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2013年9月29日 10:26

キム・スンデ&チョン・ドンソク来日!韓国ミュージカル界の新星に直撃インタビュー!

今、韓国ミュージカル作品が次々と日本に上陸し、注目を集めはじめている。ルックス・実力を併せもつ韓国ミュージカル俳優は、日本のミュージカルファンをも魅了し、リピーターが続出。ドラマ、K-POPに続く韓国エンタテインメントの新たな波“K-Musical”が押し寄せているのだ。そんな韓国ミュージカル界の貴公子「キム・スンデ」と、韓国ミュージカル界のライジングスター「チョン・ドンソク」の夢の共演が実現!

若き天賦の才能をぶつけ合うスプリットアルバム『Two Of Us~歌ある限り~』を引っ提げ、緊急来日した2人にアルバムについて、また出会いからプライベートなことまでお話を伺いました。

繧ュ繝繝サ繧ケ繝ウ繝・y&繝√photo:Yasuhiko Akiyama  

<声のトーンの違いが、合わせた時によりよい相乗効果を発揮した>

―まず、今回のスプリットアルバム『Two Of Us~歌ある限り~』をリリースすることになった経緯を教えてください。

スンデ:今年の4月に開催された<K-Musical Stars Concert2013>のイベントに出演した時のお客様の反応が、自分たちが思っていた以上によかったので、その気持ちに何かお返しできないかと考え、今回の作成に至りました。アルバムの利益ではなく、“ファンのみなさんへのプレゼント”という気持ちを込め、日本の渡辺音楽出版、ワーナーミュージック、韓国のTHEATROの3社の協力を得て今回、アルバムを作ることになりました」7繧ュ繝繝サ繧ケ繝ウ繝・y&繝√

―お二人は“兄・弟”という感じでとても仲良しだと伺いましたが、最初に出会った時のお互いの印象はどうでしたか?

ドンソク:「ボクはずっと(スンデさんから)逃げていました(笑)」

スンデ:「アハハ~!(笑)」

ドンソク:「軍隊では、韓国で一番厳しいと言われる海兵隊に所属していて、ボク達は同じ軍の先輩、後輩なんです。ご本人に会う前に、スンデさんのお友達にお会いする機会があり、その方に『今度、君とダブルキャストをやるキム・スンデという俳優は同じ海兵隊の先輩だよ』といわれたんです。海兵隊というのはすごく厳しい所なので、『お願いですから、ボクが海兵隊だったことはスンデさんには言わないでください』と念を押したのですが、ご友人はそのまんま(スンデさんに)伝えてしまって・・・(苦笑)。後でスンデさんに初めてお会いした時に、『ピルスン(必勝)!ボクも海兵隊だけど、ドンソク君は何期だい?君が海兵隊ということをボクに内緒にしてほしいと言ったらしいけど?おい!それってどういうことだよ!?』と責められて・・・。『ピルスン!いいえ!そんなことないです!!』とあせりながら挨拶したのが最初の出会いでした(苦笑)」6繧ュ繝繝サ繧ケ繝ウ繝・y&繝√

スンデ:「ドンソクさんと初めて会ったのが『モンテ・クリスト伯』のアルバート役でダブルキャストした時でした。彼と同じ飲み屋で別のテーブルに居たのですが、その友人はドンソクさんから聞いた話をすぐに『スンデヤ~!ここに君と同じ海兵隊の後輩がいるぞ!』と、バラしちゃいました(笑)。その友人というのは『ジャック・ザ・リッパー』の公演で日本みなさんにご挨拶したチョ・スンチャンさんです(笑)。彼のことは、口の軽いキャラだと書いておいてください(笑)」

(これにはドンソクさん、現場のスタッフの皆さんも大爆笑)

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―気を取り直して。

今回は、人気ミュージカル作品のテーマを中心に選曲されたそうですが、お二人は何かアイデアなど出されたのですか?

ドンソク:「『カテドラルの時代』(ノートルダム・ド・パリ)は自分のデビュー曲なので選びました。『闇が広がる』(エリザベート)に関しては、前回の公演で同じルドルフ役でダブル出演し、今回の公演では1人がトート(死)役で、1人がルドルフ役だったこともあり、デュエットにしたら面白いかなと。この『闇が広がる』は、男性が唄うミュージカル曲の中で最高の曲だと思います。日本ファンのみなさんの反応も聞きたかったし、どのように聴いてくださるのか知りたかったので選びました」

スンデ:「2人で一緒に考えて選んだのですが、どの曲がいいのか、選曲に一番時間がかかりました。韓国と日本の両国でよく知られていて、みなさんに愛されている曲を選ぼうと悩みましたね」

