トップ > PICK UP > 一歩間違えると血の雨?中山優馬、松岡充、中村雅俊トリプル主演舞台KOKAMI@network vol.16『ローリング・ソング』

2018年8月12日 10:32

一歩間違えると血の雨?中山優馬、松岡充、中村雅俊トリプル主演舞台KOKAMI@network vol.16『ローリング・ソング』

取材:記事・写真/RanRanEnteratainment

811()、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて舞台KOKAMI@network vol.16『ローリング・ソング』が開幕。開幕に先立ち、トリプル主演中山優馬、松岡充、中村雅俊、そして鴻上尚志(作・演出)4名による囲み取材が行われた。

180A6383ss

本作は、夢に翻弄される20代・40代・60代の三世代の男たちの物語をコミカルに描かれる新作オリジナル音楽劇で、8月11日紀伊國屋サザンシアターを皮切りに、福岡・久留米シティプラザ、大阪・サンケイブリーゼにて上演される。

囲み取材では、冒頭ミュージシャンの夢を追いかける良雅役を演じる中山が、「鴻上さんに『出たいです!』って言ったら、このような役をいただきました。本当に楽しい。稽古場に行くのが楽しみでした」と語ると、松岡は「でも、すぐ帰って行ったよね。普通稽古が終わったらちょっとは話をするじゃないですか。(それもなく)どこに売っているの?っていうくらい深い帽子をかぶって『お疲れ様でした』って(笑)」とツッコむ。二人の掛合いを収拾すべく、鴻上が「この二人、大阪なので無駄に(話を)盛るんですよ(笑)。(悠馬は)昼は自分の手作りの弁当を持ってきて、稽古前に食べて、帰るのはマネージャーさんが大切にしている虎の子だから、そのまま連れて帰る。松岡さんと雅俊さんは若いヤツ捕まえて『暇だよな』って言って・・・(笑)」と稽古場での一日を分かり易く解説した。

180A6398ss

また、中山が「僕はバンドマン。ロッカーを目指している役なので、ギターにも挑戦させていただきました」と語ると、鴻上が「悠馬が弾きだすと(松岡・中村の)二人が寄ってきて、『そうじゃない』とか『リズムが違う』とか、うるさいの(笑)」とコメントしたが、ギターの腕前には二人が太鼓判を押していた。中山の笑いのセンスについても鴻上は「ちゃんと“笑い”ができる。中山優馬ファンにとってこんな“笑い”を見せてもらえるのは新鮮な経験」と太鼓判を押した。

作業服を纏った松岡の役柄はミュージシャンになる夢をあきらめ今は納豆を売っている。“地味だが一番色気がありますね”と問いかけられた松岡は「待て待て!この格好で全部終わると思わないでください!(怒)」と反発。鴻上は「まっチャンが14年前に僕に言ったのは『僕は落差が好きなんですよ』と。わかった!次に芝居をやるときには落差をしようと。これからどうなるかお楽しみに」。残念ながら、劇場に足を運ばれた方にしか分らない。

180A6262s

結婚詐欺師・小笠原を演じる中村はプレスコールで持ち歌「あゝ青春」を熱唱。松岡の「あの瞬間は中村雅俊になりきりますよね」には、中村も「オレ、NHKの“半分、青い。”でも言われているんですけど、(中村が演じる)仙吉おじいちゃんが歌い出したら、とたんに中村雅俊になっているじゃないかって」と自ら認めた。一方、前日まで喉の調子が良くなかった中村を心配していた鴻上は「台詞は大丈夫なんですけど、歌になったとき辛そうだったので、『雅俊さん、しゃべらないでくださいね』って言い続けていたんです」。にもかかわらず、休憩時間にしゃべり続けていたという中村は「いいじゃない。年寄りの楽しみを」と周りを笑わせた。

最後に鴻上は「トリプル主演という一歩間違えると各事務所間で血の雨が降りそうなリスキーなものをトライした。見ていただいたようにいい関係で初日を迎えられましたので、観て生きていく元気、エネルギーを与える作品になったと思いますので、お時間がありましたら劇場でお会いしたいと思います」と賑やかな取材会見を締めくくった。

180A6149ss180A6162ss息子・雅生(松岡)に母・久美子(久野綾希子)が「好きな人ができた」と小笠原(中村)を紹介する

180A6179s雅生は娘・綾奈(森田涼花)に会って欲しい人がいると良雅(中山)を紹介される。雅生と良雅は親子?

 

http://www.thirdstage.com/knet/rollingsong/
8月11日(土)~9月2日(日)東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
9月5日(水) ~6日(木)福岡・久留米シティプラザ
9月14日(金)~16日(日)大阪・サンケイブリーゼ

 

トップ > PICK UP > 一歩間違えると血の雨?中山優馬、松岡充、中村雅俊トリプル主演舞台KOKAMI@network vol.16『ローリング・ソング』

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています