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2013年12月8日 19:35

まさにリアルあまちゃん!? 実際にあった驚愕の音楽業界事情が明らかに!!『バックコーラスの歌姫たち』いよいよ12月14日公開!!

マイケル・ジャクソン、ミック・ジャガー、ブルース・スブリンスグスティーン、スティーヴィー・ワンダー、スティング、ベット・ミドラー・・・。音楽界のトッブスターを影で支えてきたバックシンガーに初めてスポットライトを当てた、アカデミー賞長編ドキュメンタリー最有力とも評される『バックコーラスの歌姫(ルビ:ディーバ)たち』が、12/14よりBunkamuraル・シネマにて公開となる。

本編で描かれる驚愕の音楽業界の裏事情に、“まさにリアルなあまちゃんの世界だ”などの声が多数上がっている。60年代、黒人コーラス・グルーブ、ブロッサムズのメンバーとしてデビューしたダーレン・ラブは、ビートルズなどを担当した伝説的ブロデューサー、フィル・スペクターが生み出した数々のヒット曲のバックコーラスを務めた。しかし、彼女をあくまでバックシンガーとして利用しようとするフィル・スペクターとソロデビューを目指す彼女との間に深い軋轢が生まれ、なんとフィル・スペクターは、ブロッサムズが吹き込んだ「ヒーズ・ア・レベル」をクリスタルズという別のグルーブの曲として発表したのだ。しかもその曲は全米No.1を記録し、彼女は失意のなかで音楽業界を離れて家政婦として働くことになった。

これはまるでNHK連続小説「あまちゃん」に出てくる、あの「潮騒のメモリー」のエピソードそのものだ。1985年当時新人スカウトマンの荒巻に頼まれ、春子は鈴鹿ひろ美名義で「潮騒のメモリー」のレコーディングを行う。以後も春子をデビューさせるという荒巻を信じて鈴鹿の歌唱面の影武者を続けるが、結局春子はブライドを傷つけられ、アイドルの道を断たれてしまった。

時には傷つけられて涙を流しながらも、歌うことに喜びを見出し、音楽を愛し続けた名もなき歌姫たちの人生をドラマティックに描き出す。現在のポッブミュージックを形作ることに貢献した陰の立役者に対する賛辞であるとともに、彼女たちの並々ならぬ波乱な人生を、当時を振り返る貴重な映像や大物ミュージシャンたちによる証言、そして至福の時をもたらしてくれる即興セッションなど、観るものの心を揺さぶる珠玉のドキュメンタリー。是非劇場でその感動を確認してほしい。

『バックコーラスの歌姫たち』は12月14日よりBunkamuraル・シネマにて公開。Center20.com

監督:モーガン・ネヴィル
製作:ジル・フリーセン、ケイトリン・ロジャース
出演:ダーレン・ラヴ、メリー・クレイトン、ジュディス・ヒル、リサ・フィッシャー、クラウディア・リニア、タタ・ヴェガ、ミック・ジャガー、ブルース・スプリングスティーン、スティング、スティーヴィー・ワンダー、ベット・ミドラー
2013年/米/英語/カラー/90分/ドルビーデジタル/原題:20 feet from stardom 配給:コムストック・グルーブ  配給協力:クロックワーク  

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