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2017年12月6日 18:34

映画『ダンシング・ベートーヴェン』本編冒頭映像解禁&監督メッセージも

空前絶後の“第九×バレエ”エンターテイメント

『ダンシング・ベートーヴェン』 

本編冒頭映像解禁!&監督から日本の観客へのメッセージ到着

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天才振付家モーリス・ベジャールが、ベートーヴェンの“第九”をバレエで表現した傑作ステージ「第九交響曲」の舞台裏を捉えた感動のドキュメンタリー『ダンシング・ベートーヴェン』(12月23日公開)。

21世紀のバレエ史上最高傑作と呼ばれながらも2007年のベジャール亡き後、再演は不可能とされてきた「第九交響曲」が、2014年に東京バレエ団創立50周年記念シリーズ第7弾として、東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団の共同制作という空前絶後の一大プロジェクトが実現した。

本作は、総数80人余のダンサーに、世界的指揮者ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ソロ歌手、合唱団を加え、総勢350人に及ぶアーティストの力を結集した、その舞台裏に密着した感動のドキュメンタリー。

公開に先駆けて本編冒頭映像が解禁され、映像ではベジャールバレエ団の稽古場での練習が続けられる中、ベジャールのあとを継いだジル・ロマン芸術監督が「第九」の持つ意味を熱く語っている。「第九は人類に向けて語りかける手段だった。人も世界も距離が縮まり、モーリス(・ベジャール)の“第九”には我々を前進させる力がある。第九はベートーヴェンとモーリスからの贈り物なんだ」。

公式サイト:http://www.synca.jp/db/

あわせて、本作のアランチャ・アギーレ監督から、日本の観客への熱いメッセージも到着!「希望と喜びについて語った映画、それはみんなが必要としていることです。日本の観客の皆様にもそれを感じて、楽しんでもらえると思います。喜びがキーワードです。ベートーヴェンの第九、そしてベジャールの『第九交響曲』のような、人類にとっての傑作となるものはぜひ見てもらいたい。私が好きなアイザック・ニュートンの言葉で『私は遠くまでみることができる、なぜなら巨人の肩にのっているから』というのがある。巨人というのは、人類のありとあらゆる傑作のこと。一人で立っていたら遠くまでは見えないが、これまで存在したクリエイター、遺産、芸術、傑作といった巨人の肩にのる。そうすると、自分の力だけでは見えないものが見えるようになる。芸術作品のことをそう語っていて、私もその通りだと思う。傑作を見ることは、自分自身にとってとても有益なことです」。

今年の年末は、耳だけでなく目でも楽しめる「第九」のステージをスクリーンで堪能してみませんか?

『ダンシング・ベートーヴェン』
振付:モーリス・ベジャール
監督:アランチャ・アギーレ 
音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲『交響曲第9番 ニ短調 作品125』
出演:マリヤ・ロマン、モーリス・ベジャール・バレエ団、東京バレエ団、ジル・ロマン、ズービン・メータ
配給:シンカ  協力:東京バレエ団/後援:スイス大使館
©Fondation Maurice Béjart, 2015 ©Fondation Béjart Ballet Lausanne, 2015
公式サイト:http://www.synca.jp/db/
12月23日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA他にて公開

 

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