
東野圭吾の新たなる最高傑作と名高いミステリー大作を実写映画化した『白鳥とコウモリ』。9月4日(金) の全国公開を間近に控えた8月19日(水)、劇中のロケ地であり物語の象徴的な場所でもある隅田川を望む特設会場にて「納涼大ヒット祈願イベント」が開催され、浴衣姿に身を包んだ松村北斗と今田美桜が登壇した。

容疑者の息子・倉木和真を演じた松村は、「劇中に出てくる大事なシーンがいくつも撮られた場所で、季節を感じるようなイベントができたことが本当に嬉しく思います」と挨拶。被害者の娘・白石美令を演じた今田も「この映画の象徴的な場所で、映画の魅力をたくさんお伝えできれば」と呼びかけた。

まだまだ残暑が続く中、「今年の夏の思い出」について問われると、今田は「少し前にお仕事でインドネシアのジャカルタに行く機会があったのですが、空き時間にスタッフのみなさんと水族館に行きました!」と笑顔で告白。一方の松村は「去年ダイビングやシュノーケリングを友人としまして、それが最新の夏の思い出です。今日(のイベント)も夏の思い出になりますね」と笑顔で話した。
また、会場が実際に撮影が行われた隅田川のすぐ近くであることに触れられると、劇中で互いの父親に疑問を抱いた2人が出会い、真相究明のために手を取り合うという、まさに“禁断のバディ”が誕生した象徴的なシーンの撮影現場であったことを回想。松村は「事件にとってすごく重要な場所であり、このバディにとっても出会いの場所として、映画を観た方にとっては記憶に強く残る場所なのかなと思います」と解説。今田も「二人がそれぞれ一歩一歩、進む場所な気がします」とコメントした。
イベント後半は本作のストーリーやテーマにちなんだ質問コーナーへ。まず、劇中で立場を超えて手を組む『禁断のバディ』にかけて「禁断と分かっていてもやってしまうこと」を聞かれると、松村は「寝るときに電子機器をいじらない方がいいと言われていると思うのですが、YouTubeとかを観ながら寝落ちしちゃいます」と言い、「ダメと分かっていながら、結局観ながら寝ちゃうんですよね」と苦笑い。これに対して今田は「私もやりたい気持ちはあるんですけど、そのあと(翌朝に)アラームが鳴るかが心配すぎてできないです(笑)」していた。
続いて『解決したはずの事件』にちなみ「未だに解決できていない悩み」について質問が飛ぶと、松村が「たくさん食べてしまった次の日の朝って、なんでお腹が空いてしまうだろうか」という悩みを明かし、「夜遅くに『明日の朝我慢すればいいや』と思って、たくさん食べてしまうと(翌朝)すごくお腹が空いてしまって、逆に夜節制できた次の日の朝は、そんなにお腹が空かないから、困りますね。ここにいる方々では解決できないでしょうけども…(笑)」と問いかけ、会場の笑いを誘った。一方の今田が「私ずっと考えていたんですけど、全然思いつきませんでした。どうしよう……」と困り顔を見せると、MCから原作のある映画を鑑賞する際の順序についての質問が。今田は「私なら先に(映画を)観ちゃいます!映像で何も知らずに楽しんで、また改めて原作を読みます」と回答。松村は「出会った順ですね。映画で興味を持ったら、先に観てしまいますし、本屋で原作に興味持ったら先に読んでしまうと思います」「この作品に関しては、ミステリーとしての謎の部分は知ってしまうことにはなるので…映画を観て、そのあと細かい背景を本で読んでいくというのも、楽しいかもしれないです」と作品の楽しみ方をアピールした。

さらに、本日の“納涼大ヒット祈願イベント”にちなみ、二人が事前に「この夏に叶えたい願い事」を書き込んだ特製風鈴の短冊を発表するコーナーへ。松村は短冊に「映画館」と掲げ、「高校の時からの親友と、僕が出た映画を必ず一緒に毎回映画館で観に行っていたんです。でもひとつ前の映画から一緒に行けていなくて…。本作からはまた再開させたいなという気持ちで書かせていただきました」と熱弁。続いて今田も「『白鳥とコウモリ』がたくさんの方に届きますように」という願いを発表し、「皆さんどうぞよろしくお願いします」と温かい笑顔で呼びかけた。
そして、マスコミへ向けた締めの挨拶へ。松村は「この作品の魅力は、白黒つけられるものだけでなく、どうしてもグレーのままでいたい思いや、白黒つけたことで生まれるグレーな感情が繊細に描かれているところだと思います。事件そのものが白か黒かだけでなく、それに直面した自分がどんな色味のグレーな気持ちになるか、ご自身の人生と照らし合わせながら観ていただけたら嬉しいです」と語り、劇場での鑑賞を呼びかけた。続く今田も「真相はひとつですが、事件として見れば黒に見えることの中にも、誰かを想う様々な気持ちが存在しています。そうしたグレーの部分に共感していただける方も多いはず。映像も人間愛もとても美しい作品ですので、ぜひ大きなスクリーンでご覧ください」と作品への深い思い入れを込めてアピールした。
その後、風鈴と提灯で幻想的に飾られた屋外の特設デッキへ移動し、フォトセッションを実施。決して交わることのない立場の2人が真実に迫る本作のテーマ「果たして、白鳥とコウモリは同じ空を飛べるのか」を表現した特注の氷彫刻が登場すると、松村は「すごい!すごく綺麗じゃないですか、涼やかですね」と興奮気味にコメント。今田も「かっこいい!」と感嘆の声を上げた。
映画『白鳥とコウモリ』 9月4日(金) 全国公開
配給:松竹 ©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会