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―このスプリットアルバムでは、『明日に架ける橋』『闇が広がる』などお二人の貴重なデュオも収録されていて、ファンにはたまらないアルバムですが、デュエットされた感想をお聞かせください。

ドンソク:「とても楽しかったですね。今まで同じ役が多かったので、同じ舞台に立ったことがなかったんです。この前の<K-Musical Stars Concert2013>で同じステージに立ってみていいなと感じましたし、元々ボクたちは仲が良いので、2人で作ることがすごく楽しかったです。ボクたちは同じ役が多かったこともあり、周囲からは2人の声が合わないのでは?と心配されたのですが、仲が良くて互いのこともよく知っている間柄だったので、その分、相手をよく理解できたし、2人の声の違いも再発見できました。もしも、知らない人とのデュエットだったら、こんなに合わないのでは?と思うし、アルバムも違う方向になっていたかも・・・。お互いのことがわかっていたのでよかったです」

スンデ:「お互いのボイスカラーをよく知っているのでとてもやりやすかったです。もし、あまりにも似ている声だったら、このアルバムのような効果は期待できなかったと思いますね。2人の声のトーンの違いが、合わせた時によりよい相乗効果を出せたのだと思います」

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―CDだけ聴いても胸が高鳴るような感動を覚えましたが、その素晴らしい歌声を保つために普段気をつけていることは?

スンデ:「ドンソクさんは、まだ若くて元気なので何も管理しなくても美声を維持することができます(笑)。ボクも特別な管理はしていないんですよ。歳をとったら色々管理しなきゃとは思いますが」

ドンソク:「食べたいものがあったら食べますし・・・」

―お酒も飲みたかったら飲まれるし?

ドンソク:「そうそう!(笑)」

スンデ:「ボクはちょっとしかお酒を飲めないんですよ~」

ドンソク:「ボクも同じ~(笑)」

スンデ:「(ドンソクさんを見て)ええっ?ワハハハッ!!」

ドンソク:「嗜む程度でそんなにたくさんは飲めませ~ん(笑)。雰囲気を楽しむために、瓶で4本くらいしか飲めませ~ん(笑)」

(スンデさん爆笑)

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―お二人はこれまで数多くのミュージカルに出演されましたが、今でも思い出に残っている作品とその理由は?

スンデ:「(笑いながらドンソクさんに)2人で同じ役をやったので『エリザベート』のルドルフ役にしようか?(笑)」

ドンソク:「(頷きながら)うん、うん、そうしよう(笑)」

スンデ:「日本のミュージカルファンのみなさんに、ボクたちを知っていただいたのが『エリザベート』だと思います。それがきっかけとなってドンソクさんは今年、トート(死)役をやりましたので、『エリザベート』は2人にとっても日本との繋がりのある意味深い作品であると思いますね」

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―DVDの特典映像では来日時のオフの様子も収録されているようですね。来日された時には、何か面白いエピソードなどはありましたか?

スンデ:「事務所の社長さんが、日本食が大好きなんですよ。とてもグルメな方で日本滞在期間が短いのに、日本食の美味しいお店にはかなり行っていますね。日本に来たらいつも美味しいお店に連れて行ってくださる社長さん!この場で感謝の言葉を捧げます!ありがとう~(笑)」

ドンソク:「今、社長さん居ないよ~(笑)」

ドンソク:「ボクもやっぱり、食べ物ですね♪(小声で)あ~あと、お酒(笑)」

―日本の食べ物では何がお好きですか?

ドンソク:「日本酒!!(笑)」

スンデ:「味噌ラーメン!それと場所はよく覚えていないのですが、小さい店舗で出された職人さんの手作り餃子の味が忘れられないほど美味しかったです!」

ドンソク:「ボクはそれ、食べた記憶がないんだけど?いつ食べたの?」

スンデ:「2006年の『ジキルとハイド』の日本公演の時に食べたものだよ(笑)」

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―では、日本文化でお好きなものはありますか?

ドンソク:「”ワンピース”!」

スンデ:「同じく漫画の”ベルセルク”が好きですね。日本文化でも想像力を豊かにするものや作品がいいです。国民性というか日本文化は想像力を使うものが多いですね。ボクたち俳優は、想像力を豊かにすることが仕事でもありますので、現実にないファンタジーなどに憧れを抱きます。日本文化はそういった想像力を養うことに役立ちますね」

 ―多忙を極めるお二人ですが、オフの日はどのように過ごしていますか?

