもう一度考え直したりしてみていただけると、とても嬉しいです」と締めくくった。

イベントを終えて退場する本木が足を止めて「ちょっと言い忘れたことがありまして・・・。 本日から中田敦彦さんと私が荒木村重についてYouTubeにて語り合っておりますので、そちらの方もぜひチェックして、理解を深めていただければと思います」と最後まで大ヒットに向けての活動に励んでいた。

映画『黒牢城』(こくろうじょう) 絶賛公開中!
配給:松竹  ©米澤穂信/KADOKAWA ©2026映画「黒牢城」製作委員会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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