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2018年3月30日 12:26

「水夏希コットンクラブ公演Middle of the Journey」水夏希 ×岩崎廉(音楽監督)インタビュー!<前編>

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

元宝塚雪組男役トップスターの水夏希が、待望のコットンクラブ公演「Middle of the Journey」を4月6日、7日の両日に渡り開催する。

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ストイックに作品と向き合い、女優として更なる活躍を続ける水夏希が、新たにチャレンジするのは、NYの伝説的クラブを再現した上質な空間が楽しめるコットンクラブ。デビュー25周年を迎える節目のタイミングで挑む今回の公演には、水の宝塚退団後のライブやディナーショーなどで音楽演出を手掛けてきた岩崎廉を音楽監督に迎え、ミュージカル・映画・シャンソン・タンゴの4ジャンルから楽曲を厳選してラグジュアリーな空間を演出する。

ランランエンタメでは、今回のコットンクラブ公演で3年ぶりにタッグを組む水夏希さん、岩崎廉さんにインタビューを敢行!タイトルに込められた想いをはじめ、ステージへの期待感やお互いの印象など、気心知れたお二人ならではのスペシャルな対談をお届けします!

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――まず今回、このコットンクラブでライブをすることになったきっかけは何だったのでしょうか?

水:2010年に宝塚を退団してから5年間、毎年夏頃にコンサートをやっていたんです。私たちにとって退団した日は“新しい人生の始まり”と言えるくらい大事な記念日なので、毎年、感謝の気持ちを込めてファンの方たちと記念日を祝うコンサートを行ってきました。節目となる5年目にはこのコンサートの集大成として『SHOW with MIZU』(2015年)という大きいSHOWもやらせていただきました。今年はデビュー25周年ということもあり(笑)少し大きなことにチャレンジしてみようかなと思って。今回「コットンクラブ」という素晴らしい会場で行うことになりました。

――お二人は、2012年9月の宝塚退団記念コンサート『NATSUKI MIZU2012』(品川ステラボール)から、毎年のようにコンサートやディナーショーでタッグを組まれていましたが、今回は3年ぶりにご一緒されると伺いました。
岩崎:夏頃に行っていたコンサートの他に、ディナーショーの音楽監督もやっていたんですけど、それが12月23日とかクリスマスに近い日が多かったので「これからずっとミズ(水さんの愛称)と一緒にクリスマスを過ごすんだな」って思っていたんです(笑)。でも、2014年はミズが大阪に行っていてショーがない時があって、ツイッターで「去年まではクリスマス忙しかったのに今年は暇だよ~」って呟いたら、水から大阪城の夜景が届いたというエピソードがありました(笑)。
水:そうそう、そんなこともありました(笑)。退団後ホヤホヤの、男役バリバリで性転換真最中!みたいな時期をすごくよくご存じなんですよ(笑)。だから……面白いよね(笑)。
岩崎:面白い(笑)。どんどん変わっていく過渡期にご一緒させていただきました(笑)。

――その男役バリバリからの過渡期で自然と変われましたか?

水:いいえ、変えようと思って「女性とは何ぞや、何をもって女というのか」ということを考えました。ショーのコンセプトもいつパンツを履くのか、髪はどうするのか。ショーとして宝塚の曲を歌うのか否か。男っぽいマニッシュな感じのシーンにするのか、女性的なシーンにするのかなどいろいろ研究しましたね。

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――岩崎さんからご覧になって、水さんはいつ頃から女性的な要素が多くなっていかれたと思われますか?

岩崎:もう2回目の品川ステラボールの時(SHOW『Beyond the Door』2013年)くらいからじゃないですかね。この時にはミズが自分で作詞したんですよ(笑)。
水:あれ、滅茶苦茶大変だったんだよね!(笑)。
岩崎:詩からエネルギーはすごく感じたんですけど「ああ、女子の歌詞だな」って思いましたね。
水:「自分がこれからどうなっていこうか」や「何をチョイスしていこうか」の積み重ねを込めて作っていきました。あれを準備していたのは夏場だったから、暑くてみんなもう茹ダコみたいになっていたよね(笑)。
実は今日の衣装でパンツを履こうと思っていたんです。でも、今日は廉さんと一緒だから「ん?あっという間に“あの時”に戻れるな」と思って今回はスカートにしました。アハハ。

――そのタイトルロール曲「Beyond the Door」と「To the next stage」の2曲は水さんのために制作された岩崎さんのオリジナル曲とのこと。今回、お二人のコラボ曲はあるのでしょうか?

水:(せっかく作ったのに)「歌わないのかい?」って感じでしょ(笑)。
岩崎:まあ、あの曲は『SHOW「Beyond the Door」』の曲ですからね。まだ稽古は始まっていないのでお互いやってみないと方向性はわからないですし、探り合いながらの稽古になると思います(笑)。

――初めてご一緒された時のお互いの第一印象は覚えていらっしゃいますか?

岩崎:稽古が始まっている途中から参加したので、彼女の第一印象は……稽古場にいる稽古熱心なタイプだなって思いましたね。稽古場にいる時は休まないですよね?休憩中はリラックスしてオン、オフをはっきりさせるタイプの方もいる中で、彼女は「次はなに?」「次は?」と、ものすごい集中力でストイックなところは素晴らしいですね。太鼓判を押せます!
水:第一印象は変わったおじさん(笑)。宝塚時代に振り付けでお世話になっていた平澤智さんに紹介していただいたんですけど、平澤さんに「変なおじさんが来るから」って言われてお会いしたらその通りだった(笑)。
岩崎:ハイ。おおむね初対面の印象は悪いんです(笑)。
水:すごく人見知りなんです!すっごく!!
岩崎:マイナスのところから徐々に上がっていって、次に会ったら笑顔があるかな?という感じです(笑)。
水:取材とかめったに受けないでしょ?
岩崎:演劇のパンフレットぐらいですね。

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――岩崎さんのツイッターを拝見した時、甲殻類の被り物をしたお姿のアイコンが印象的でした(笑)。

水:なんなのアレ?
岩崎:あれはダイオウグソクムシで、(以前は)横浜にあるおもしろ水族館に行くと被れたんです。
一同:爆笑
水:廉さんは、いつもこんな調子でフワ~としている方なんです(笑)。打ち合わせをしていても「ちょっと、ちょっと廉さんっ!?」という感じなんですけど、すごく大きなミュージカルの音楽監督をされていたりCM音楽を手掛けていたりするので、実は本当にすごい人なんです!
岩崎:僕がダメだと周りがしっかりしてくれるという味をしめているからね(笑)。
水:知り合ってからずいぶん経ちますが、いまだに正体がつかめない(笑)。

後編に続く~

コットンクラブフライヤーa

彩り豊かな楽曲で贈るプレミアムステージ!水夏希「- Middle of the Journey -NATSUKI MIZU」は、4月6日、7日に丸の内・コットンクラブにて開催する。

「- Middle of the Journey -NATSUKI MIZU」
 2018.4.6.fri & 4.7.sat

■4.6.fri
[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pm

■4.7.sat
[1st.show] open 4:00pm / start 5:00pm
[2nd.show] open 6:30pm / start 8:00pm

MEMBER
水夏希 (vo)
岩崎廉 (p)
佐藤哲也 (b)
朝田英之 (g)
板垣正美 (ds)
金山徹 (sax,cl)
CHARGE/料金[全席指定]
BOX A (4名席) : お一人様 ¥10,000
センター席 : お一人様 ¥9,500
サイド席 : お一人様 ¥8,500
【コットンクラブ 詳細ページ&ご予約はこちらから】http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/natsuki-mizu/

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