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2018年6月23日 19:05

映画『猫は抱くもの』監督からの手紙に沢尻エリカ涙・・・!公開初日舞台挨拶

映画『猫は抱くもの』

監督からの手紙に沢尻エリカ涙・・・! 

「役者人生の中で大切な作品になりました。」

officials

623日(土)映画『猫は抱くもの』の公開初日舞台挨拶が新宿ピカデリーで行われ、主演の沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督が登壇した。峯田を含めた主要キャストが揃うのは当日のみという、超貴重な全員集合ショットに開場は熱い熱気に包まれた。

上海国際映画祭から戻ったばかりの沢尻と監督だが、沢尻は映画祭について「中国の人の熱量がすごくて、開場もとても近い距離で驚きました!」と話し、監督は「上映した劇場は1200人も入るのですが、全席ソールドアウトで上映後もすごい熱狂だったので、この映画いけるんじゃないかと思いました()」と、喜びを語った。

主人公の沙織は夢を諦めきれないアラサー女性。沢尻は「30代女性は仕事であったりプライベートでも考えることが多い時期だと思うんですけど、だからこそ、私も共感できる部分が多かったので、自然体で演じることができました」とコメント。主人公を見守る猫役・良男を演じた吉沢は、沢尻について「飼い主とペットというのは普通の恋人よりも距離感が近い上に猫なので、僕から近づいていくことが多いので、嫌がられたらどうしようと思いましたが、完全に僕を見ている目がペットを見ている目だったので、甘えっぱなしでした」と撮影時の思いを語った。

そして、「売れない画家ゴッホ」を演じた峯田は、「予告でもある坂を転がっていくシーンは、自分たちは坂の手前で止まってスタントの方が演じる予定だったんですけど、本番は勢い余って、沢尻さんと転がっていってしまいました()」と撮影秘話を披露すると、監督は「本当に転がっていってくれたので、そのシーンを使いました。僕的には良かったです」と嬉しそうに話した。

また、コムアイは「私は同じことが2回できないので、吉沢さんに毎回フォローしていただけて、助かりました」と照れながら語った。

そして、明日624日が犬童監督58歳の誕生日を祝って猫の良男型ケーキが登場!全員が劇中で歌を歌っていることにちなみ、バースデーソングで祝福した。監督は「ありがとうございます!これを思い出に、余生を過ごせたらと思います」と喜びを表現。さらに、監督から沢尻に向けて心の込もった手紙が披露された。「女性が生きにくい時代、自分の在り方で立つその立ち姿に多くの女性たちが励まされることでしょう。いつまでもそうであってください。」と読まれると、沢尻は目に涙を浮かべながら「本当にありがとうございます。嬉しいです!この映画は、スタッフもキャストもみんなで良いものを作ろうという思いで、手作りで作り上げていった作品。役者人生の中で大切な作品になりました。」と本作に込めた思いを語った。

新宿ピカデリー他、大ヒット公開中!

 

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