ドンソク:「家にこもってひたすらゲームしています!」

スンデ:「普段、外でたくさんの人に会ったり、舞台で歌を歌ったりしていますので、オフの日は家でひとりの時間を過ごすことが多いですね」

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―今回のアルバムではサイモン&ガーファンクルの名曲「明日に架ける橋」でポップスのカバーにも挑戦されていますね。ミュージカルソング以外に、どんなジャンルの曲を好まれますか?

ドンソク:「元々クラッシックを専攻していたからかもしれませんが、真逆なロックバンドのX JAPANが大好きなんです。彼らが解散した時は淋しかったですね。ボクも一緒に泣きました。ボクには出せない音域の声にすごく憧れました」

スンデ:「ボクも同じで、自分とは違う声に惹かれますね。ボクの声質はどちらかと言えば、ロックやポップス調に近いかな。でもドンソクさんの声質は、声楽をベースにした声なので自分とは違う彼の歌声に憧れますね。お互いに自分にはないものに憧れています」

―今日はこれから日本ファンと直接交流されるイベントを控えていらっしゃいますが、今の心境をお聞かせください。

ドンソク:「とてもワクワクしています。CDを出して初めてのプロモーションなので、ドキドキしていてすごく楽しみです。みなさんにも、きっと喜んでいただけるかと思います!」

スンデ:「ワクワクもしていますが緊張していて少し心配でもあり・・・半々な気持ちですね。K-Musical Starsコンサートでは、自分たちが思った以上に喜んでくださったので、あの時のように今回もみなさんを喜ばせることが出来るのか心配ですが、2人で行う初めての日本活動なのでワクワクしています!」

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―最後に、ファンのみなさんへのメッセージをお願いします。

ドンソク:「このアルバムがきっかけになって、日本でボクたちのコンサートが出来たらいいなと思いますし、K-Musical Starsのコンサートも再演できたらいいなと思います。韓国活動は常にどこかのミュージカル作品で出ていますので、みなさんが観に来てくださったらいつでもボクらの作品でお会いできるかと思います。みなさん、愛しています!」

スンデ:「ファンのみなさんが呼んでくださったら、たくさん(日本に)来られると思います。みなさんが応援してくださったら、感謝の気持ちをまたお返ししたいと思います。ありがとうございます!」

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取材中も、よくお互いの顔を見ながら会話していたお二人。しっかり者の兄に、愛嬌たっぷりな弟という感じで、ウィットに富んだトークで現場を楽しませてくれました。

舞台では魅力満点!カリスマトップスターの2人ですが、会話中も冗談を飛ばし合いながら屈託のない爽やかな笑顔を見せるなど等身大の姿が垣間見られ、親近感を覚えました。また、仲良しというだけでなく、お互いを尊重し合っている様子がこちらにも伝わってくるインタビューになりました。

今後の活動予定として、チョン・ドンソクさんはミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』のグランゴワール役で出演、公演は9月27日~11月17日までブルースクエアサムソン電子ホールにて開催。

キム・スンデさんにおいては、この度、ミュージカル『ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』のヨセフ役に電撃抜擢されたことが伝えられた。公演は10月31日~来年1月26日まで、韓国の大学路ミュージカルセンター大劇場で行われる予定。

ミュージカル界の才能溢れる2人のプリンスからますます目が離せません!!

キム・スンデ&チョン・ドンソク

『Two Of Us ~歌ある限り~』(日本盤)

発売日:2013年08月28日

 価格:¥3,990(税込)

Disc-1

M-1 This Is The Moment(時が来た)/ジキルとハイド【キム・スンデ】 

M-2 Le Temps des Cathedrales(カテドラルの時代)/ノートルダム・ド・パリ【チョン・ドンソク】 

M-3 Total Eclipse Of The Heart ~愛の翳り~/ダンス・オブ・ヴァンパイア【キム・スンデ】 

M-4 Can You Feel The Love Tonight/ライオンキング【チョン・ドンソク】 

M-5 Die Schatten Warden Langer(闇が広がる)/エリザベート【デュオ/スンデ&ドンソク】 

 Disc-2

M-1オープニング 

 M-2メイキング映像 

 M-3東京・檜町公園にて 

 M-4一問一答 

 M-5闇が広がる/エリザベート(MUSIC VIDEO) 

M-6インタビュー 

 M-7エンディング

★★キム・スンデ&チョン・ドンソクのサインをプレゼントいたします。

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ご希望の方は下記よりお申込みください。

1、キム・スンデさんまたはチョン・ドンソクさんのサインをご希望の方のお名前

2、お名前

3、ご連絡先

4、好きなアーティスト

5、ご意見、ご希望(どんなことでも結構です)

6、締切 10月20日

申し込みはこちらから

 

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