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2018年12月18日 06:00

“思春期の生と性”を扱った作品が伊藤健太郎・主役で再演決定!KAAT神奈川芸術劇場プロデュース舞台『春のめざめ』

“思春期の生と性”を扱った作品が伊藤健太郎・主役で再演決定!

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース舞台『春のめざめ』

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KAAT神奈川芸術劇場芸術監督白井晃演出で、2017年春に大好評を博した舞台『春のめざめ』が、2019年度初回公演にて再演される。

本作は若者の性を扱った、ドイツの作家、フランク・ヴェデキントの戯曲で、白井晃演出、志尊淳主演によりストレートプレイとして上演されてからから2年。映像作品でも大活躍する若手俳優の伊藤健太郎が主人公・メルヒオール役を務める。ヒロイン・ヴェントラ役には、初演を観劇して絶対勝ち取りたかったという岡本夏美がオーディションにより選出、さらに初演での好演で高い評価を得た栗原類が、絶望を抱えて暴走する若者・モーリッツ役を再び演じる。

音楽はDragon Ashの降谷建志、振付にダンサーの平原慎太郎と、スタッフ布陣は前作を踏襲しつつ、新たな『春のめざめ』を構築して再演される。

<あらすじ>
ドイツの中等教育機関“ギムナジウム”で学ぶ優等生のメルヒオール(伊藤健太郎)、友人で劣等生のモーリッツ(栗原類)、幼馴染のヴェントラ(岡本夏美)。
ある日の帰り道、メルヒオールはモーリッツに、「子供の作り方」を図解で説明すると約束する。成績のさえないモーリッツは、学校での過度な競争にたえられず、米国への出奔を企てた。しかし、それが果たせなかった彼は、将来を悲観して自殺してしまう。一方、メルヒオールは半ば強姦のように幼馴染のヴェントラと関係をもつ。
やがて自殺したモーリッツの遺品からメルヒオールからのメモが見つかり、モーリッツを自殺に追い込んだとして両親に感化院へと送られるメルヒオール。その後ヴェントラの妊娠が発覚、彼女の両親の知るところになり、ヴェントラは……。

白井晃(演出)コメント
この作品が新しいキャストを迎え再演できることを嬉しく思っています。約130年前に書かれた作品が、今なお社会の軋歴の中で苦悩する若者たちの姿と重なることを感じ、改めてヴェデキントの視線の深さに驚かされました。
若い俳優と向き合うことは、自分自身の演劇への姿勢を問われることでもあります。凛とした居住まいの中に信念を感じさせる伊藤健太郎さんと、優しさの中に芯の強さが溢れ出る岡本夏美さんの二人がメルヒオールとヴェントラを演じることで、初演時モーリッツ役で好演した栗原類君との間にどのような関係が生まれるか楽しみにしています。再演とはいえ、改めて新作を作る思いで若い俳優のみなさんと創作していけたらと思っています。

伊藤健太郎(メルヒオール役)コメント
白井さんとは今回初めてご一緒させて頂くのですが、役者の先輩方から白井作品に参加したいという話をたくさん耳にしてきたので、ご一緒させて頂けてとても光栄です。先日、白井さん演出の舞台『バリーターク』を観劇させていただいて、白井さんの創り上げた世界にグッと引き込まれてゾクゾクしました。今回は再演なので前回とは違った新しい『春のめざめ』を、白井さん、そして他のキャストの皆さんと創り上げたいと思います!ぜひ楽しみに待っていただけると嬉しいです!

公演日程:2019年4月13日(土)~4月29日(月・祝) KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
チケット発売日      2019年2月10日(日)
企画製作・主催     KAAT神奈川芸術劇場  http://www.kaat.jp/

<東広島公演>
公演日程:2019年5月6日(月・振休) 東広島芸術文化ホールくらら 大ホール
チケット発売日      2019年2月10日(日)

<兵庫公演>
公演日程:2019年5月11日(土)、12日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
チケット発売日      2019年2月10日(日)

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