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2019年2月23日 13:03

【後編】BOYS AND MEN・水野勝&田中俊介&小林豊&本田剛文がアラサー青年たちを熱演! 『ジャンクション29』インタビュー

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

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左から 本田剛文  田中俊介  小林豊  水野勝  

——本作では、どのエピソードでも30歳を迎える直前の、若者たちの揺れ動く姿を描いています。皆さんは、30歳に対してどういったイメージをお持ちですか?

小林:30歳ってもっと大人だと思ってた。自分が30歳になるんだって思うと…昔抱いてた印象とは違うなって思います。

田中:僕の中では、20代って失敗してもうまくいかないことがあっても、「まあ、20代だから」っていう逃げ道を作れたんですが、それが30代になると作れなくなると感じてます。もう子供じゃない。完全なる大人で、責任を持って仕事をしないといけない。逃げ道がない、ってイメージですね。

本田:遥か未来のことだと思ってたんですが、意外と近い未来ですよね、僕も26歳なんで。30代になったらなったで大変なことも多いんでしょうが、僕は歳を重ねること自体は楽しみなタイプなんで、自分がどんな30代に、もっと言えば、自分がどんなおじさんになっていくのかすごく楽しみです。30歳になるまでになにかしておきたいことをいうなら、車の免許を取りたい。僕、持ってなくて。アッシーにもなれない、何の役にも立たない男なんですよ(笑)。

水野:僕も30歳になるのは楽しみですね。ただ、30代の芸能人の方はたくさんいらっしゃるので、激戦ゾーンに入っていくのは感じます。それぞれがよりいろんなお仕事に向き合って、頑張っていかなければいけないなって思います。

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——20代も激戦じゃないですか?

水野:もちろん20代も激戦なんですが…20代のうちは勢いで乗り切れる気がするんですよ。僕らは特に地方のグループですし、怖いものしらずの面もあって、「いけるところまでいってやるぜ」って突っ走ってこれた。でも、30代になるとそれもまた変わると思うんです。経験を積んで、いろいろなことを知った上で行動するようになっていくと思うので、そういった意味でも勢いだけではダメ。勢いじゃないとすると、より激戦であることを感じるでしょうし、より頑張らないといけないなと思ってます。

——本作ではそれぞれに夢を持っている主人公が登場します。皆さんは、もし、ボイメンじゃなかったらどんな夢を持って、どんな職業を目指したと思いますか?

小林:僕はパティシエです。ボイメンに入る前に実際にやっていたんですよ。入ってなかったらそのまま突き進んでいたと思います。

本田:僕は学校の先生ですね。学校の先生になるつもりで大学も選んで入りましたから。まあ、大学はあれよあれよと中退してしまったんですが…(笑)。大学生の時は、国語か社会の先生になるつもりでした。

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——先生というのは小中高でいうと?

本田:中学です! 自分の過去を振り返っても、中学の先生との距離感って今の自分につながっている気がするんですよね。だから、中学!

水野:僕は、この仕事は運命的なスカウトだったんですが、それまではディレクターの勉強をしていて、大学では絵コンテを書いて、CMを撮るっていう課題をずっとやってました。でも、じゃあ、それを仕事にしたか…と言われると、ちょっとわからないな。ん〜…パパかな(笑)。僕の周りはみんな21歳くらいで結婚していて、もう3人の子どもがいる友達もいるくらいなんで、僕もボイメンに入ってなかったらパパになっているんじゃないかなとは思います。仕事は、何をしているかわからないですが(笑)。

田中:僕も何をしているか本当にわからないな…。でも、ボイメンと出会ったのが大学生の時で、その時は古着が大好きだったんで、もしかしたらそのままの流れで、古着屋をやっていたかもしれないですね。でも、そうなったら、今のファッションとは全く違うファッションをしていると思います。間違いなく、ヒゲは生やしてる(笑)。それで、坊主か激ロングかどっちかですね(笑)。

——ありがとうございました! では、最後にリーダーから改めて作品の見どころを。

水野:この作品はオムニバス作品です。なので、好きなストーリーを探してもらって、楽しんでいただけたらいいなって思います。みんな、ボイメンとはまた違う一面を見せているので、構えずに見てもらって、この作品が僕たちにも興味を持ってもらう入り口になっていたら嬉しいです。

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前編~ https://ranran-entame.com/wp-ranranentame/movie/59737.html

映画『ジャンクション29』

「ツチノコの夜」
出演:田中俊介、本多力、佐藤玲、菅原大吉
「結婚の条件」
出演:水野勝、細田善彦、中村中、加藤葵、夕輝壽太、池村匡紀、山田キヌヲ
 「バズる」
出演:本田剛文、ゆかりの小雪、成宮しずく、水澤紳吾
 「ジャンクション」
出演:小林豊、福山翔大

監督:ウエダアツシ 山田晃久
企画・プロデュース:佐藤友彦
制作プロダクション:NAC
配給:スターキャット
(C)2019「ジャンクション29」製作委員会

2月22日(金)より、渋谷シネクイント、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 ほかで全国公開

公式サイト http://junction-29.com/

スタイリスト:FUMIKO
衣装協力:NO ID.
写真撮影:篭原和也

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