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2017年4月30日 10:47

アンチヒーローに熱視線!「仮面ライダーパラドクス」甲斐翔真の人気の秘密 <前編>

2017.04 取材:記事・写真/RanRanEntertainment

スラリとした長い手足、辺りをはらうような貴族的な風貌。パリやミラノのコレクションでも通用しそうな抜群のスタイルの甲斐翔真。男性にとって永遠の憧れのヒーロー「仮面ライダー」シリーズ最新作『仮面ライダーエグゼイド』で、敵役でありながら変身できる「仮面ライダーパラドクス」を演じて、人気を集めている今注目の若手俳優だ。はまる大人が続出という『仮面ライダーエグゼイド』。オダギリジョー、佐藤健、綾野剛などを輩出した若手俳優の登竜門「仮面ライダー」シリーズから、また新たな才能が発掘されそうだ。今回はそのひとり甲斐翔真の人気の秘密に迫った。

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人間から見たら悪役ですけどバグスター界では僕がヒーローという気持ちでやっています

―― 仮面ライダーパラドクスとして今大注目ですね。
甲斐:ありがとうございます。ファンの方からよく声を掛けていただけるようになったのは仮面ライダーに変身してからですね。「パラド」から「仮面ライダーパラドクス」になった時が皆さんから一番反応をいただきました。

―― 悪役を演じるということに戸惑いはなかったんですか?
甲斐:初めて役名を見た時に、カタカナ3文字だったので、なんだろうと思って(笑)。しかも僕が演じるのは人間ではなくウイルスと聞いて、どういう風に役作りをしたらいいのか正直悩みました。パラドというキャラクターは子供みたいなところがあって、ゲームが大好きな小学生という感じです。純粋にゲームを楽しむことが最優先というか。でも、パラドが楽しむゲームというのが、現実の人間の世界で行われるので、負けた人間が消滅する。キャラクターの命の重みも感じてない。今このキャラクターを消したら面白いから消すという感じですね。彼には人間の道理は通じません。

ゲームに負ければそのキャラクターは消滅するというルールに則り、「負けたくせになんでいるんだ。敗者には敗者のエンディングがあるだろう」って消しちゃうんです。そこには良心の呵責もないんです。悪役ですけど、それは視聴者が人間だからであって、視聴者がバグスターだったら、僕がヒーローだっていう気持ちで演じてます。アンチヒーローですね。僕としてはアンチヒーローのつもりはなくて、ヒーローとしてやってるんですけど、結果的に人間様から見たら、アンチヒーローってことで(笑)。自分の中では、ヒーローだと思ってます。

―― そういう意識が人を惹きつけるのかもしれませんね
甲斐:どこか憎めない悪役になりたいなっていうのが自分の中でありますね。

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エグゼイドの現場はみんなでワチャワチャ
撮影に行くのが楽しくて仕方がない

―― 若手俳優さんが集まる現場の雰囲気は?
みんなすごく仲良くて、年も近いのでいつもワチャワチャしてますね。待ち時間もよく話しをしますよ。プライベートな話や芝居の話、それから一緒にご飯も行ったりしますし、学校のクラスメイトみたいな感じです。毎日楽しいです。朝早いですけど(笑)。撮影に行くのが楽しくて仕方ないですね。

―― その中で一番仲がいいのは?
本当にみんな均等に仲がいいんですよ。でも、敢えて選ぶとしたら仮面ライダーゲンム役の岩永徹也さんかな。撮影がかぶるので、話す機会も多くて、ご飯も行ったりします。

「仮面ライダーブレイブ」瀬戸利樹は飛彩と真逆
いい意味で裏切られると思う

――メンバーそれぞれの印象は?
甲斐:印象…一緒にいすぎて難しいな(笑)。

――まず仮面ライダーエグゼイド・宝生永夢(ほうじょう・えむ)役の飯島寛騎(いいじま・ひろき)さんから
甲斐:やっぱり主役ということもあって、舞台挨拶とかになるとリーダーシップをもってみんなを引っ張っていってくれる感じです。

――仮面ライダーブレイブ・鏡 飛彩(かがみ・ひいろ)役の瀬戸利樹さんはどうですか?
甲斐:瀬戸君は、役とプライベートのキャラクターが全く違います。たぶんエグゼイドでしか瀬戸利樹を見てない方だと、いい意味で裏切られると思う。ギャップがあるっていう意味で。朝からテンション高くて、ムードメーカーですね。瀬戸君がいないと現場が寂しいです。

――仮面ライダースナイプ・花家大我(はなや・たいが)役の松本享恭(まつもと・うきょう)さんは?
甲斐:享恭君は大人な感じがしますね。落ち着いてて、みんなの見守り役みたいな。でも、たまにとっても面白いことするんですよね。

――では一番仲がいいという仮面ライダーゲンム・檀 黎斗(だん・くろと)役の岩永徹也さんについては?
甲斐:頭が良すぎます。薬剤師でもあって、英語も話せて、人と違う視点を持っているので話してて楽しいし、違う世界を見せてくれる方ですね。発想が僕じゃ想像つかないところがあるので、不思議な面もあり面白いです。

――ポッピーピポパポ・仮野明日那(かりの・あすな)役の松田るかさんは?
甲斐:るかちゃんとは、最近になって撮影が一緒になることが多いんですけど、「ザ・明るい」って感じです。ロケバスの中で急に歌いだしたりするんですよ。でも本来は意志が強くて、ちゃんと芯が通っている感じがします。

――仮面ライダーレーザー・九条貴利矢(くじょう・きりや)役の小野塚勇人(おのづか・はやと)さんは?
甲斐:永夢君(飯島さん)とは違ったムードメーカーですね。この間トークイベントや舞台挨拶があったんですけど、会話が止まったりするとちゃんと入ってきてつなげてくれたり、周りを見て気配りがすごくできる方ですね。

――西馬ニコ(さいば・にこ)役の黒崎レイナ(くろさき・れいな)さんについては?
甲斐:ニコちゃんは、僕の一歳下なんですけど、明るくて、年も近いので、けっこう話します。クランクインした時に、僕は「最年少・最年少」って言われていたんですけど、ニコちゃんが来た時に、「あっ、最年少がきた」と思って。ニコちゃんは完全に高校生っていう感じがしますね。

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『仮面ライダーエグゼイド』はテレビ朝日系で毎週日曜8:00 – 8:30に放送中。

映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」3.25より全国東映系で上映中。

『仮面ライダーエグゼイド』公式HP  http://www.tv-asahi.co.jp/ex-aid/

『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』http://www.superhero-movie.com/

【甲斐 翔真】
1997年11月14日 東京都出身 身長 185cm
映画「写真甲子園0.5秒の夏」2017.秋公開予定

HP  http://artist.amuse.co.jp/artist/kai_shouma/

 

 

 

 

 

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