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2018年8月16日 12:09

『宝塚BOYS』後半戦開幕!歴代最年少チームteam SKYのリアリティ溢れる青春記!

『宝塚BOYS』後半戦開幕!

歴代最年少チームteam SKYのリアリティ溢れる青春記!

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撮影:桜井隆幸

 

東京芸術劇場プレイハウスで84日から公演中の舞台『宝塚BOYS』が、前半キャスト「team SEA」の公演を終え、15日から後半キャスト「team SKY」により再スタート。本番に先立ち、最終リハーサルが行われた。

1945年から9年間、宝塚歌劇団に男子部が特設された、という史実を元に描かれた『宝塚BOYS』は、2007年初演から上演を重ね、今回が5度目の上演となる。今回は2チーム制の公演でもあり、後半チームのteam SKYは第六期生となるBOYSで、歴代平均年齢最年少のチームとなる。2.5次元の舞台などを主戦場にしているキャストも多く、従来のBOYSとは趣が異なる、瑞々しい新風を吹き込んでいる。

戦後まもなく、宝塚歌劇団の創始者・小林一三の元に、歌劇団へ男性登用を願う嘆願書が届く。その一通の手紙は小林の想いと合致し、戦後間もない194512月に宝塚歌劇団男子部は特設された。物語は、入団初日の稽古場から始まる。

上原金蔵(永田崇人)は、嘆願書を送った張本人であり、熱血で純粋な青年。男子部のリーダーとなり、皆を引っ張ってゆこうとするが、その道は迷いと苦悩の連続となる。電気屋の息子で、戦時中に満州で慰問団に遭遇し、ショーに魅せられた竹内重雄(溝口琢矢)は、柔らかさの中に時に決然とした想いを見せる。

終戦間もなく、それぞれ、特攻隊や戦地から奇跡的に生還した青年達もいる。戦争で奪われた青春と年月を必死に取り戻そうとするように、無謀とも言える華やかな夢にがむしゃらに打ち込む姿が胸を打つ。team SKYのピュアさ、一途さが、ストレートに、リアリティを持って伝わってくる。まさに宝塚BOYS”がそこにいる。

team SKYの初日は奇しくも終戦記念日。劇中何度となく語られる、志半ばで去った友たちのためにも、何としても夢を叶えたい、そう決意をした青年たちの想いを、平成の青年たちがどのようなエネルギーで演ずるのか。

笳鬼KY_1551sSKY_1893sSKY_4535s撮影:桜井隆幸

 

<永田崇人 コメント>
僕ら六期目のBOYSは、平均年齢が今までで一番若く、その分戦争から最もかけ離れている人間たちの集まりです。稽古場では、皆で”苦い飯を食う”というような経験もして、それが舞台に表現されているんじゃないかとも思います。僕らにしかできない『宝塚BOYS』があると改めて感じましたし、team SEAのお兄さん達とは違う僕らのBOYS、それを発見する楽しさもあると思います。「この作品に出会えた人は幸せだ」と仰った方がいるのですが、それはご覧になる方も、そして、僕らのように関わることが出来た人間もそうだと思います。本当に幸せだなと思える、大好きな作品です。

<溝口琢矢 コメント>
チームでは僕と富田が最年少なんですが、メンバーはみんな凄く優しくて、崇人君含め皆で支えて下さっていて、本当にいいチームが出来上がっているんじゃないかと思っています。この若さとエネルギーは、舞台で盛大に発揮される筈ですので、是非皆様楽しみに、そしてワクワクしながらお越し頂ければと思います。

出演:☆team SKY(8/15~9/2)永田崇人、溝口琢矢、塩田康平、富田健太郎、山口大地、川原一馬、中塚皓平、愛華みれ、山西 惇
東京公演 2018年8月4日(土)~19日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
名古屋公演 2018年8月22日(水) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
久留米公演 2018年8月25日(土)~26日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
大阪公演 2018年8月31日(金)~9月2日(日) サンケイホールブリーゼ
公式サイト:http://www.takarazukaboys.com/ 
 

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