トップ > 映画 > 小八重葵美&二階堂ふみ W主演 映画『わたしの知らない子どもたち』第51回トロント国際映画祭【コンペティション部門】に正式出品決定! 日本映画“初の快挙”となる同部門の【オープニング上映】に大抜擢!

2026年7月23日 15:30

小八重葵美&二階堂ふみ W主演 映画『わたしの知らない子どもたち』第51回トロント国際映画祭【コンペティション部門】に正式出品決定! 日本映画“初の快挙”となる同部門の【オープニング上映】に大抜擢!

『すばらしき世界』『永い言い訳』の西川美和監督が、原案・脚本・監督を務めるオリジナル最新映画『わたしの知らない子どもたち』(10月16日公開)が、現地時間9月10日~9月20日にてカナダ・トロントにて開催される北米最大にして世界最高峰の映画祭・第51回トロント国際映画祭(TIFF)の【プラットフォーム部門】に正式出品されるとともに、同部門の【オープニング上映作品】に日本映画として初めて本作が上映されることが決定した。オープニング上映作は、「この部門のレベルの高さを世界に証明し、プログラム全体のトーンを決定づける最重要作である」と絶対の確信を持って選ばれた“最高峰の1本”であり、本作の「プラットフォーム・アワード」受賞への期待が高まるとともにオスカーへの道にも大きな希望が広がっている。

世界への扉が開いた本作の吉報を受け、W主演を務めた小八重葵美は「西川監督やたくさんのスタッフがいろんなこと調べて、頑張って準備してきてくれて、撮影もみんなで一緒に頑張ってやってきたから、いろんな人に見てもらえるのはすごく嬉しいです」とコメント。同じく主演の二階堂ふみは「映画祭って国を越えて、映画という1つの文化を共有できる場所だと思うので、そういう場所で対立ではなく、想いを寄せ合えるような、そういう作品にきっとなるんじゃないかと思います。いま世界中のいろんなところで争いが続いている中、みんなそれぞれの”戦争”というものに対して、様々な思いや考えを持って、きっとこの作品を観てくださると思います」と世界の観客一人ひとりに寄り添う本作の普遍性を強調した。また西川美和監督は「お知らせを聞いた時は、『やったー!』と飛び上がりました。素敵な映画祭なので私たちの作品を持っていけるのがとても嬉しいです。」と喜びを滲ませる。「今回の作品は子どもから大人までみんなが総力を挙げて挑んだ作品ですし、日本の映画人の”力の結晶”のような仕上がりになっているので、世界の人にも作品のクオリティを味わって頂きたいなと思っています」と並々ならぬ熱意を覗かせた。

広島出身の西川美和監督にとって、「戦争」や「平和」は幼少期からの教育を通じてあまりに身近であり、キャリアの初期にはその重々しいテーマから逃れていたい気持ちもあった。しかし、前作『すばらしき世界』の制作過程で、戦後の日本に実在した“知られなかった子どもたち”の過酷な現実に直面し、その心を激しく揺さぶられることになる。「子どもたちを取り巻いた戦後の裏社会の物語をいつかもう一度作り直したい」――その抗いようのない衝動に駆られ、本作は誕生した。

戦争で家も家族も、大好きな音楽も失い、居場所をなくした12歳の琴子。戦後の荒廃した東京で生き延びるために彼女が選んだのは、長い黒髪を切り、親からもらった名前を変え、そして、“少女”であることを棄て、少年として生きるという道だった。“生まれながらのアウトロー”ではなく、どこにでもいたはずの一人の少女が、戦争に巻き込まれ変わらざるをえない中で、再生へと向かう物語。主人公・琴子は、音楽家の父(竹野内豊)のもとで、普通の暮らしをしていたが戦争と敗戦によってすべてを失い、「生きるために、自分自身を手放す」という選択を迫られる。

一方で曽根は、かつて軍国主義教育のもとで教師として琴子に教える側だったが、敗戦とともに、生徒を棄て、恋人も、立場も、信念も、そして、女性としての尊厳もすべてを失っていく。ふたりは自らの生き方さえも手放しながら、それでもなお、今日という一日を生き延びていく。琴子は、少女を隠し“少年”としてどこへ向かうのか。 曽根は、一度は棄てた生徒を見つけ出し、再び人として立ち上がれるのか。ふたりの歩みの先に再会はあるのか、再生は待っているのか。

主人公・琴子役には、約500名のオーディションで勝ち抜いた小八重葵美。当時11歳にして大抜擢――少女を捨て“少年として生きる”という極限の役に、“存在そのもの”で挑む新たな才能が発掘された。そして、教師・曽根役には、二階堂ふみ。「SHOGUN 将軍」など世界的作品で評価を確立し、善悪では割り切れない人物像を体現する。そして、“物語のもう一つの語り手”である音楽では、『国宝』など数々の音楽賞を受賞し、坂本龍一からもその実力を高く評価された作曲家・原摩利彦がイタリアの奏者とともに音楽録音に挑んだ。戦後の時代そのものを映像表現として立ち上げるのは、『ゴジラ-1.0』で米・アカデミー賞〈視覚効果賞〉に輝いた白組。国内外で実績を積み重ねてきたトップクリエイターたちが、 戦後直後の日本を、精緻に、そして確かなリアリティをもって描き出す。

映画『わたしの知らない子どもたち』 10月16日(金) 全国公開
配給:K2 Pictures ©2026 K2 Pictures・AOI Pro.

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