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2022年6月3日 17:47

【前編】水谷豊監督作品・第3弾『太陽とボレロ』宮園あかり役・森マリアにインタビュー 「ヴァイオリンこそ我が人生」を体現するために毎日7時間練習しました

取材:RanRanEntertainment

水谷豊監督作品第3弾『太陽とボレロ』が2022年6月3日(金)より全国公開される。『TAP-THE LAST SHOW-』(2017)、『轢き逃げ 最高の最悪な日』(2019)に続く水谷監督の第3作は“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する普通の人々の人間模様を描き出す。

解散の危機が訪れているある地方のアマチュア交響楽団。楽団を主宰する花村理子を演じるのは本作が映画初主演となる檀れい。理子とともに交響楽団を支える鶴間芳文役には石丸幹二。鶴間の会社で働き、楽団ではトランペットを演奏する田ノ浦圭介役に町田啓太。監督の水谷豊は楽団の指揮者・藤堂謙役で出演し、物語の中でもキーパーソンとなっている。理子の経営する会社で働きながら楽団のヴァイオリン奏者を務める宮園あかり役の森マリアに映画初出演の思いと見どころを聞いた。

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――今作が映画初出演となるそうですが、ご出演が決まった時の心境はいかがでしたか?

マネージャーさんから電話がかかってきて「水谷監督の映画に出演が決まったよ」と連絡があったのですけれど、前情報が全くなかったので、「え?ほんとに私で大丈夫ですか?」と何度も何度も確認するぐらい驚きました。

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――脚本を読んで、宮園あかりをどのように演じようと思いましたか?

初めて水谷監督とお会いした時に直接脚本を手渡しでいただいたのですが、その重みがずっしりと手に伝わって、いざ読んでみると聞いていた通りすごく大きな役で、せっかくいただいた機会なので精一杯いい作品にできるように務めようと思いました。宮園あかりは明るくまじめで、とにかく音楽が大好きで、その場所を守るために、(交響楽団の)存続の危機に立ち向かう役なのですが、あかりの楽団を大切に思う気持ちを表現するために、楽団員皆さんの顔を思い浮かべながら演じました。

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――森さん演じる宮園あかりは交響楽団のヴァイオリン奏者を務めています。森さんご自身もヴァイオリンをされていたそうですね。

5歳から15歳まで10年間やっていました。出演が決まったのはクランクインの三週間前だったのですが、あかりの台詞にある「ヴァイオリンこそ我が人生」という言葉を体現するためにも、毎日7時間練習していました。

――一人で練習されていたのですか?

先生のレッスンを受けながら、自主練でカラオケに行ったり、東映のスタジオに行ったりして練習していました。

――撮影に入るまでの間、毎日ですか?

はい。撮影に入ってからもずっと練習していました。腱鞘炎になりながら(笑)。

――5歳からヴァイオリンをされていたのはどういったきっかけからですか?

私が3歳の時に祖母が亡くなったのですが、その祖母が「マリアはきっとヴァイオリンが似合うはずだから」という遺言のようなものを残していたらしいのですが、私はそれを知らずに、転園した幼稚園でたまたまそこを間借りしてやっているヴァイオリン教室があって、それを見かけて「私、あれしたい」と言って始めたのがきっかけです。

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――さきほど、水谷監督から脚本を手渡しされたとおっしゃっていましたが、監督からはどのようなお話がありましたか?

台本をいただいた時は、「あかりはマリアちゃんそのもので演じてくれたらいいから、ありのままに自由に演じてください。」と言われました。

――実際に演じてみていかがでしたか?

演奏の時もそうですが、交響楽団の皆さんと和気あいあいとした現場でした。仲の良さがお芝居の中でも滲み出ていて、それを感じられてとても楽しかったです。

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――同僚のトランペット奏者・田ノ浦圭介役の町田啓太さんとのシーンも多かったですが、いかがでしたか?

町田さんを近くで見ていて、すごく真摯にお芝居に向き合う方だなと思いました。監督のリクエストにも全部笑顔で、必死に向き合っていらっしゃって素晴らしい方です。撮影が長引いて立て込んだりしていても、いくら疲れていてもそれを見せずにいつも笑顔だったのでそういう姿勢を見習わなければいけないなと思いました。

――楽団員役の皆さまが実際に楽器を演奏されていますが、ご苦労があったのではないでしょうか?

普通の現場だと共通の話題がお芝居のことぐらいしかないと思うのですけれど、今回は音楽と楽器という同じテーマがあったので、「あそこ難しいよね」「ここができなくて」とか、共通の話題があって、よりコミュニケーションがたくさんとることができて、絆が生まれたのではないかと思います。

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映画『太陽とボレロ』
2022年6月3日(金)より全国公開
監督・脚本:水谷豊
出演:檀れい 石丸幹二 町田啓太 森マリア
   田口浩正 永岡佑 梅舟惟永 木越明 高瀬哲朗 藤吉久美子 田中要次
   六平直政 山中崇史 河相我聞 原田龍二 檀ふみ 水谷豊 ほか   

『太陽とボレロ』製作委員会:テレビ朝日 東映 トライザム
制作プロダクション:東映東京撮影所 東映テレビ・プロダクション
配給:東映
公式サイト https://www.sun-bolero.jp/
©2022「太陽とボレロ」製作委員会

 【ストーリー】
ある地方都市のアマチュア交響楽団。主宰者である主人公の花村理子(檀れい)は 18 年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきた。みんな音楽を愛する普通の人々。しかし、楽団の経営は苦しく必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートがはじまる!

 

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