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2018年12月14日 23:05

吉本ばなな、スヨンちゃん(少女時代)が出ると聞いて『まさか!』 映画『デットエンドの思い出』完成披露上映会

吉本ばななが愛した物語を、日韓共同製作で紡ぐ。

これは、誰もが通る愛おしくて切ない人生の通過点――

幸せは、ふいに訪れる。

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日韓合作の映画『デッドエンドの思い出』(216日公開)の完成披露試写会が1213日(木)、東京・ユナイテッドシネマ豊洲にて行われ、W主演のチェ・スヨン(少女時代)、田中俊介(BOYS AND MEN)、そしてチェ・ヒョンヨン監督、原作者の吉本ばななが登壇した。

婚約者に裏切られたソウルに住むユミ(スヨン)が、名古屋のとあるカフェにたどり着き、カフェを営む若い男性・西山(田中)や周囲の人々に癒され、立ち直る姿が描かれる。

映画初主演のスヨンは「映画の中で成長していくキャラクターを演じることが嬉しかったし、女優として映画をリードする役を演じるのはなかなかない機会なので、オファーを貰って役作りをしました」と流ちょうな日本語で喜びを語り、「ユミという役は私と違う部分もあって、すべてを理解することはできなかったけれど、撮影が進む中で役と共に私も成長した気がしました」と刺激を受けた様子。吉本から「スヨンさんの演じたユミには説得力があった!」と太鼓判を押されると、スヨンは「韓国でも先生の作品は世代に関係なくとても人気。子供の頃からあこがれていたので、貴重な機会をいただき凄く嬉しいです」と満面の笑みだった。
ユミの傷心を癒す西山役の田中は、BOYS AND MENのホームである名古屋での撮影に「小さい頃から当たり前に見てきた景色も、改めてスクリーンを通して見てみると、素晴らしい景色が広がっていて、そんな魅力を発信できている。観光誘致の映画ではないけれど、舞台が名古屋ということでその魅力がしっかり伝わっているので嬉しい」と名古屋愛を爆発させていた。

スヨンも見どころとして、桜満開の公園でのシーンを挙げて「花見のシーンはラッキーなくらい、『風吹いてください!』と思っていたらザワザワと自然な風が吹いて美しい桜の様子を撮影することができた」と奇跡にニッコリ。一方の田中は「ハラハラドキドキはないかもしれないけれど、スクリーンから放たれる温かい空気を全身で浴びてほしい」と映画全体を通してアピール。

原作の吉本は「日韓合作で、しかもスヨンちゃんが出ると聞いたときは『まさか!』と本当に実現できるとは思わなかったので嬉しい。撮影現場も素晴らしく、ヒョンヨン監督の勢いと情熱で明るい撮影になっていて感動した」と手応え十分。ヒョンヨン監督も「こんな温かさが出るんだ!と思うくらいのいい流れができた。皆さんにもユミや西山さんの気持ちに共感しながら映画を楽しんでほしい」と日本公開に向けて期待を込めた。

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Story
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歳を目前にしたごく普通の日々を送っていた韓国人女性・ユミ(チェ・スヨン)。ひとつだけ気にかかっている事があるとすれば、仕事で名古屋へ行ってしまった婚約者テギュとの未来だった。そんなユミはふと思い立ち、テギュに会いに名古屋へと向かう。久々の再会を待ちわびていたユミが、テギュのアパートで見たのは、見知らぬ女性の姿だった。突然知らされたテギュの裏切りに絶望し、あてもなく街をさまようユミ。そんな彼女がたどり着いたのは、エンドポイントという名のゲストハウスを兼ねた古民家カフェだった。エンドポイントのオーナー・西山(田中俊介)は不思議な存在感でユミに寄り添い、カフェに集うちょっぴりおせっかいな常連客たちも傷ついたユミの心をゆっくりと癒していく。そして西山の心の傷に触れた時、ユミの中で確実に何かが変わり始めた……

配給 アーク・フィルムズ
©2018
Memories of a Dead End FILM Partners
公式サイト:http://dead-end-movie.com
2019216()新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
22()シネマスコーレにて、名古屋先行公開

 

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