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2018年8月23日 10:05

阿部サダヲ、撮影初日に死にかける!? 映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の完成披露舞台挨拶が、22日、東京・よみうりホールにて行われ、主演の阿部サダヲをはじめ、共演の吉岡里帆、千葉雄大、ふせえり、松尾スズキと三木聡監督が登壇しクロストークを繰り広げた。

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本作は、映画『転々』や『亀は意外と速く泳ぐ』などの三木監督が構想7年を費やして手がけたハイテンションなロック・コメディ。声帯ドーピングによって驚異の歌声を持つロックスターのシン(阿部)と、異様なほど声の小さいストリートミュージシャンの明日葉ふうか(吉岡)が出会ったことによって巻き起こる騒動が描かれる。

最初に学ランに身を包んだ明治大学の応援団12名がステージに登場。威勢よく応援歌と文字切りを披露し、会場を盛り上げる。続いて登場したキャスト陣と監督が1人ずつ応援団ふうに足を開いて腕を後ろに組んで背をそらせ、大きな声で叫びながら自らの役名を紹介しながら挨拶をして会場を驚かせた。

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驚異の声帯を持つロックミュージシャンのシン役を務めた阿部は三木監督とは初めてのコラボ。「三木さんの世界が好きで、溶け込めるかなと、すごい緊張してました」と語る。そして、「初日に溺れて死にかけてから、(三木監督の)現場では自分の命を優先にしなくてはと思いました……」と述懐。というのも「土砂降りの雨を、口を開けて受け止めろと言われ、ずーっと受けとめていたら死にそうになったんです。人ってこうやって死ぬんだなって思いました」と驚きの告白。また、「撮影前に石膏で固められたときも、口に石膏が入ってそのまま死ぬかと思いました」と二度も死にかけたことを告白したので会場はびっくり。

三木監督は「阿部さんの顔がおもしろくて」と大笑い。その場で阿部を見ていたという吉岡も「そばでサポートしなければいけないなと思いました」と笑顔でコメントした。

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そんな吉岡も特別な体験をしたことを明かす。「口の中に小型のカメラが入ってくる撮影があって。カメラさんが棒の付いたカメラを持って走ってくるのを口を開けて待っているんです。大変な撮影でした。そんな特殊な時間を過ごしたから今の自分がいると思ってます」と振り返って女優魂を見せた。

千葉は、「毎日本当に楽しくてもっとグチャグチャになりたいなと思いました」と笑顔を見せる。そんな千葉だが、撮影後の2日目に鼻からチーズが出てきたという驚きのエピソードを暴露。「撮影が終わって2日後に、鼻からチーズが出てきたんです。ずっとチーズの臭いがするなと思っていたんですが……」と話すと、阿部が「2日も詰まってたんだ!そこから発酵したんだろうね」とうなずき、会場は大爆笑となった。

そんな、ぶっとぴのオリジナル脚本を手掛けた三木監督はキャスト陣の言葉を聞きながら「頭おかしい現場でしたね」とにっこり。キャスティングには大満足の様子だった。

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作品にちなんで、「ドーピングをするとしたら何のドーピングをしたいですか?」というあぶない質問が投げかけられると、阿部は「駄目でしょう。ドーピングは……」と前置きししてから、「役者なので太ったり若返ったりもドーピングでできたらいい」と話す。吉岡は「ドーピングで気の利いた返しができるようになりたい」。千葉が「anan(アン・アン)のセックス特集をやらせてもらえるなら筋肉ドーピングしたいな~って」と告白すると、会場から歓声が上がった。

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最後に阿部は「なかなか観られない、平成最後のロックコメディです。次の時代に残してってほしい!」。三木監督は「今どき珍しい映画です。こんなこと出来るんだって感じるはず。映画館で、みんなで観て体験してほしい」と客席にメッセージを伝えてイベントは終了した。

映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は1012日より全国公開

 

 

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