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2026年8月19日 19:01

今まで観たことのない坂口健太郎を観て! スカイツリーをバックに大ヒット祈願! 映画『私はあなたを知らない、』公開直前大ヒット祈願イベント

映画『私はあなたを知らない、』の公開直前大ヒット祈願イベントが8月19日(水) に東京・亀戸天神社で行われ、主演の坂口健太郎、共演の早瀬憩、堀田真由、そして中野量太監督が参加した。

本作は、中野監督自身10年ぶりとなるオリジナル脚本によるもので、愛する人を殺めてしまうという重たい罪を犯した孤独な青年・夕平(坂口)と母を奪われた娘(早瀬)が13年の時を経て対峙。母を殺した男と被害者の娘という、本来交わるはずのない二人の運命をサスペンス形式で映し出し、知る知らないを巡る優しさと残酷さを、ユーモアと愛情に満ちた視点で描き出している。

中野監督は「スカイツリーが見える街の話です。この3人はこの街の中の住人として演じています。そんなところでイベントができてとても嬉しいです。(公開される)来週までワクワクドキドキですが、どうぞよろしくお願いします」と挨拶。

撮影は1年ほど前にスカイツリーが見える地区、江東区、台東区、そして墨田区を中心に行われ、そこは孤独に生きてきた夕平が職場で紗月(堀田)と出会って、そして恋人になって、二人が一緒に歩く場所でもある。坂口は「紗月と一緒のシーンは、とっても幸せな瞬間もあれば、ちょっと切なかったりとか、少しずつ距離が空いてしまうシーンとか、いろんな種類のシーンを撮ったので、毎回毎回、今はどのくらいの夕平と紗月の関係性なんだろう?と考えていたかも」と回想。

堀田は「撮影中はスカイツリーを映してはいけない。私たちが出会ったシーンはスカイツリーが建設中だったので、(撮影する)角度を変えたり、あるからこそ映してはいけないというのは皆さんとやっていました」と撮影秘話を披露。

坂口は「二人の関係性が一度終わりを迎えてしまった後に、僕が一人でニュースを観て(スカイツリー命名シーンでは、二人の会話など)いろんなことを思い出す。『空だからスカイスカイツリーかな』『いや、そんなの絶対ないよ』と。それが本当にスカイツリーになって、すごく切ないシーンでしたね」と振り返った。

紗月の娘・東浜朝子を演じた早瀬は「クランクインが電車からスカイツリーを眺めるというシーンだったので、今日こうしてスカイツリーが見える神社でスカイツリーを見ることができたのがすごく嬉しい」とコメント。さらに「朝子の幼少期の記憶をたどるために訪れるのが江東区の大栄橋。夕平が幼い麻子と初めて二人きりで遊園地に行った帰り道に、夕平が疲れて眠ってしまった麻子を抱っこして、黄色い風船をなびかせながら歩く印象的な場所。大栄橋の撮影は夜のシーンで、スカイツリーが綺麗に光って。大栄橋の川面に逆さスカイツリーが反射して『綺麗だね!』って盛り上がったり、写真を撮ったりしたのを覚えています」とスカイツリーに思いを馳せていた。

さて、夕平を演じる上で坂口は「苦労しましたね。夕平が行っていく選択を僕は肯定できないけど、どこか共感してあげたいとの思いでやっていました。監督が1度2度・・・といった繊細な話で演出してくださって、自分が今までやったことのない表情とか、感じたことのない感情を作っていく作業を毎日毎日やっていた。だから新しい自分を発見したし、こんな瞬間が自分の中にもあるんだなと、その都度発見していました」と中野監督に感謝。

中野監督も「監督ってのは贅沢なもので、今まで見たことのない坂口健太郎を撮りたいという思いがあるんです。そうなるとあと何パーセントこうしてほしい、見たことのない、こういう夕平を見たいっていう演出を結構やって、テイクを重ねながら、夕平像を作っていきました」と本作に自信を覗かせた。

確かに、最後の夕平の一人で語るシーンはある種“鳥肌モノ”。坂口は「あのシーンは監督がいろいろ(演出して)くださるのを一回置いてから、芝居をしました。演出もちゃんと理解をしつつ、一回全部忘れてから向かい合っているみたいな瞬間でした。大変でした」と満足げ。中野監督は「あのシーンは演出なんてできない。あれが最後のシーンだったから、あとはお任せしますよってことですよ。僕が書いた夕平から、坂口健太郎の西山夕平になっているので、絶対そっちの方がいいです」と“今まで観たことのない坂口健太郎が観られる”出来栄えであることに太鼓判を押していた。

朝子は時間経過とともに感情が動いていくキャラクター。演じる上で早瀬は「物語前半で唯一の家族であり、唯一自分に愛を与えてくれていたおばあちゃん(演:原田美枝子)を亡くしてしまった喪失感、孤独感を持って演じようと思っていたのと、物語後半にかけて、朝子が夕平のことを知って、(刑務所での)面会回数を重ねていくうちに、朝子の心情が徐々に変化していくのを見せられたらいいなと意識しながら演じていました」とコメント。

堀田は「(大変だと思ったことは)まず、シングルマザーという役が初めてだったこと。さらに、紗月は明るくて快活な女性なんですけど、もしかしたらその明るさが子供のいる母親として理解できないように見えてしまうかなと思って、彼女なりの強さ、美しさを滲ませることに監督とコミュニケーションを取りながら進めました」と演じる上での苦労を滲ませた。中野監督も「紗月って役は難しい。一歩間違えばちょっとあざとい(と思われる)。堀田さんも心配していて・・・。娘のために一生懸命幸せになろうとしている。『一生懸命さが伝われば、絶対に紗月を嫌いになる人なんていないよ』という話をしました」と二人で紗月を作り上げていったことを明かした。

イベント後半には、願い事を記した絵馬を披露。坂口「たくさんの、皆さんなりの『私はあなたを知らない、』の感想を聞かせてほしい」、早瀬「大ヒット!!!」、堀田「(キャスト・スタッフたち)みんなと語りたい!!!」、中野監督「幸せなエゴサ」と記して、全員が大ヒットを祈願していた。

映画『私はあなたを知らない、』 2026年8月28日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開
配給:クロックワークス ©IDKYPs./Pyramide Productions

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