2015.11 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
2001年のデビュー以来、韓国の音楽シーンにおいて、“バラードの貴公子”の愛称で変わらぬ人気を誇り、最近では、バラエティや料理番組などに出演しマルチに活躍中のソン・シギョンさん。デビュー15周年目の今年、約10年ぶりとなる日本オリジナルベストアルバム「ソン・シギョン ベストバラード」が11月25日に発売、合わせて開催された日本ファンクラブイベント、アルバム発売イベントも大盛況。そんな今後の日本での活動に注目される彼に単独インタビュー!15年の活動、創作活動の裏話などについて伺いました。
Q:日本でのファンクラブイベントを終えたばかりですが、感想をお聞かせいただけますか?
日本でのイベントは、いつも温かくてありがたい時間だと思っています。僕は楽しいことが好きなので、ファンの皆さんが笑ってくれるのがすごく嬉しいです。今回のイベントでは昔の僕の映像が流しながら、当時のエピソードを話したときは盛り上がりましたね。また、アルバム発売記念イベントとして握手会をするのですが(イベント前日に取材)、初めてなのでどんな感じになるか分からないですけど、ファンの皆さんのより近くで会えるので楽しい時間になるでしょうね。
Q:今年デビュー15周年を迎えられたということで、特別な思いはありますか?
こうして歳をとっていくんだなと思います(笑)。僕は日頃から、誕生日とかにもこだわらないタイプです。ですから僕にとっては15年も16年も同じ、ただ歳月が流れただけなんです。特別15年だから重要だという意識はありません。もちろん、彼女とつき合って1周年、とかは重要ですよ(笑)。会社からは、15周年だし、いつもよりもっと大々的にコンサートをしようと提案されましたけど、僕は「そういうのはやめようよ」って答えました。だって普段やっているコンサートも約1万人の規模でやらせてもらっていて、十分に大きいと思うんです。それよりもっと大きなところで大袈裟にやる必要があるのかなって思ったので。
Q:15年は長かったですか? あっという間でしたか?
“あっという間”です。皆さんも多分同じでしょう、過ぎて振り返ってみると“あっという間”だった感じがするというのは。僕が思うに、そう思うのは、歳を重ねると記憶力がどんどん衰えていくからなんだと思います。例えば、一昨日何をしたか思い出せます?(笑)。僕の考えなんですけど、子どもの頃は時間がゆっくりと過ぎている感じがしていて、「早く大人になりたいな」って思っていましたよね。子どもの頃は集中力もありましたし、記憶力もいいので4日前に起こったことだとしても鮮明に覚えていたりするけど、大人になるにつれ「昨日何をしたかな?」って一瞬考えてから、「あっ、そうだった!」って思い出す。それが早く時間が過ぎている感じがする理由につながるんじゃないかなと。時計をずっと見ていると時間が経つのが遅いと感じますよね。若い頃は時間がゆっくり過ぎている感じがする。歳を重ねた今は、ふと時計を見たときに「あ、こんなに時間が経っていたんだ」って思う感じなんです。
Q:今回、約10年ぶりに発売された日本オリジナルベスト・アルバムは、ファンがリクエストした曲の中からセレクトした18曲が収録されていますね。ご自身にとって、意外だった曲はありましたか?
ないです。それほど曲は多くないですから(笑)。
Q:では、18曲のなかで、思い出に残る曲を挙げるとするなら?
この曲だけ特別だとか、愛着のある曲はないんですよ。例えば、自分が売れていなくて、この曲によって一気に有名になった、ヒットしたって曲があったとしても、それが重要ではないんです。それぞれの曲にエピソードがありますから。それぞれが同じように重要な曲と言えます。ありきたりな答えと思うかもしれないんですけど(笑)、歌手なら同じことを言うんじゃないでしょうか。
Q:では、18曲それぞれのエピソードの中から、“普段と違った条件で出来た”曲があったら教えてください。
昨日のファンクラブイベントでも少しお話しましたが、例えば、「愛すること」は、すごく早く出来た曲です。また、「君のすべての瞬間」はドラマを見ながら、考えて曲を作りましたね。
後編に続く~
★SUNG SI KYUNG JAPAN OFFICIAL SITE★
11月25日発売「ソン・シギョン ベストバラード」全3形態
■初回限定 赤紫盤(CD+DVD)
品番:UICV-9148
価格:¥4,500(税込)
■初回限定 青紫盤(CD+40Pフォトブック)
品番: UICV-9149
価格:¥4,500(税込)
■通常 本紫盤 (CDのみ)
品番: UICV-1062
価格:¥3,300(税込)